2015

『天ノ空レトロスペクト』レビュー

童話が好きだって人は、俺以外にもいるんだろうか。 童話ってのは当然、子ども向けの話だ。もう子どもじゃないのに、それでも子ども向けの話に憧れてしまう…… 遠い昔の伝説、空の神様、王子とお姫様、森と木漏れ日、それから可愛い胸ぺったんの細っこい体をぎゅっと抱きしめたくなるツインテールの女の子…… だから俺は童話風の話が好きだ。ギャルゲーもそう。もちろんこれはロリコンとは関係ない。本当に関係ない。マジで関係ない。

『円交少女 ~陸上部ゆっきーの場合~』レビュー

高校の頃、聞いた話がある。うちの学校の隣のクラスに、金をもらって他人とセックスする女の子がいるらしい、と。 「ほら、あの子だよ」 当時の隣の席のやつが、隣のクラスの女の子の後ろ姿を指差して、以前俺に語っていたこの「学校の秘密」の主役を教えてくれた。 正直に言うと、その子の顔は後で見たことがある。可愛くはない。唇が厚くて、でも痩せていて、肌は白くて、ポニーテールで、よく笑っていた。 俺が一番感じたのは、こいつがそんなことをするなんて信じられない、ということだった。

『恋×シンアイ彼女』レビュー

『恋×シンアイ彼女』は正直最初はやる気がなかった。理由は二つ。 一、設定が好みじゃない。学園恋愛ものなんて見てるだけで眠くなる。 二、持ち上げられてるシナリオライターの新島夕がそこまで好きじゃない。 初雪桜(はつゆきさくら)は良いゲームだと思うけど、新島夕って奴のシナリオ能力は正直褒められたもんじゃない。如月金星での仕事を見ても、俺の判断は間違ってなかったと証明されたようなもんだ。
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『しずくのおと -fall into poison-』レビュー

ことの始まりは偶然だった。YouTubeで海外の人がこのゲームを実況しているのを見かけたんだ。もちろん内容は英語。 ゲーム自体は見えなかったけど、ちょうどOPの部分で、正直ゲームのOPがなかなか聴き応えがあってヤバい。ついでにOPを見ただけでもホラーゲームだってのは分かる。それ以上に、OPの日本語歌詞でこれは日本のギャルゲーを英訳したものだと知って、興味を持ってこのゲームの紹介を探してみたけど、実況動画以外はほぼ何も見当たらない。 好奇心が刺激されて、遊びたくなった。探し回ったけど見つからなくて、Steamしかなかった。 そこでこのゲームのSteamページで購入した。700MBちょっとで、英語と日本語に対応。音声はないけど、Windows / Linux / Macの3プラットフォーム対応なのが嬉しい。ダウンロードを終えて、ゲームの道のりが始まった。 ただ言いたいのは、このゲームの道のりは本当にスリリングだったってこと……

NFCタグ レビュー

NFCはかなり前から見かけていたし、Sony Xperia Z1を使っていた頃にはもう搭載されていた。ただ、ずっとこの機能を使う機会がなかった。 いや、完全に使ったことがないわけでもない。中国建設銀行のキャッシュカードをかざして、Alipayでカード情報を少し見ただけ。それ以外は何もない…… NFCタグ自体も見たことはあった。たしかSonyも出していた気がする。あの時は「で、何に使うの」と思っていた。 でも結局そういう「で、何に使うの」な物が、京東の送料合わせのために私のところにやってきた。来たからには試そう、というわけで。

『こころリスタ』レビュー

なぜこのゲームをやるのか? 声豚だからだ。CVリストを見て反応しないわけがない。 卯衣がいて、上原あおいがいて、小鳥居夕花がいて、遠野そよぎがいて、都代田衣那……いや、清水愛か。俺にとってこれ以上に豪華な布陣はない。桐谷華がいないのだけが心残りだ。 もちろんゲーム本体なんて誰が気にするかよ……と思ってたが、終わってみて驚いた。

『サクラノ詩 - 桜の森の上を舞う』レビュー

陳腐だと分かってるし、こんな書き方はすべきじゃないとも思うんだけど、ゲームの話をする前にちょっと昔のことを語らせてほしい。人生経験と照らし合わせてこそ、ゲームの中身もより深く感じられるってもんだ。 まずは眼差しから…… 俺がこの人生で忘れられない女性の目、その一つに小学時代のとある女子の目がある。 当時の俺は優等生だった。かなり極端な優等生で、正直なぜ自分が優等生なのかも分からなかった。授業の内容は当然覚えるべきものだと思ってたし、体育の長距離走も当然あれくらいの速さで走るべきだと思ってたし、スピーチも当然ああいうふうにやるべきだと思ってた。 理解できなかったし、分かりようもなかった。こうした俺にとっての「当然」が、他の人間にとってはどれほど難しいことなのか。 俺は他人を敵だと思ったことはないけど、こっちを挑戦対象にしたい奴は必ずいる。 ある期末試験のあと、一人の女子が飛び出してきて、強い眼差しでこう言った。 「覚えておいて。次の試験で、私は絶対に一位を取って、あなたを超えるから」 言い終わると、彼女は振り向いて走り去った。 そして次の期末試験、彼女は本当に一位になった。俺は数学で一問間違えて二位。正直これはあまり気にしていなかった。すぐ次の試験でまた俺が一位になったからだ。そしてあの女子はやっぱりあの、非常に強靭な……どこか怨みがかった目で俺を見ていた。 「なんで彼女は俺を敵みたいに見るんだ?」理解できなかった。しかしこの感覚が分かったのは、それから何年も経ってからのこと。そしてこの感覚への共鳴は、歳月が流れるほどにますます深く、鮮明になっていく……

Linksys WRT1900AC を使ってみた

これまでずっとTP-Linkのルーターを使っていたんだけど、頻繁に再起動しないといけないのがさすがに耐えられなくなって、2011年にLinksysのE4200を買って、RE1000と組み合わせて家の無線をカバーするようにした。 それから4年以上は本当に平和だった。正直、停電のとき以外はこの2台をほとんど構ってやらなかったし、2台ともほぼ固まったことがない。WANポートが緩んで挿し直したくらいだ。 ところが先日、このルーターももうダメだとわかった。まずポートが開かない。設定も保存できない。リセットしても同じ。ファームウェアを書き込もうとすればエラーが出る。そこでようやく、こいつはもう終わりなんだと気づいた。 ダメなら買い替えるしかない。何年も経ってLinksysはもうCiscoのものじゃないけど、俺はLinksysにまだ良い印象を持っている。そこでLinksys WRT1900AC + RE4000wの組み合わせを買って、今のE4200 + RE1000と入れ替えることにした。

Moto 360 2nd をしばらく使った感想

去年Moto 360の初代を買って、その後ベルトも交換してなかなか良かったので、一年間ずっと着けてみた。こいつは間違いなく多少なりとも生活を変えたと思う。で、今そのアップグレード版のMoto 360 2ndが出た。ラグ設計の改良、バッテリーの持ちの向上、カスタマイズの幅が広がって、中国国内版もある。 実は今のMoto 360初代に不満はない。バッテリーも足りてるし、二代目の一日ちょっとの持ちも中途半端だ。どっちにしろ夜は充電するんだから…… でもMoto 360 2ndを買った最大の理由は……見た目。初代Moto 360の黒は嫌いだった。多くの人がプラスチックみたいだと言うので、シルバーを買わなかったことを後悔しながらGoogle Storeを更新し続けて、やっとシルバーが入荷したところで注文、転送サービスで無事に受け取った。
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シャープ WG-S30 電子ノート:ファーストインプレッション

私はある意味では記憶力があまり良くない人間で、最近は英語と日本語を含む外国語を気楽に上達させたいと思っていて、普段出会ったさまざまな単語をよく書き留めておくための携帯用ノートが必要になった。以前は普通の革のノートを使っていて、かなりたくさん書いたのだが、先日なくしてしまった…… 新しくしようと思ったとき、偶然 YouTube でシャープの「電子ノート」というものを見かけた。すでに何世代も出ていて、最新の WG-30 も10月中旬に発売予定だったので気にしていた。発売当日に日アマで注文し、Tenso の転送で手元に届いた。費用はおよそ1000元くらい。