2016

2016年に俺が一番好きだった日本のギャルゲーおすすめ

今年もまたクソみたいに大量の日本のエロゲーをプレイしたわけだが、去年と比べればマシになった。 去年は確か80本くらいプレイしたんだが、今年は計算してみたら……77本だった。 ほら、去年より減ってるだろ?これはリア充への道をまた一歩踏み出したってことじゃないか??

『初恋サンカイメ』レビュー

『初恋サンカイメ』というゲーム自体、宣伝を見た時から不思議だった。初恋サンカイメの中国語の意味は「三度目の初恋」だ。 普通、初恋ってのは「初」を強調するもんで、最初がなければ二度目は初恋とは呼べない。なのになんで三度も初恋があるんだよ、と。 このゲーム自体、元々そんなに興味はなかった。宣伝も見た感じそんな感じだったし、仙台のおばさんが女一号だし、他の人もあんまり知らないし。唯一やりたい理由があるとすれば、上原あおいが声を当ててる妹がいるってことくらいか…… もちろん俺は妹萌えじゃない。念のため言っておく。 ただ、やってみたら予想以上だった。というか、今年に入って「物語を完全に整理しきった」ゲームを見たのは初めてかもしれない。少なくとも良作のレベルにはあるだろ? 個人的に唯一の引っかかりは、なんで男主の恋が「三度目の初恋」と呼ばれるのか、ってことだ。むしろ最初からゲームが合理的な説明をくれることを期待してた。

『Liber_7』レビュー

Lassには思い入れがある。たぶん、俺が散々ディスってるのを見ればわかるだろう。 11eyes は多分、俺が早い時期に初めてガチでぶっ通しでやったゲームだ。正直、体験は最高だった。最後に劫の眼の音楽が流れるあの場面はやっぱり熱いし、主人公のチートもかなりイカしてて、それまでの暗さを一掃して「うおお」ってなる。ついでに草比……じゃなくて草壁先輩と草壁操の1V1もよく書けてて、少なくとも俺が遊んだ中では戦闘描写の上位に入る。 で、その後はご存じの通り、Lassは11eyes以降まっすぐ谷底へ落ちていった。少女神域というイキりすぎの一本を出し、次に迷途的二人というイマイチな一本を出し、今年は小品の抜きゲーばかり作ってる。結婚ものもあれば忍者調教もある……この会社もう終わりだろ、と思ってたら突然liber_7を発表した。 Liber_7は本来11eyesシリーズの続編として出すはずだった。でも少女神域が大爆死してLassは金がなくなり、延ばしに延ばして今ようやくこれをひねり出したわけだ。 Lassの社長(だと思う):結婚したばかりのデブ剣技マナは言った。「Liber_7は11eyesと3daysと同じ世界観を持ち、それらを超える」と。 もちろんこんな大ボラ誰も信じないよな?今のLassの実力なら、まともな話を一つ書ければ十分だ…… そうしてLiber_7は延期に延期を重ね、それは予想通りで、2016年最後のゲーム発売日にようやく出た。 正直、プレイした時点で「これが11eyesを超える」なんて期待はもうしていなかった。体験版でやったし、いくつか恥ずかしい内容もあったからな。 で、製品版をやってみたら……もっと恥ずかしくなった。
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『グリザイアの旋律』レビュー

人生の多くのことは予測できない。そういうのは自分一人の奮闘だけじゃどうにもならなくて、結局は歴史の行程次第なところがある。 物事はどれも突然起きる。たとえばだ、お前が一人のオタクだったとする。そこへ突然、新しいお見合い相手を紹介すると告げられる。

JVC FX1200:ファーストインプレッション

オーディオ沼からは引退した身なので、もうオカルトには興味がない。もっぱら曲を探して聴くほうで、編曲を追ったり歌い手を追ったり、どの歌い手がかわいいか見たり……あ、違う、歌がうまいとかそういうの。 もっとも、もともとはDUNU DN2000Jを引退イヤホンとして使っていた。ただ最近は好みが濃い方向に寄ってきていて、あのイヤホンはね……わかるでしょ、昔はあのバカKOLどもに乗せられて「女毒」だの「透明感」だのを追いかけていたのに、今はエレクトロとHip-Hopが好きなんだから。 エレクトロやHip-Hopじゃなくても、普通のポップスをDUNUで聴くとどうも味が薄い…… 結局のところ、自分はダイナミック型の感じが好きなんだろうな。 最終的に京东のダブルイレブンでJVC FX1200が値引きされていたのを見て、勢いで買った。ダイナミック型のフラッグシップだから、その魅力を体感してみようと。

真空管アンプ をしばらく使った感想

昔から真空管アンプを聴いてみたかった。真空管アンプはすごく高尚だと言われていて、主に「味」がすごいんだそうだ。 それで高校からの親友と一緒に、どうやって真空管アンプを組むか研究することにした。 親友いわく、回路とハンダ付けは問題ないらしい。ネットのそこら中に転がってるし、真空管も既製品を買えばいい。ネットの公開設計図を見ながらハンダ付けすればいい……と。 で、発注した。一緒にハンダ付けするはずだったのに、先月の大学院の答弁がクソすぎて忙しかったせいで、親友に先にやらせてしまった。 完成後、親友が言った。「他人の基板、他人のケース、他人の電源、他人の真空管でハンダ付けしたら、結局売ってる完成品と大して変わらねえ。だったら最初から完成品買えばよくね?」 そうだよな……こんな安いもんなら、なんで完成品を直接買わなかったんだろうな?

『Re:LieF』レビュー

ネット上には「もう一度学生時代に戻れたら」という仮定が山ほど転がっていて、その仮定をめぐる議論もたくさんある。 もちろん俺にもその発想がないわけじゃない。友達と可能性を語り合ったこともある。 高校時代の俺はクズだった。試験はいつもギリギリ合格、学年ビリの淵をふらふらしていて、それに何の問題も感じていなかった。毎日ネットカフェに走るか、親戚の家に行くか、パソコンがある同級生の家に行って掲示板を巡回し、何か遊べるものはないかと探していた。確かPocket PCを貯金して買って、いつも同じ掲示板をずっと見ていて、しまいにはそこの版主にまでなっていた。 若かった俺は勉強がかなりゴミだった。国語は新聞を読んで文章を学び、英語はゲームで覚え、数学は……わからないわけじゃない。ただ先生が導き方を教えず、過程を乱暴に押し付けて「覚えろ、次にこの手の問題が出たらこうやれ」で済ませるだけだった。物理はたぶん全部わかっていたのに、出てくる問題はいつも妙なところで書き間違えた。化学は完全に興味ゼロ、生物の先生には俺の知能を疑われているような目で見られた。 夜、日本語やいろんなことを勉強しながら思うことがある。今のネット環境は最高だ。Googleが使えるかどうかはさておき、問題にぶつかってもYahoo!知恵袋を覗けば、誰かがわかりやすく原理を教えてくれる。俺の高校時代はネットに繋ぐことすら面倒で、当時Googleを自由に使えたとしても何も検索できなかった。中国語のリソースがなさすぎたし、英語なんて当時の俺のレベルじゃおぼつかなかった。 だから今のネットは俺にとって「図書館」みたいなものだ。必要な知識を高速で検索できて、教科書の解説すら要らない。ある程度の判断力があれば、ネットを通じてほとんど何でも学べる。 で、今の俺はいつも思うのだ。勉強する時間が足りない、仕事はクソほど忙しい、本を読んでいてもネットの雑音が多すぎる。学校に送り返してくれるなら絶対すごいのに、少なくとも昔のクズだった自分よりはすごいはずだと。 だからこの「もしも」は他人とも議論した。「お前、今学校に戻ったら絶対すごいぞ」と。向かいに座ったネズミは俺のホラを聞き終えると、グラスのビールを飲み干した。 「バカ言え!」 そう吐き捨てた…… 俺はポカンとしたまま残された。 ………………

『夏彩恋唄』レビュー

恥ずかしながら、自分ではそれなりにタフな人間だと思っているんだが、人生で初めてジェットコースターに乗ったのは4年前のことだ。 勤め先がタダで鄭州の「方特」とかいう遊園地に連れて行ってくれたので、そこで人生初のジェットコースターに乗った。 感想は……うまく言えないが、とにかく前立腺がえらく不快だった。

『学校のセイイキ』レビュー

子供の頃、ディズニーのアニメが好きだった。『ムーラン』とか『ターザン』とか『アラジン』とか、そういうやつ。ああいうアニメは作品そのものの質もさることながら、演出もなかなかよく出来ていて、歌って踊るシーンなんかもあったりする。 で、先生に映画を見て感想文を書けって言われて、俺はそういうのを書いた……感想自体はけっこう本音だった。本音度で言えば、今俺がゲームの感想を書いてるのとそう変わらない。 案の定、先生に怒られた。 先生は俺を「浅はかだ」と散々こき下ろした。小学校の頃の話だから細かいことは覚えてないけど、一つだけ妙に印象に残ってる言葉がある。 「アメリカの映画は商業主義一辺倒で芸術性のかけらもない。何が感想だ」
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『スキとスキとでサンカク恋愛』レビュー

Asa Project 、かつてはヤバかった会社。 この会社はたぶん Hook の系列で、『恋愛0キロメートル』で自分たちの特色を打ち出し、その後『ひとつ飛ばし恋愛』や『プラマイウォーズ』でそのスタイルを続けてきた……そして今年、新作『スキとスキとでサンカク恋愛』を出した。 この新作の話をする前に、まずは Asa Project のいくつかの作品がどう進化してきたかを話そう……