2026
もう何年も前になるけど、酷比魔方は「掌玩 Mini」という8インチタブレットを出していた。とにかく安くて、SIMカードも挿せる。RAMは4GBだしCPUも強くないけど、安い。とにかく安いという条件下では、他の欠点なんて問題にならない。その後この製品は、ユーザーの「XXXにアップグレードしたら買う」という声に応えて、アップグレードにアップグレードを重ねた。買う人はどんどん減っていき、値段はどんどん上がっていった。シリーズはもう死にかけている感じで、酷比魔方の何夢楠の姿も見かけなくなった。売り文句は完全に失われてしまった。
そんな中、私は拼多多でとあるタブレットを見つけた。新品が350元ちょっと送料込みで売られていた。届いてみると「随笙听」というタブレットで、しかも新品未開封だった。しかしブランド名以外の構成や細かい部分を見ると、これは酷比魔方の8インチ掌玩 mini だと教えてくれる。
このタブレットはおそらく2024年11月に買ったもので、みんなお馴染みのOKショップから。当時これを買った理由も単純で、タブレットが欲しかった、目的は動画を見るだけ、できれば素のAndroidでGMSが入るやつ、中国メーカー製は避けたい……という感じだった。
OKショップの当時の価格も断りづらかった。300元台で400元未満、コンディションもまあまあだったので、そのまま購入した。
しばらく前からまた Galgame を遊ぶようになったのだが、前のデバイスに少し不満があって、Windows タブレット陣営に戻ってきた。今回使っているのは Lenovo の N200 の10インチタブレットで、性能もキーボードも大したことないけど、画面はまずまずだし、バッテリー持ちも悪くない。個人的には Surface Go 4 よりちょっとだけマシだと思っている。このタブレットの話はまた今度にするとして、今回はソフトウェアの話。
Windows タブレットで Galgame を遊び直して、前のワークフローがちょっとうまく回らなくなった感じがした。自分の Galgame プレイに関する需要を整理してみた:
Ctrl でさっとスキップできて、ゲームのバックログを楽に呼び出せる 全画面と非全画面を切り替えられる ワンタッチでスクリーンショットが撮れる 現在の消費電力を表示して、残りのバッテリー時間がわかる 需要がはっきりしたので、ソフトウェア外包方式で、AI に無料で作ってもらった。仮に Gal Touch と命名。
以前、オープンソース携帯ゲーム機界隈では、多くの人が「格闘ゲーム向け携帯機」にこだわっていた。大半はKOF 97を遊ぶ古参勢で、彼らは格闘ゲームや横スクロールアクションを快適にプレイできる携帯機を切望していた。
もちろん、中華携帯ゲーム機界の神こと周哥はその願いを叶えた。Anbernic RG-Arcというマシンを出したのだ。見るからにセガサターンを模したデザインで、標準的な6ボタンレイアウト、そしてあの懐かしい円盤型十字キーを備えている。
しかし、このマシンが発売されると、古参勢の一部が不満を漏らした。デザインがサターンオリジナルより遥かに劣る、特に十字キーの手感が全然違う、と。オリジナルのサターンパッドだけがあの味、適度な硬さと滑らかなコマンド入力を持っている……と口々に言うのだ。
昨年5月の話だが、京東でROG Ally Xが在庫あり、価格もまとも、さらには「国補」(政府補助)まで使えることに気づいた。もともと6000元台のマシンが、最終的に1000元ちょい引かれて5000元以内で買えた。京東が言うには「国補」なのだが、実際には資格を紐付ける必要もなく、届け先が上海ならOKというだけ。「沪爺」(上海様)の勝利である。
当然、上海にいる同郷の大物にお願いして受け取ってもらい、無事に入手した。多くの人が知りたいのは、SteamDeck推しの俺がなぜASUSのこれを買ったのか、SteamDeckとどっちを選ぶべきか、という点だろう。簡単に言うと以下の通り。
1、Win携帯機なのでWin独占ゲーム(Galgame)が動く
2、俺の知る限り、消費電力対性能の最適化を継続している唯一のWin携帯機
3、俺の知る限り、独自の消費電力制御ソフトが最も優れているWin携帯機
4、当時(2025年)最大のバッテリー容量を持つWin携帯機
性能がほぼ同じROG Ally+大容量バッテリー改造と比べて、ROG Ally Xの最大の違いは24GBのネイティブメモリだと言う人もいるかもしれない。大容量メモリの利点はVRAMを大量にゲームへ割り当てられることで、特に最適化の悪いゲームは大量のVRAMを必要とする。俺の観察では、SteamDeckで最適化の悪いゲームがカクつく根本原因はメモリ不足であることが多く、ROG Ally Xはこれを明らかに改善できる。
実はこれまで、水月雨というブランドにそこまで悪い印象はなかった。300円台のイヤホンを買ったことがあるが、悪くない出来だったし、作りも音も問題なかった。あの「二次元マーケティング」も所詮は製品を広めるための路線のひとつで、実際かなりの効果を上げている。オーディオ市場がどんどん競争過熱していく中で生き残るには差別化が必要で、もはや「トレンド路線」に踏み出すしかないという面もある。
だからスニーカーやアパレルのブランドがデザインとブランドの識別性でプレミアム価格を付けているのと同じように、水月雨がACG文化に寄りかかってプレミアムを取るのも別にアリだと思う。しかも水月雨の低価格帯製品はそこまでプレミアム価格じゃない。基礎的な品質を確保した上で「おしゃれ」な要素を付けてくれている。少なくとも低価格帯の中では一番見た目がいい。イヤホンは外に着けて歩くものだから、音質以外に飾りとしての道も悪くない。業界の「古参オーディオ好き」が水月雨の高価格製品をあれこれ批判するのは知っているが、「オカルト」の領域では高価格製品そのものが知能税的なものだ。そこまで踏み込むなら、水月雨を買ったほうが少なくとも外に着けたときhifimanより格好いい。
最近、水月雨はなかなか良いと思う製品を2つ出した。ひとつはNice Buds、もうひとつはOld Fashioned。どちらも低価格を売りにしたレトロ風味の製品で、一方はインナーイヤー、もう一方はオーバーヘッドだ。
以前使っていたデスクトップの構成はE3 1230V2 + 16G DDR3 + GTX 1070。いつ組んだかも忘れたけど、ノートPCをメインにしてからはほとんどアップグレードしていなかった。それでも性能は十分だと思っていて、少なくともOri 2、Doom Eternal、さらには原神まで快適に遊べていた。特に原神は2.0でも4Kで高設定にできたので、アップグレードする気も起きなかった。
去年の上半期、知人から不要になったパーツをいくつかもらって、寄せ集めでi7 12700 + 16G DDR5 + 512G Nvmeの構成を組んだ。そして京东で安いマザーボードを買って、本体の中身をそのまま入れ替え、Fedora 43をメインシステムとしてインストールした。
このマシンを手にしたのは偶然の産物だ。以前Intelで大規模モデルを動かす研究をしていて、XeのLinuxグラフィックドライバも使っていたんだが、Intelにバグを報告するたびにクソみたいな白眼を食らっていた。「XeドライバはLNLとBMG用だ、お前のARL内蔵GPUなんて知らん」と。
実際のところ、多くのXeドライバのバグはLNLやBMGとは関係なく、単なるバグだ。しかもArc 140TやA770のような世代のGPUもXeドライバの恩恵を受けていて、性能は大きく向上し、TGL時代のものより使う意味がある。なのにクソIntelに一刀両断されるのは納得がいかない。だからこう愚痴った:
「IntelをディスるためにLunar LakeのノートPCを買うべきか?」
そうしたらこのLunar Lakeデバイスをテスト用に借りることになった。ここで特に猫大佬に感謝。彼のブログを貼っておく。有益な情報が満載なのでぜひ。
実はもうX86携帯機を2台持っているのだが、それでも新しいX86携帯機を買ったのには理由がある。最初はPS2を遊ぶための携帯機が欲しかっただけだった。元々使っていたのはRetroid Pocket 4、Android携帯機でSoCはMediaTek Dimensity 1100。PS2を動かすにはギリギリ足りる程度で、一部のゲームではフレーム落ちも出る。もっと嫌だったのがAndroid版のPS2エミュレータで、とっくに更新が止まっていて、完全に終わる雰囲気すらあった。だから代替を探すことにした。
その後、高級Androidレトロ携帯機——Aya NeoだのAyn OdinだのRetroid Pocket 5/6だの——を目にした。本体の予算はもう2500元前後に達している。正直、Android携帯機は内心かなり嫌いだ。一つはシステム自体がゲーム機としては肥大しすぎていること。もう一つはAndroidはエミュレータゲームに操作遅延があることで、多くの人は気づかないかもしれないが、比べればはっきりわかる。
ならば、少し小さめで、Linuxが動いて、PS2エミュレータを遊べる携帯機はないのか?
そんなときメルカリ(閑魚)で新品のAYN Loki Maxがまとめて出品されているのを見つけた。悩んだ末、これに決めた。
私は筋金入りのThinkPadユーザーで、これまではずっとX1 Carbonシリーズを使ってきた。Carbonは「フラッグシップ」の名に恥じないと今でも思っている。ただ、使う時間が長くなるにつれ、また自分の仕事の性質が変わってきたこともあって、「性能」への要求はどんどん高くなっていった。
実際のところX1 Carbonは本質的に薄型軽量ノートで、性能の解放はかなり限られている。しかも意味不明なことにバッテリー容量もたいしたことがなく、万年変わらない57Wh(2026年モデルで58Whに増えたらしい)。そのせいで、軽くて薄いこと以外は、バッテリー持ちも性能も平凡で、自分のニーズにはどんどん合わなくなってきていた。
なので1年近く様子を見て、ようやくあの意味不明なMTLアーキテクチャを見送り、TSMCの力を持ったARL-Hを迎えることにした。購入したのは「中国専供の小さな塊」ことThinkPad T14P Gen3の内蔵GPU版。U285H+6400の高速DDR5 64GBメモリ版だ。価格を計算してみたら、メモリを自分で買うより最初から増量したほうが高くつくので、いっそ一気にそこまで行った。
手元に来てからもうすぐ1年使っている。そろそろ何か言わないとPanther Lakeの話が出てきそうなので、ここで簡単に感想を書いておく。
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