『夢と色でできている』レビュー

君の冒険的な夢

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一

すごく小さい頃、僕には友達がいた。いろんな友達が。年が若いから、未来の話をするのは避けられなくて、僕らは将来について、どんな夢を持っているかを語り合った。

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いろんな漠然とした職業を口にする以外に、夢について、僕らには特に「ポジティブな内容」なんて全然なかったことに気づく。

どう言えばいいか、僕らの多くが語る夢は「使いきれない金、食べきれない菓子」みたいな単純かつLowな発想で、同時に「世界を支配する、宇宙を支配する」的な王のオーラを持っていた。

当時ある仲間が僕にこう言った。「俺の夢はな、地球を破壊することだ」と。理由を聞くと、「地球が爆発したらどうなるか見てみたいだけだ」と答えた。

人の夢はそれぞれ違うけれど、一つ確かなのは、誰一人として「世界平和を守りたい」なんて夢を持っていなかったことだ。みんな覇権を握りたくて、つまり世界平和を壊す側になりたかった。

大きくなって「人之初、性本善」を目にしたとき、僕はこれは自分への嘘だといつも思う。


二

年を重ねるにつれ、体にかかる鎖が増えたのを明らかに感じる。肉体だけでなく、もっと多いのは思考と心への鎖だ。

「やりたいことはある。でも心の中で声がして、これはだめだ、これは間違いだと言う!」

多分、多くの人の「道徳」の出どころはこれなんだろう。

多くの人の「善良さ」は、他人の悲惨な場面を見たときの同情心が引き起こすものだ。僕らはよく空想する、他人から奪う連中を見たとき、非難のほかに、心のどこかでちょっとした憧れと羨望があったりする。

いわゆる「七つの大罪」も似たようなことを言っている。

時々、複雑な「大人の世界」を見て、子供の頃の「純潔で美しい時間」を懐かしんでしまう。でも懐かしむのはいいとして、もう戻れない。


三

2011年に『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』というアニメがあった。多くの「大人になった子供」の、子供時代への記憶や想像を呼び起こした。

子供の頃の感情はみんな純粋だったのに、どうして大人になったら何もかも変わってしまうのか。

この過去への懐かしさが、そのアニメの成功を引き起こした。ノスタルジー+涙、失われた過去への最高の弔いとして、一世代のものになった。

そしてこの「子供時代を懐かしむ」志向は、多くの創作者が参考にする目標になった。みんな似たような内容で「ちょっと流行りに乗って」涙と売上を得ようとする。漫画、ライトノベル……そしてエロゲーも。


四

2014年、fengは自社の第八作として『夢と色でできている』というタイトルを発表した。あの退屈な『ちいさな彼女の小夜曲』に続く最新作で、設定を見ただけで何かのテンプレだとわかる。主人公と女の子たちが子供の頃に世界平和を守ることを誓って「地球防衛軍」を結成、年齢とともにその組織も解散し、何年も経った後、仲間たちが再び集まって、子供の頃のあの「地球防衛軍」を再始動させ、ついでに過去の面影を探す……

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実は『あの花』が流行った後、類似のストーリーはエロゲーにすでにたくさんあった。今に至るまでこの手の筋は後を絶たない。去年も『夏色ラムネ』という似たのがあった気がする。ただFengが2014年にこういうゲームを出したのは、まあ波に乗れた方だろう。しかも原画家は当時絶好調だったKaroryだ。筋がベタでも、萌え豚が金を払うのは間違いない。

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ところが2014年が終わると、Fengは『彼女のセイイキ』というゲームを出した。小さな抜きゲーで、ちなみにシリーズ化している。それが三年続いて、Fengを追っているプレイヤー以外は、Feng自身もあの『夢と色でできている』を忘れてしまったようだった。


五

それから5年近く経って、Fengは突然『夢と色でできている』ができた、完成した、プレスに回す、発売する、と宣言し、体験版まで出した。すべて順調で、2019年2月頃、このゲームはついに発売された。あまりの速さに、当時大阪にいた僕はかなり困惑した。なぜあんなに発売延期を繰り返したゲームが、突然便秘が通じたように出てくるのか。その頃積みゲーが多すぎて、このゲームはあまり気にしていなかった。つい先日、やっと時間ができて始めた。

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始める前から心の準備はしていた。ゲーム自体の「時代遅れな設定」、そしてあの気恥ずかしい「地球防衛軍」も。しかし実際に触ってみると、問題はそれだけではないと分かった……

制作のあらゆる面が節約されている感じだ。BGMは各キャラに専用曲が一つあるだけで、他の曲はおそらく少ない。OPもEDもおざなりで、大した演出もなく、ただ無理やり挿入されている。原画家のKaroryは有名なのに、演出面でその巨大なアドバンテージを全く活かしていない。最大の欠点は立ち絵が完全に静止画なことだ。

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静止画とはどういうことか。ゲーム全体を通して、立ち絵の位置と動作が永遠に固定されている。他のギャルゲーのようにキャラの立ち絵が「移動」「揺れ」する演出はおろか、喋るたびに姿勢を変えることすらない。全員同じままで、変わるのは表情だけ。しかもその表情も瞳と口だけ、他は全く変化しない……

そして一番すごいのが、ゲームは4:3比率の画面をサポートしているが、その対応が酷い。例えば下の画像。

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手抜きのBGMとOP/ED、完全に静止した立ち絵演出が、プレイ中に極大の「チープ感」を感じさせる。5年近くも発売延期したゲームで、その理由を「研磨」だと言われても全く通用しない。僕は延期の五年間は単にFengに金がなかったからだと信じている。

ゲームシステムも画面もこんなに簡素なら、唯一勝負できるのはシナリオだけ……

五年経ってもFengがこの企画を捨てなかったということは、シナリオには大きな見どころがあるはずだ。


六

もちろんすぐにゲームに顔をぶん殴られた。

『夢と色でできている』というゲームについて、シナリオの最初の印象は「俗」+「Low」だった。

日本はもう令和に入ろうとしているのに、平成元年スタイルの会話ゲームがあるとは想像もできない。共通線はとても長く、共通線の退屈さを緩和するためだろう、たくさんギャグが入っているが、本当に……ひどい。ACG文化に少しでも触れたオタクなら笑えないと思う。会話を見ていると気まずさしか残らない。

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しかも物語の展開も気まずさ満載。ヒロインの飛鳥井姫色は幼い頃から日本の「スーパーヒーロー」番組の影響を受け、自分は「正義の味方」になるんだ、世界平和を守りたいと思い込んでいる。その時の僕の感想はこんな感じ:

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そしてゲーム序盤から共通線の前半まで、頭がおかしいとしか思えない飛鳥井姫色が繰り返し世界平和を守ると強調する。最初はバカだなと思っていたが、後からせめてタイムテーブルくらいあるだろ、世界平和を守るならどうやるべきか教えてくれよ、例えばこういう風に:

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しかし「ヒーロー」のあだ名を持つこのヒロインは何も知らない。ただ口先で「アタシは世界平和を守る、気に入らない奴がいたらぶっ飛ばす、アタシは世界平和を守る!」と唱えているだけ。

おい、李逍遥より出世がなくてどうする。あいつは大侠になりたいだけだった、夢はお前よりずっと現実的だぞ!

しかも特筆すべきは、このヒロイン飛鳥井姫色の設定。子供の頃に主人公とあの「地球防衛軍」を結成した後、家庭の事情で海外へ行ってしまい、戻ってきたら「地球防衛軍」が解散しているのを知り、主人公を引っ張って再結成しようとする。帰国子女だから日本語の勉強もあまりできておらず、飛鳥井姫色もなんかぼーっとしている。日本文化と合わないせいかもしれない……

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でも帰国子女で英語が39点ってどういうことだ?海外で何をしてたんだ?毎日ウォータールーに行って火鍋でも食ってたのか?

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こうして飛鳥井姫色に無理やり引っ張られ、ついに昔の「地球防衛軍」の仲間を集め、子供の頃の秘密基地も見つけ、組織を再始動させる。学校には活動部「防衛部」を作り、あの「世界平和を守る」使命を続ける。

しかし活動部の方針はほぼ空手形で、結局「人生相談」と「大掃除請負」のようなことしかできない。飛鳥井姫色も、これも世界平和のためだと自分を慰める。

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僕がずっと期待していた「科学幻想」的なオタクが世界を救う展開は全く出てこなかった……

騙された気分だ。


七

それでもゲームのシナリオは続く。

活動部の活動の中で、ちょっとした騒動がいくつか起きる。学園の怪異現象、七夕紫織と彼女が飼っている瀕死の猫など。むしろゲームの世界観が少し明かされる:

  • かつての「地球防衛軍」には少なくとも7人いた(後でさらに多いと言及されるが、攻略対象は5人、主人公を入れて6人、さらにモブの女子生徒や親友も入るかもしれない)
  • 各「地球防衛軍」メンバーには自分の色を表す鈴があり、この鈴には大きな役割があるらしい
  • 「地球防衛軍」メンバーの一人、刻乃雲という白髪の少女は巫女でもあり、神力を使えるらしい
  • 「地球防衛軍」は発足当初は多人数だったが、後期にはほとんどが転校や離脱で、最後に残ったのは主人公、妹の乙原恋、巫女の刻乃雲、そして黒羽かもめ。その後何かが起きて「地球防衛軍」は解散したらしい
  • 妹の乙原恋は自分が「地球防衛軍」に参加して鈴をもらったことをあまり覚えていない

もちろん、明かされたこれらの内容はゲームのメインに関係あるかもしれないが、女一号の言う「地球防衛軍」や「世界平和を守る」とは全く関係ない!具体的には共通線の終わりで、飛鳥井姫色はみんなが大人になったこと、自分が作ったあの「地球防衛軍」はもう戻らないことに気づき、執着を手放し、「地球防衛軍」が消滅した事実を受け入れる。せめて「活動部」でみんなと遊んでいられればいい、世界平和は無理でも、せめて学園平和を守ろう、的な。

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そして共通線が終わると個別ルートに入る。このゲームにはルートロックもあり、飛鳥井姫色、黒羽かもめ、七夕紫織、刻乃雲のルートをクリアしないと最終ルート、妹の乙原恋ルートが解放されない。しかも白髪巫女の刻乃雲ルートは一周目攻略不可で、まず誰か一人を攻略しないと巫女ルートに入れない。

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このルートロックには違和感を感じた。このゲームはどの面から見ても正統派ヒロインはあの赤毛の飛鳥井姫色で、ゲーム紹介でも宣伝でも「世界平和を守る」と言い、彼女の中二理念を押し出している。なのに最後のルートが妹?しかも白髪巫女にはさらに小さなルートロックが必要?

しかもこの「妹キャラ」は共通線ではとても地味で、普通のゲームの「数合わせの妹攻略対象」と変わらず、特徴が見えない。

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おかしい……

たぶんこの好奇心のおかげで、僕はこのゲームのつまらない個別ルートを耐えきれたんだろう。

ゲームの通常個別ルートは完全に「普通の恋愛ゲーム」のテンプレだ。飛鳥井姫色は自分がまだ未熟で、どうやって本当の「ヒーロー」になるか、黒羽かもめは主人公が好きなのにツンデレで言えない、七夕紫織は愛猫を送り出して自立して成長する……刻乃雲のルートはとても奇妙だ。巫女のような超能力があることを説明する以外に、ルートの最後でかつての「地球防衛軍」の山の秘密基地が取り壊され、別の「女の子」がそのことで傷ついたと明かされる。

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一人のキャラをクリアするごとに、一色の鈴が集まる。鈴が最後の一つになると、最終キャラの登場を意味する。

さっき言った「別の女の子」とは誰か。それが最終True Endの妹、乙原恋だ。


八

乙原恋のルートは他の全員のルートをクリアしないと開かない。しかも最初からやり直し、隠された選択肢をすべて選ばなければならない。ゲームは親切にも「他のキャラを攻略した後、好感度が同じなら乙原恋のルートが優先される」設定があるが、それでも最初からやらなきゃいけない。なぜならこのゲームの共通線は本当に長いから……

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しかもこのゲームには「前の選択肢に戻る」はあっても「次の選択肢に飛ぶ」がない。ゆっくりSkipするしかなく、Skipも激遅。選択肢も多く、放置してトイレに行くこともできない……ずっと見ていなきゃいけなくて、苦痛すぎる。

乙原恋のルートの入り方は他のキャラと同じで、共通線が終わると妹のイベントが発生する。最初は大したことなく、普通の妹ゲーと変わらない。ただ後で妹が妙に赤い月を思い出し、他の「地球防衛軍」メンバーにはそれぞれ色の鈴があるのに、自分は鈴の概念がないことに気づく……

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そこでこの「赤い月」がゲーム最大の謎になるのだが、ゲームはじらすだけで教えてくれない。代わりに普通の「告白」「交際」「エッチ」と進み、最後になってようやく謎が解ける。

何年も前、「地球防衛軍」の秘密基地で起きた事件が、子供の頃の「地球防衛軍」解散の原因でもあった。

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最初の「地球防衛軍」には多くのメンバーがいたが、みんなが成長して去っていき、残ったのは主人公、妹の乙原恋、巫女の刻乃雲、黒羽かもめの四人。ある雨と雷の夜、一同は山の秘密基地にいた。主人公はこの古い小屋が頑丈でなく、きっと吹き飛ばされると思い、妹にすぐ出るよう促すが、妹は嫌がって口論になる。妹は兄が自分を嫌いになったと思い、一人で小屋を飛び出し、迷って崖の縁まで行き、落ちてしまう。

たまたま追いかけてきた主人公が掴む(なぜ主人公が瞬間移動したのかツッコまないでほしい、僕も知らない、竹よりすごいのかもしれない)。しかし力が足りず、二人は一緒に崖から落ち、滝と小川に落ちる。幸い二人とも死なず軽傷で済んだが、妹はショックで記憶を失い、この一連の出来事を忘れてしまう。

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そしてこの事件が大ごとになり、山の小屋が危険だと分かり、「地球防衛軍」の秘密基地は廃棄され、いわゆる「地球防衛軍」も解散した。(どうせ数人しかいなかったし)

ここまで読めば全体の時系列がわかるだろう。整理しよう:

  • 飛鳥井姫色が仲間を集め、「地球防衛軍」を結成、山に秘密基地を作る
  • 後に飛鳥井姫色は家庭の事情で転校、他の仲間も様々な理由で去り、残ったのは主人公、妹の乙原恋、巫女の刻乃雲、黒羽かもめの四人。しかし秘密基地は廃棄されず、いわゆる「地球防衛軍」も存続
  • 妹の乙原恋の崖落下事件が発生、秘密基地が露見し強制廃棄、「地球防衛軍」も解散
  • 成長後、飛鳥井姫色が再び転校してきて、「地球防衛軍」がなくなったと聞いて不満、再始動を目指す。これが序盤のあのエピソード
  • 最終的に飛鳥井姫色はみんなが大人になり戻れないと悟り、成り行きに任せ、執着を捨てる

ここまで来れば大体の時系列はわかる。ただ一つ疑問が残る。妹と主人公が崖から落ちて、なぜ軽傷で済んだ?科学じゃない!(もちろんこのゲームは科学じゃないことだらけだが)

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実は超能力を持つ巫女の刻乃雲が鈴と人と人との時間の関係、信念を使って天に祈り、効果があった。主人公は本来妹を守って死ぬはずだったが、実際には命と時間を少し得た。(この能力は共通線で猫を救ったときにすでに使われている)

しかし奇跡には代償が必要だ。主人公が生き残った代償は将来死ぬこと。そこで妹は代償を払う時が来たと気づき、すべてが不明瞭な中、自ら崖に飛び込む……そして自分が死ねば兄が生き残ると思い込む。

おい!主人公が必ず代償で死ぬなんて誰も言ってないぞ!ただの仮定だろ?それとも僕が眠くてどこか読み飛ばしたか?

まあいいや、とにかく最後は主人公が再び崖に飛び込む妹の手を掴み、そこに「地球防衛軍」の全メンバーが来て一緒に妹を引き上げ、めでたしめでたし……

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ゲームも終わった!

え、これで終わり?


九

確認したら、このゲームは本当にこれで終わりだった……

このゲームはとても複雑な気持ちにさせる。まずメインストーリー自体は悪くない。兄妹の感情と仲間の絆、そして兄妹の感情が最終的なメインであるべきで、何しろTrue Endだ。ゲーム内のすべてのアイテムもつながり、物語に一応の決着をつけている。

しかしこのシナリオはゲームのテンポ配分が本当に下手くそだ。

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ゲーム序盤の主要内容を覚えているか?そう、あの赤毛と彼女のバカな地球平和を守る「地球防衛軍」だ!みんなが彼女に注目し、彼女はゲーム内で知的障害者のように振る舞い、全く見続ける気にならない。考えてみてほしい、誰が障害者を興味深く見るのか、障害者だけだろ?ゲーム最大の伏線である妹は、序盤では存在感ゼロで、ただの「適当に設定された適当な福利担当の妹キャラ」に見える。誰が彼女に物語があると思う?しかも巫女ルートの最後になってようやく妹に関する少しの内容が語られるが、前半と妹の内容があまりにも乖離していて、巫女の最後の暗示から妹を連想するのは難しい。これは失敗の典型だ!

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このゲームは実は救いがないわけではない。まずあのバカな「防衛部」組織を変え、妹の過去回想と関係ない内容を削除し、巫女の能力を強調し、妹の情緒不安定な内容を増やして妹の心理的トラウマのかわいそうさを増す。そうすればこのルートロックとTrue Endに衝撃力が出る。

今の構造は全くもって意味不明だ……誰がゲーム紹介を見てこれが妹ゲーだとわかる?誰が共通線であのバカ赤毛の演技を見て妹を「いとおしい」と思う?他のをパクれないなら、ヨスガノソラでもパクればいい。特にTrue Endの後半、シナリオライターが終わりが近いと見てプログレスバーがなくなったから、さっさと妹を崖から飛び降り自殺させたのか?この「運命降临」的な感覚は共同で立ち向かうべきもので、自分から死ぬもんじゃない。しかもゲーム内で「妹が死ねば兄が生きる」なんて誰も言ってないだろ?

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ここでこのゲームの節約演出効果と合わせると、一部の独立CG以外は、見ているだけでいかに手抜きかわかる。5年延期したゲームがこの品質だなんて想像もできない……Fengだって大手だろ……せっかくゲームは神戸でロケまでしたのに、もうちょっと真面目にやれないのか?

待てよ……Fengって大手じゃないか?


十

僕がFengのゲームで最初に遊んだのは、実は『星空の橋』だった。あのゲームはまあまあだと思った。むしろ今の『夢と色でできている』よりずっと良い。しかし今振り返ると、両者に……大した違いはないことに気づく。

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『星空の橋』のヒロインもバカだった記憶がある……しかもバカ度はこのゲームの赤毛以上。ゲームのテンポも滅茶苦茶で、アニメ方式を使ったのに全く計画性がなく、何話と言えば何話。BGMも単調で、演出効果も清水愛の声に立体音響を使った以外、本当に目立つところがない……白髪のルートでは別れ騒動もあったし、緑毛はまあ良かったけど及第点……

ああ、思い出すとツッコミばかり。なぜ当時あのゲームを「まあいい」と思えたのか?

なぜ?

丸一日考えて、ようやく答えが出た:

昔はゲームをあまりやっていなかったから、適当に触っただけでも良く思えた。

過去のものを見るときはいつも美化フィルターがかかっている、と言う人がいる。今になって思えば、これもその一例なんだろう。


十一

このゲームをやってから、ふと考えた。このゲームの内容は、まあまあリアルだ。子どもの頃、僕たちはいつも色んな人と遊んで、ちょっと「かなり幼稚な」ことを考えて、ちょっと「かなり幼稚な」組織を作ったりした。そしてそういう組織はだいたい年を重ねるにつれて消えていく。何年経っても、当時の純粋な考えでもう一度集まることなんてほとんどないし、顔を合わせても他人みたいなものだ。

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時々こういう「童年回帰」系のゲームに感動させられるのは、ほとんどが美化フィルター越しに過去を見ているからにすぎない。

子ども時代の良い思い出を振り返るのは、今の退屈な社会生活への不満の表れでもある。今の大人になった僕たちから見れば、過去の「幼稚な夢」には想像力と勇気が溢れていた。そして今の僕たちには、もうあんな自由奔放な力はない。

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あの冒険的な夢は、最後には全部水の泡になった。

『夢と色でできている』は遊べるのか?もちろん遊べる。ただし一つアドバイスをしておきたい。これは批評空間のある兄貴のコメントからの引用だ:

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良いゲームを。そして、かつて自分の夢の中で冒険した感覚を見つけられることを祈っている。

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