『盛开的钢琴之森下』レビュー

盛开的钢琴之森下:命の最後の7日間

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たぶん俺が老いたんだろうな、長いAVGをやる気力がもうなくて、最近は短編ばかり探してる。で、『盛开的钢琴之森下』が短いと聞いて、手を出してみた。

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それなのに……結局午後まるまる使ってしまった……

まあ、簡単な感想を。ネタバレ嫌な人はここで帰ってくれ……

筋だけ言えば、主人公の妹が不治の病で、7日後に死ぬ。謎の店長に導かれて、主人公は妹を連れて人里離れた療養所へ行き、最後の数日を過ごす……という話。

もちろん、そんな単純な話じゃない。初回プレイは強制的にBEで、一周目は妹が必ず一度死ぬ。その後でメイドの木花ENDと妹・桜乃のTrue ENDが選べるようになる。まあ、ある意味どのエンドも妹のTrue ENDなんだけどな……

一周目のシナリオはとにかく……真面目……というか、超展開を期待する俺みたいな人間には……すごく平坦だった。日が一日ずつ過ぎていって、兄妹がちょっとずつ日常を積み重ねていく。正直、ギャルゲーで日常パートを水増しするのは大嫌いだ。考えてみろよ、『笑傲江湖』で令狐冲と岳霊珊がまず80%日常やって、残り20%でようやく本編が始まったら発狂するだろ……。その後の展開はあらすじ通り、妹の病状が時間とともに悪化していく。でも妹はある二重奏の曲を書き上げることをずっと覚えている……お兄ちゃんとの約束だから……云々……まあよくある流れだ。最後は曲が完成した瞬間に妹が兄の腕の中で死んで、兄は妹の死体(そう、死体)と結婚する……

最初に言った通り、本気のシナリオは二周目から……メイドの木花が未来の妹だという真相(CVでバレてるけど)も、店長の正体も、最後の妹のTrue ENDもそこで明かされる。

構造が複雑すぎるから、一枚の図で表したほうがいいだろう……

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妹の桜乃は主人公の義妹で、正確には本名を「小野宮桜乃」という。元々は不思議な力を持っていたらしいが、ある日主人公に出会って嫌われ、その瞬間に悪魔の使者メフィスト(またファウストかよ……shit)と出会い、最初の契約を結ぶ。自分の力と寿命を犠牲にして、主人公に好かれることを手に入れる。もちろん桜乃が犠牲にしたのは名前もで、それ以降は神森桜乃と名乗り、主人公の家族、つまり妹になった。

しかし寿命を代償にしたせいで、神森桜乃はいつか必ず死ぬ。そこで桜乃は再びメフィストと契約し、今度は自由と魂を犠牲にして、主人公と出会う機会を得る。こうして神森桜乃はメイドの木花となり、時間と空間が永遠に止まった療養所で、主人公と妹(つまりかつての自分)が最後の7日間を過ごしに来るのを、何度も何度も待ち続ける。

ゲーム中では、桜乃が死ぬたびにその魂が現在の木花の代わりになり、木花の以前の思考を引き継ぐので、木花はどんどん強くなっていく……と説明される。まあ、その後この設定は触れられなくなるけど。

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で、ゲーム冒頭の序章で桜乃は一度死ぬ。これはおそらく以前のどこかの周回で、その後一周目でも桜乃は病死する。そして二周目で物語は転換点を迎える。まず木花√では、主人公が木花の出自と秘密に気づき、一緒にいるためにメフィストと契約。自分の寿命と引き換えに木花との出会いを手に入れる。結果、木花が現在の妹に取って代わり、主人公と木花は療養所で暮らし続ける。もちろん時間は十年ちょっとだけどな……

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もう一つは桜乃√。主人公は桜乃のために、自分の魂と命を犠牲にして、桜乃の不治の病を自分に移す。同時に桜乃への感情も代償に……。それを知った桜乃は契約を撤回しようとするが、妹の愛の力に打たれた主人公が自分の毅力で契約を破る(ベタだろ?ベタだろ?俺もベタだと思う)。もちろん最後はメフィストが主人公を犠牲にして妹を救うことを選ぶが、土壇場で妹が主人公に取って代わる(マジでぐちゃぐちゃだな)。とにかく主人公は生き残り、妹が主人公のために犠牲になる。

しかし主人公はそれでも妹への想いが消えない。代償として妹の魂を犠牲にして主人公を救ったが、主人公と妹の魂はすでに完全に融合しているので、二人には半分ずつの魂と命が残っている。だから最後には妹が復活して再び主人公と会うことができる。残り30年しか生きられないが、「孫を見るには十分だろう」とメフィストが言う。

とにかく、このゲームで一番疲れるのはメフィストだろう。お前さん、こいつらの面倒な願いのために毎日契約だの何だのと本当にご苦労さん。要するに、お前の命をくれ、俺の命を返す、またお前の命をくれ、俺の命を返す、みたいな取引関係だ……

面白いのは、最後にメフィストが「円環」の破壊と賭けの敗北について語る場面。俺がまず思い浮かべたのは「円環の理」と「ファウスト」だった。まあ普通の連想だけど、「円環の理」で検索しても大したものは出てこなくて、ほとんどがまどかネタだった……ファウストの賭けの方はいくつか見つかった。

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簡単に言えば、神と悪魔の使者ファウストの賭けだ。悪魔は人間を悪魔の深淵へ誘えると言い、神は人間を善へ導くと言う。ゲーム内容と照らし合わせると……おそらく主人公の妹への想いと感情が、悪魔の呪いを打ち破る善の証になったんだろう。だからメフィストは最後に賭けに負けたと言う。そして賭けの相手は、最初に登場した旧店長だろう。

とにかくこのゲームのシナリオはまあまあで、複雑さもなかなか。俺みたいな変わり者には向いてる。音楽は悪くないし、OPは文句なしの満点。『此の花咲ク頃』、みんなも聴いてみてくれ。作画はちょっと酷い……キャラがあまり良く見えない……あと声も……神原由衣、俺の中でのイメージがもう崩れた……彼女が歌うギャルゲーの萌えOPをいくつか聴いてからというもの……

最後に言っておくが、このゲームは18禁でHシーンがある。ただ俺は全部スキップした。Hシーンの挿入タイミングが最悪としか言えない…… 例えば一周目、俺は主人公が自分の息子で妹を刺し殺したのかと思った……うん……

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