Edifier H690 の正直な感想

安くて使えるポータブルヘッドホンが欲しいなら……

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毎日あちこち持ち歩くカバンのことをEDCと呼ぶらしく、Every Day Carryだか何だかの略らしい。つまり毎日持ち歩いてるってことだ。そういう意味では俺にもEDCバッグがあって、中には仕事用のThinkPadやら何やらを詰め込んでいる。それに加えてノートPCに繋いで使う用のポータブルヘッドホンも一緒に持ち歩いている。

最初に選んだのはAKG K420だったが、後に家族に取られて使われた。その後JVC SR500に買い替えた。ぶっちゃけJVCのはK420に劣る。ポータブル性ひとつとってもダメで、折りたたむと妙にぐらつくし、音にもこれといった良さがない。高音も抜けが足りない。

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そしてJVC SR500が1年半働いた末、ついに壊れた!(なんで「ついに」なんだろうな)

後継者探しの任務が降ってきた。条件は:1、ポータブル。2、音質はそこそこ。3、装着感が快適。4、予算200元以内。5、密閉型。

で、Edifier H690を買った。

Edifier H690の見た目は……どこかで見たような気がする。どこのパクリかは知らん。ただ200元クラスで評判がいいのはだいたいJVC S500で、こいつの装着感がもう最悪なんだよ。頭を挟むわ、メガネ勢には全然優しくないわ。音質が良くたってこの価格帯じゃたかが知れてる。ノートPCとよく使うオーバーヘッドなら、そのちょっとの音質より快適さのほうが大事だ……毎日拷問器具みたいなヘッドホンで音楽なんて聴きたくない。

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Edifier H690の装着感は最近の中では一番良い。Creative Live!、Grado SR225、Q701、Koss PP、あとK420も、どれもH690には快適さで敵わない。何やらプロテイン製のイヤーパッドらしく、中にスポンジが入っていて、軽くて安定していて耳もそれほど蒸れない。おまけにメガネのツル用のスペースまで確保されている。午後ずっとつけてても全然不快じゃなかった。今日はちょっと気温も高めだったけど耳が熱くなる感じもなく、通気性も驚くほどいい。快適さに関してはEdifier H690は完全に予想を超えてきた。

で、音質はどうなのか。Edifier H690の音はやや上寄りで、低音重視のK420に比べると中高音が明るい。音場はS500ほど広くないが、こちとら毎日交響曲を聴いてるわけじゃねえんだよ、頭を挟まれる痛みに耐えてまでそのちょっとの音場とやらを聴くかよ。試聴した曲はそれほど多くないが、よく比較に使う何曲かを軽く聴いてみた。真理絵のClover Heartも堀江由衣のSweet & Swwet CHERRYも満足のいく出来だった。低音は多くないが全くないわけじゃない。高音は抜けが良く、中音は密度も良好で、少なくとも聴いていて気持ちいい。SR500のような不快さもないし、K420みたいに曲によって低音が過剰になることもない。

Edifier H690はよく特価になる。京東では最安169元まで下がることもある。もちろん俺が買ったのは199元だ。要求は完全に満たしているから、安心してEDCバッグに突っ込んで長期持ち歩き決定である。

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