Ubuntu 20.04 で Flatpak を使う
これまで Flatpak は Snappy と同類のゴミ、似た者同士だと思っていた。ところが昨日、あるソフトが Flathub 限定だと知って試しにインストールし、ちょっと触ってみたところ、うわ。
真香!
まずは Flatpak が Snappy より優れている点から。
- パッケージ化されたソフトが多い。Flathub のアプリは優秀なものが多く、Gnome 使いならなおさらおすすめ
- 起動が速い。Snappy みたいにアホみたいにイメージをマウントするのと違って、Flatpak のサンドボックス方式のほうが明らかに速い
- 入力メソッドの対応が完璧。自分の Fcitx4 はまったく問題なし。カーソル追従とかも OK
もちろん Flatpak にも欠点はあるし、しかもわかりやすい。
- インストールが遅い。Snappy みたいに CDN がない
とにかく Flatpak は試す価値あり。
自分のシステムに Flatpak を入れる
Fedora ならデフォルトで対応しているはず。Ubuntu だと手動インストールが必要かも。
sudo add-apt-repository ppa:alexlarsson/flatpak
sudo apt-get update
sudo apt install flatpak gnome-software-plugin-flatpak
これで Flatpak の対応インストールは完了。それから Flathub のリポジトリ追加を忘れずに。
flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
あとはインストールするだけ。
Flatpak のインストール方法はまあ簡単で、Flathub のページを見つけたら、あの Install をクリックしてソフトストアで開いてインストールする(大半はたぶん役に立たない)以外に、コマンドラインにも対応している。

総合的にはコマンドラインでのインストールを推す。
当然、デフォルトのインストール方法は面倒だし速度も遅い。個人的には Proxychains プロキシを挟むのを勧める。

初回は Gnome の SDK をいくつか入れる必要があるかもしれないが、その後は不要で速い。たとえば RSS FEED ソフトのインストール。
flatpak install flathub com.gitlab.newsflash
フォントレンダリングの問題を解決する
一般的に Flatpak の英字フォントのレンダリングは問題ないが、中国語のレンダリングではフォントがバラバラだったり、レンダリングがおかしかったり、妙なことが起きる。
システムのフォントレンダリングを Flatpak コンテナにリンクすればいい。
ホームディレクトリの .var/app/ 以下に対応するプログラムコンテナが見えるので、config ディレクトリに fontconfig を作成し、システムの /etc/fonts/ 以下のファイルを全部ここにリンクするかコピーして、Flatpak アプリを再起動すればフォントが変わっているのがわかる。

フォントレンダリング変更前:

フォントレンダリング変更後:

とにかく 2 日使ってみて、真香だと感じた。というわけで Flatpak のファンになることにした。Ubuntu 22.04 LTS のタイミングでちょうど Snappy のサポートを捨てて Flatpak に全面移行してほしい。
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