『Loopers』レビュー

麻枝准のいない、Keyらしさ全開のゲームの話

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最近のKeyはどうかしてるのか、急にいろんな企画を放出し始めた。ほとんどが「短くて手軽」な小品作で、しかも不思議なことにKeyの「看板娘」こと麻枝准の姿がどこにも見えない。アニメでまた爆死してから本当にケツが裂けて引退したのか知らないが、ともかくKeyにとってはいいことだ。俺は前から麻枝准に腹を立てていたんだからな。あいつの書く話はどう見てもワンパターンで、まず滅茶苦茶惹きつける展開と面白い設定を用意して、設定が広がったところで日常パートに水を注入し始め、最後に時間が足りなくなって堪えきれず、ジェットコースターみたいに急に超展開して雑に終わらせる。尻切れトンボを見て発狂するKeyファンが無能に怒り狂う、あの感じはAngelBeatsやシャーロットを見たことのある諸氏ならきっと分かるはずだ。

幸いなことに最近のKeyの企画にクソ野郎の麻枝准はもういない~最高だぜ。今月は最初の作品も発表されて、見た瞬間にイッた。タイトルは『Loopers』、脚本は龍騎士07。俺も龍騎士はそんなに好きじゃないが、それでもクソ野郎の麻枝准よりはマシだろ!しかもこのゲームの絵師がマジで気合入ってて、俺は即行った。

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で、このゲームなんだが……プレイした後、喉に小骨が刺さったみたいで、言わずにはいられない。

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まずゲームがどんな話か話そう。主人公はPokemon GoやIngressみたいな仮想現実宝探しゲームが好きなクソ野郎だ。物語は、俺たちの男女主人公が突如として特殊な事件に巻き込まれるところから始まる。その事件とは、この連中がなぜか自分たちが永遠に8月1日に閉じ込められていることに気づくというもの。その日に何をしようが、翌日にはまたこの日に戻ってしまう。つまりこの連中は永遠に8月1日を繰り返し、永遠に先へ進めないわけだ。

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そして男主と女主がデタラメにうろつくうちに、自分と同じようにこの日に閉じ込められループし続ける他の人間がたくさんいることが分かる。リーダーはちょっとしたイケメンと、謎の少女ミア。彼らはLoopersという組織まで作って、この「無限ループ」から脱出する方法を一緒に探していた。そして物語は無限の水注入に入る。毎日は一緒に食べて飲んで遊んで、だって今日は繰り返しなんだから、いくら金を使っても、何をしても、死んだとしても、今日が終われば全部元通り。だがそんな生活を続けていればいつかは飽きる。この日の季節も出来事もニュースも何もかも同じだし、いくら金を使っても戻ってくるけど、そもそも金を稼げないしな……

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そこでLoopersの連中がまた突破口を研究し始め、最後にセクシーなイケメンの分析によってついに分かった:

「この無限ループの世界は、誰かが作り出した結界だ。」

そして一行がデタラメに奔走した末、ついにこの結界の中の世界から脱出する方法を見つける。ある夜、あるボロい場所で和風RPGや古いGTA4のミッションノードみたいなポータルを見つけ、そこに入れば「現実」に戻れるという。男主は一行を連れて帰ろうとするが、その時Loopersのミアちゃんは留まることを選び、「私には明日がない」と言う。そこでようやく俺たちのクソ野郎な男主は気づく。この「誰かが作り出した結界」とは、あのミアちゃんのものだったのだと。

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そこからゲームはお馴染みの涙腺崩壊パートに入る。ミアちゃんはある病気でよく眠ったまま目覚めず、寂しさから奇跡のようなものを引き起こして、多くの人が彼女の夢の中に巻き込まれ、一緒にループして遊んでいたのだと。やがてミアも諦めて、Loopersを帰し、自分は一人そこに残った。

簡単に言えば、病気で昏睡状態の少女が仮想の夢の結界を作り、結界の中では毎日8月1日が繰り返され、男主たちはただその結界に吸い込まれただけ、という話だ。

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その後の結末も当然お決まりで、男主たちが現実で昏睡中のミアを見つける。まあ真爱無敵ってやつで、すべてが良くなり、みんなは再び出会う。


このゲームを終えて、俺はゲームのスタッフリストを何度も見返したが、本当に「麻枝准」の三文字は見当たらなかった。なのにこのゲームはどう見ても麻枝准が作ったものにしか思えない。このゲームの展開のパターンは、まさに純粋な低予算版『Angel Beats』と『Little Busters』の縫い合わせじゃないか?これが龍騎士07が書いただと?まさかあいつ、麻枝准の昔のゲームを丸写しして書いたんじゃないのか?

じゃあ冷静に戻って、このゲームの問題点を話そう。

1、ゲームの男主がクソ野郎すぎる。人設としてはPokemon Goみたいな仮想現実宝探しゲームが好きな奴なんだが、ゲームタイトルに合わせるためか、この男主は四六時中「宝物を探しよう」みたいな台詞を口癖のように言っていて、マジでクソ野郎で、「宝物」のオウム返しマシーンみたいだ。しかも男主はミアやLoopersの仲間に会っても、四六時中「宝探し」だの何だのと言っていて、空気の読めないクソ野郎そのもの。ゲーム自体は男主の楽天家ぶりを表現したいのかもしれないが、こんなに「古典的」な表現方法は……2021年には誰も買わないぞ。男主は星馬烈でも四駆郎でもないんだから、こんな盲目的な熱血はただの知恵遅れにしか見えない。

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2、ゲーム中盤が異常に冗長。ゲーム全体の流れは長くないのに、中盤に大量の時間を費やしている。中盤の内容とは何かというと、Loopersの連中が毎日イチャイチャしてデタラメに喋り、一緒に出かけたりするだけ。正直、こんな内容はゲームの剧情を進める上で全く意味がない。これらの内容でいわゆる「Loopers」同士の友情を深めたいだけなら、こんな長さでは全く足りない。この連中の感情を深める方法は、毎日食べて飲んで遊ぶより、一緒に難関を乗り越える方がいいと思う。患難見真情ってやつだ。このゲームの設定自体がそうなのに、明らかに危機に陥っているのに、なぜか突然一行が花天酒地を始めて、画風が急変して訳が分からなくなる。ゲームはお決まりのLoopers組織を設定して、中にはキャラがたくさんいるが、ほとんどがモブで、本当の物語の核心はやはり男主とミアだ。俺に言わせれば他の奴らは削除していい、何をしてるのか分からない。ゲームはさらにクソ野郎なことに、男主とミアの間に唐突な恋愛劇を入れてくる。俺たちの木村良平イケメンとミアがそんなに長く共同生活しても結果が出なかったのに、この「宝物」をオウム返しするだけのクソ野郎がいきなりファーストキスを奪う?科学的じゃないだろ、木村良平がゲイみたいになっちゃう。

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3、物語の展開が陳腐すぎる。この話がどれだけ陳腐かは前述で簡単に紹介したし、目が肥えた人なら分かるだろう。AngelBeatsの異世界、Little Bustersのような友情塑造、後はシャーロットの超能力があれば完璧だ。この話は完全にKeyの話題作を縫い合わせただけ。龍騎士07もいいものを書いてきたはずなのに、どうしてこんな話になったのか?誰かの指示を受けたんじゃないのか?このゲームは脚本が龍騎士07でも、企画に本当に麻枝准はいないのか?それともKeyが麻枝准のやり方がいいと思って、龍騎士07にこんなものを書くよう要求したのか?

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ともあれ、Loopersというゲームについて、俺は乱暴にダメだとは言えないが、明らかにKeyの古臭い涙腺崩壊展開に飽き飽きしている人には向いていない。そういう人たちにとって、このゲームがもたらすのは陳腐さだけだ。それに2021年にもなって、なぜKeyがこんなに陳腐なものをまだ作っているのか理解できない。ファンが好きだと思っているのか、ファンは麻枝准を忘れられないと思っているのか、それとも俺たちがずっと慣れ親しんだ麻枝准のパターンは、本人の意思ではなくKeyの誰か上層部が意図的にやっているのか。

ともかく、俺個人の見解では、Loopersというゲームは:

陳腐すぎる!

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