自家製和風カレー
そもそもカレーって、みんなが知ってるあの形じゃなかったはずなんだよな。日本人が改良した……いや、むしろ完全に変えたと言ったほうがいい。
和風カレーは要するに、煮込み料理をご飯にかけたものになってしまった。
だから俺も挑戦してみることにした。
エロゲーのヒロインが「カレーが好き」「カレーを作るのが好き」とか言うのをよく見るけど、実際にやってみるとカレーはマジで「猿でもできる」料理だ。
手順はざっくり三つ。
1、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、牛肉を買ってくる(豚肉でもいい。というか生の牛肉がどうしても手に入らないので、仕方なくハラールじゃないカレーを作るしかない)。 2、洗って皮をむいて切る。小さくしすぎない、普通の大きさでいい。にんじんは少なめでも構わない。牛肉、じゃがいも、玉ねぎは同じくらいの量でいい。 3、熱した鍋に油を入れて炒める。まず肉、次ににんじんとじゃがいも、最後に玉ねぎ。 4、肉の色が変わったら大量の水を入れる。俺は大体の食材がちょうど浸かるくらいまで入れた。入れすぎないほうがいい、じゃないと煮詰めるのが地獄になる。 5、水を入れて沸騰させ、スプーンで上のアクを取る。火を止めて、買ってきたカレールーを入れる。スーパーにカレーライス用のルーが丸ごと売ってるから、そっちのほうが楽。 6、ルーが溶けきったら弱火で煮込む。汁にとろみが出てくるまで。とろとろすぎてもダメだし、さらさらすぎてもダメ。水を入れすぎた場合は長めに煮込むしかない。
最後にすくってご飯にかければ完成。

よく考えてみると、これを作るのに他の手順なんてほぼ要らない。切って、炒めて、水入れて沸騰させるだけ。調味料は既製品があるし、好みで牛乳を足してもいい(絶対に牛乳な。他のだと匂いが出る)。煮詰めるときだけは見てないといけないけど、それ以外はほぼ何もしなくていい。爆速で簡単。ヒロインがやたら「作れる」って言うのも納得だわ……。
食べてみたら普通にうまかった。でも、これは俺の手柄じゃないよな。間違いなく既製品のカレールーの手柄だ。
初回でいくつか反省点がある。まず牛肉を使ってない。豚肉はハラールじゃないし食感も悪い。全部赤身がベストなんだけど、俺の豚肉には脂身がちょっと混ざってた。次に煮詰め。最初に水を入れすぎた。煮詰めがこんなに遅いとは思わなかった。煮込みは絶対弱火。強火だとカレーが焦げる。弱火で煮詰めるとなると、まあ、ゆっくりやるしかないわな。

あと包丁さばきが下手くそで、切り方がぐちゃぐちゃ。次回は改善しよう。
カレーは簡単に作りすぎるから、容器とラップで保存しておくのがおすすめ。あとは適当にご飯を炊いて食べ続ければいい。
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