X230の冷却改良
ThinkPad X230は1年前に手に入れたもので、その間にもSSDに換装したり、大容量HDDにしたり、画面を交換したりと断続的にいじってきた。今回は冷却の掃除の番だ。
実のところマシン自体の温度は高くない。温度も感じないし、ファンの音も感じない。だがモニタリングを見ると起動直後から55℃スタートでファンが回りっぱなし、外部モニタを繋ぐとすぐに60〜70℃まで跳ね上がる。ファンだけで10Wも消費していて、これじゃバッテリー持ちが悪くなる一方だ。というわけで分解してグリス交換とホコリ掃除を決行する。
分解のチュートリアルはたくさんあるが、参考にしたのはこれ。分解自体はスムーズに進んだ。だが開けてみて問題を発見……サウスブリッジとヒートパイプの間に大きな隙間がある。もともとはシリコンパッドで埋めていたのだが、うっかり拭き取ってしまったし、そのパッドもすでにカピカピだ。つまり0.4mmもの厚さのグリスを盛らない限り、ヒートパイプとサウスブリッジを正常に接触させられないということだ。
解決策は厚めのグリスを塗るか、シリコンパッドを使うか、銅板を挟むか。私は銅板を選んだ。
幸い鄭州には冷却やMODを手がけるいい店がある。そこへ銅板とグリスを調達しに行き、戻って作業を続けた。

銅板は0.3mm厚のものを使う。グリスは店員おすすめの7783。偽物だという声もあるが、まあどちらにせよ粘度がかなり高いので、指サックとヘラを使って塗るのがいい。CPU側は問題なし。サウスブリッジ側は両端に塗って銅板を挟み込み、あとはマシンを組み戻すだけだ。
ファンのホコリ掃除はブラシとエアダスターを併用するのがおすすめ。難しくはない。面倒くさいのはやはりグリスと銅板のほうだ。
組み戻すときは細部に注意。爪がきちんと嵌まっていないとどこかから音が出る。私は2回組み直した。
冷却効果は歴然。起動してアイドル状態で43℃前後、ファンすら回らない。しばらくCS:SをやったりFlashを4窓開いたりして約2時間続けても、最高60℃、60を超えることはなく55℃前後で安定。これが掃除前のアイドル時の温度だったんだから笑うしかない。

とにかく今回の温度低下は大勝利だ。
それにしてもThinkPadのこのモジュール設計はやっぱり好きだ。次のノートPCもThinkPad Xシリーズを買うと思う……

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