ゆのみっくにお茶して レビュー
このアルバムを見つけたのはまったくの偶然で、少し前にGoogle Plusの社交界の名媛Fubuki Hoshinoが推薦したリンクからSoundCloudをぶらぶらしていたら、新天地を発見した。
SoundCloudには確かにたくさんの音楽家が活躍していて、もちろん音楽ファンのほうがもっと多い。多くのRemixerや音楽家がSoundCloudで自分の作品を発表することを選んでいて、まあ大部分の作品は…………個人的にはかなり雑だと思うけど、同じように光る作品も少なくない。
SoundCloud上の大部分のRemixやオリジナル作品は電子制作の音楽が中心で、そりゃ誰でもバンドを組めるわけじゃないから、それが原因で上の音楽はリズム感が強く、電子風が濃厚になっている。実はこの設定を受け入れてしまえば結構クセになるもので、個人的にもいくつか面白い曲を見つけた。例えばaiobahnという人の最新曲『永久の宴』はなかなか特徴的で、しかも欧米の好みに合う特色がある。
欧米ではサビの部分で突然巨大な低音を使ってリズム感を深めるこの動感の方式をDrop the beatと呼ぶ。目ざとければ、あの『永久の宴』のコメント欄に欧米のガイジンがそのbeatのdropにどれだけ満足しているかも見えるはずだ……
もちろんSoundCloudにはこういうドンドコ系の音楽だけじゃなく、日系寄りのものもある。ただ大多数はやはり電子風が中心で、一部の同人サークルが宣伝ページにSoundCloudの試聴リンクを添付しているのも一つのルートだ。
そして『ゆのみっくにお茶して』という小さなアルバムはここで発見された……

『ゆのみっくにお茶して』はYunomiが制作し、nicamoqがVocalを務めた小さなアルバムで、アルバムは「可愛い電子風」が売り。初回限定版は6曲、標準版は5曲だけで、最後の『おとぎ話の日々』が入っていない。
曲を聴いた感想ははっきりしていて、リズム感が強く、激しい楽曲もあれば、そうでもない楽曲もある。全体として聴いた感じは悪くなく、電子感は強いけど反感を抱かせるほどではない。個人的に一番好きなのは『明けない夜、醒めない夢』だが、歌詞がダサすぎて、「僕の戦争まだ終わらない」の一言で思わず吹き出してしまった……曲のメロディーはまあまあなのが救い……
最後にアルバムは正規購入した。最後の曲は入っていないけどまあいい、応援ということで。

もちろん曲はiTunesで直接購入できるし、実体のCDを買うこともできる。ただiTunesのは非可逆圧縮で、日本のサークルが売る音楽はネット販売を選ぶことが多いみたいだけど、ここでもツッコミたい。販売するならロスレスで売ってくれよ?
もちろん個人的には実体のCDのほうが好きで、そのせいで細々とかなりディスクを買ってしまい、見るたびに達成感がある……

『ゆのみっくにお茶して』試聴リンク: https://soundcloud.com/tkrism/sets/yunomicep
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