宮保鶏丁(北方版)

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宮保鶏丁は名菜で、好きな人も多い。

ただ実際のところ、これには二つのバージョンがある。一つは北方版、つまり最も広く出回っているやつで、山東料理に改良されたものだと言われている。食べると中にピーナッツとキュウリ、それにニンジンの角切りが入っていて、鶏肉の角切りそのものも存在する、あのバージョンだ。

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元のバージョンは何かというと、四川の川菜で、余計なキュウリやニンジンの角切りなんて要らない。使う鶏肉も鶏もも肉でなければならず、鶏むね肉ではない。出来上がりも鶏肉しか見えず、余計なものは入っていない。

もちろん元のバージョンは作らない。次の機会があれば作ろう。何しろ四川と重慶には変態やホモが多すぎるから、自分が変態ホモではない北方人であることを示すためにも、北方版の宮保鶏丁を作るのだ。

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実は作り方はかなり簡単だ。まず鶏肉を角切りにする。面倒なので鶏むね肉を使ったが、鶏むね肉は必ず細かく切らなければならない。最初は母が「これは加熱すると縮む」と言っていたが、実際には全然縮まない。

鶏丁を切ったら片栗粉と紹興酒で漬けておき、その間に他の具材を切っていく。

キュウリを角切り、ニンジンを角切り、ピーマンを角切りにし、ピーナッツを用意して、ネギはぶつ切り、ニンニクは薄切り、ショウガは千切りにする。

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弱火で鍋を熱し、大さじ一杯の豆板醤を加える。山東のどこかの県の豆板醤でなければ紅油が出ないと言う人もいるが、実際はどうでもいい。豆板醤を少し加熱したらネギ・ショウガ・ニンニクを入れ、次に乾燥唐辛子を加えて炒める。香りが出たら中火にして鶏丁を投入し、鶏丁の色が少し変わったら酢を加え、続いて酢とほぼ同量の砂糖を加える。味精(うま味調味料)を少し加えてもよく、一番大事なのは味精を入れた後に花椒を少し加えることだ。

熱くなってきたらキュウリ、ニンジン、ピーナッツ、ピーマン、それに紹興酒を少し加える。

最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて出せば完成だ。

とまあ、今回はまだ改善の余地がある。まず鶏丁が細かくなかったし、豆板醤も紅油が出るタイプではなかった。

でもめちゃくちゃうまいと思う!病院の食堂で食べるよりずっとうまい気がする。

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