19元ルーター をしばらく使った感想
19元のルーター
実はずっとルーターを買ってOpenWRTを焼いて遊んでみるつもりだった。主な目的は科学上网(ネット検閲回避)をあれこれ試すこと。ただ、家のLinksys E4200は純正ファームのほうが安定していたので手を出さず、代わりにRaspberry Piをぶら下げてゲートウェイにしていた。まあそれなりに使えていたのだが、先日19元送料込みのルーターがあると聞いて我慢できなくなった。20元だし、遊びで買うには安い。飯一食いくらだって話だ。

というわけでこいつだ。パッケージから開封した写真を出せと言われても無理。だってパッケージは小さい箱で、中身は何もないからな。もう裸の写真をどうぞ。
そして裏のポートを見ると、2つだけ。WANが1つにLANが1つ。19元だし、コスト削減もここまで徹底してるのかって感じ。

残りはもう画像を載せる必要もない。ただのルーターだし、見どころなんてあるわけがない。ぐるっと撮っても大した絵にはならない。興味があればネットで分解画像を検索すればいい。まあ俺にはさっぱり分からないけど。
デフォルトの純正インターフェースはこんな感じで、正直初めてログインするのに半日苦労した。さすが20元を切る品質だなと。何度か設定を保存しようとしたらルーターがフリーズしかけたが、まあ一応使えてはいる。

多くの人がこのWDS機能を高く評価している。正直に言うと、私も職場で数日間中継機として使ってみた。結果はというと……この機種に接続した兄さん姉さん方は口を揃えて「ネットが遅くなった」と絶賛し、私のこの泣きっ面に蜂な行為を称賛してくれた。おかげで仕事効率が大幅に上がったそうだ。この潮のような拍手に私はただただ恥じ入るばかりで、作業現場から引き離し、何か面白いことをやることにした。例えば…………ファームウェアを書き換えてみるとか。
これは確かにOpenWRTを書き込める。以前は書き込みに専門家が要るし、専用の書き込み機器も必要だった。今は親切な人がコンパイル済みですぐ使えるモジュールを用意してくれているので、当然ここはひとつ自爆覚悟で試すしかない。
書き換えファームウェアはこちら。ありがたく使わせてもらおう。ファームを公開してくれた人だって楽じゃないんだから。
フラッシュ書き換えが面倒なところは、ルーターにログインしたときにファイルを引っ張ってくるためのローカル小規模Webサーバーを用意しないといけない点だ。pythonのモジュールを使うことにした。これより簡単なものはない。
簡易サーバーを組み上げた


ルーターにログインした後、以下のURLにアクセスする:
http://192.168.1.1/goform/Diagnosis?pingAddr=192.168.1.100|echo""|telnetd
そしてトラッキングページを開くと、この時点でtelnetが使えるようになっていた。Linuxは使っておらず、Surface Proなので、仕方なくPuTTYを引っ張り出してログインした。

ログイン成功。tmp ディレクトリに入って wget でファームウェアを引っ張ってくる

ここでミスをやらかした。最初は焦っていて、そのまま8000番ポートを使ったらファイアウォールに阻まれて、wgetで引っ張ってこれなかった。ファイアウォールの設定をいじろうとしたところで、自分はなんでこんなにバカなんだ、80番ポートを使えばいいだけじゃないかと思い直して、無事に引っ張ってこれた。

コマンドを入力して書き込み開始。全自動で、ルーターが自動再起動したら完了だ。
mtd_write -r write openwrt.bin Kernel

ルーターを開けてみると、いかにも高級感が漂ってくる。

OpenWRT は無事に起動し、テストしたところ Wi-Fi も正常、WAN ポートも正常、LAN ポートも正常、DHCP も正常だった。

SSHを有効化してログインしてみたら、思いがけない発見があった。

科学上网を軽く試してみたが、ほぼ問題なし。PC1台+タブレット2台の負荷でも余裕で、純正ファームウェアとは比べ物にならないくらい快適だった……
安定性については、まだ半日しか使っていないので、長時間のテストをしてからでないと結論は出せない。もちろん安定してるかどうかはどうでもいい。20元のものに、そこまで求めてどうする。
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