9塊9のサプライズ:PLEXTONE X36M
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ネットにこんな言葉がある。欲しいと思ったものの値段が高くて迷っているなら、買え。安いけどすぐ使うか分からないなら、買うな。
振り返ってみるとその通りで、急に必要になったものは高くても買えば毎日のように手に取る。安さに釣られて買ったものはそもそも切実な需要じゃないから、最後にはホコリをかぶる。
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でも散財癖のある人間が9塊9のホコリ確定品を買っても許されるだろ。

届いたときは特に期待していなかったけど、このイヤホンのハウジングはどうやら金属製らしくて、9塊にしてはよくやっている。とりあえず適当に聴いてみたら、そこでサプライズが起きた。
端的に言うとPLEXTONE X36Mの音はポップス寄り。低音がかなり前に出ていて、中音と高音はバランスがいい。600塊以上の製品と比べればそれぞれ少しずつ見劣りするけど、全体としては聴いていて気持ちよく、大きな不満もない。少なくとも200塊くらいの品質には届いていると思う。奇跡なのは、これを2日間ぶっ通しで聴いていたこと。装着感がとても良くて、ケーブルが細いのとタッチノイズが強いのを除けば……
でも10塊もしていないんだから、これ以上は言いにくい。

ソニー大法のXBA-10を299塊の基準とするなら、こいつはそれを何条も先でぶっちぎっている……
ああ、ついでにXBA-10をもう一度ディスろうと思ったけど、あれは俺が聴いた中で一番クソみたいな音だったとはいえ、やめておく。
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