青空の下で君と約束を

広告

『青空下的约定』、このゲームを落としたのは2012年1月……いや、2011年6月だったかな……そのまま積んでたわけだが……正確に言うと、なぜか妙にこのゲームに興味が湧かなかったんだよな。年代が古すぎるから? キャラデザが刺さらないから? それとも名前がクールじゃないから?

で、1年以上経ってからようやく起動して、自分のギャルゲー遍歴が始まったわけだ。

広告

このゲームはもう一番古臭い匂いがする……もちろん古いというより、正統派というべきか……昔ながらの正統派ギャルゲーってのは大体こんな感じなんだろう。ちょっとしたツッコミ能力と平凡な主人公が、色々な性格の女の子たちと同居して……選んで押し倒すと……まあ、正統派ハーレムもので、ややベタ。

ベタなのは俺もいくつかやってきたが、『青空下的约定』で一番引っかかったのはキャラだな……羽山海己以外は誰一人興味が湧かなかった。ガラガラ声のツンデレ運動少女とか、見るからにエロそうな無口ロリとか、腹黒の天然お嬢様とか、ちょっとアレな女教師とか、もっと腹黒い先輩とか……どれもこれも刺さらない。

选区_086.png

単なる個人の好みかもしれないが、俺は羽山海己しか好きじゃない。だから他のルートはほぼ飛ばして、海己ルートだけを走った。正確にはPSPで海己ルートをクリアして、PC版は全開存档を落としてTrue Endだけ見た。

海己ルートのシナリオは実にシンプル……幼馴染設定で、相変わらず「最初から主人公のことが好きでたまらないのに、ある理由で一線を越えたがらない」展開……ていうか、いつになったらヒロインが最初から最後まで主人公を嫌いまくって、不倶戴天の仲ですらあるギャルゲーが出るんだよ……まあ、それじゃ押し倒せないか……海己と主人公の間の溝は、正確には二人の父親同士の問題……主人公の父がヒロインの父に緑の帽子をかぶせて、そのせいで二人とも恥辱の中で生きることになって、周りの噂に怯えて愛し合えないと……最後はヒロインと主人公の努力でなぜか周囲に認められて……そのまま結婚。ツッコミどころは、こんな大ごとが学園祭でのスピーチ一つで済むわけないだろ……せめて主人公が舌戦で群衆をねじ伏せるとか、そういう熱い展開があってもいいだろ。

ここで言いたいのはPSP版の改変。PSP版は全年齢だからHは当然ないんだが、メーカーの誠意が足りなくてHシーンをバッサリ一刀両断。そのせいで大量のイベントが消えて、シナリオがまったく繋がらない。たとえば主人公が海己と抱き合った直後、カメラが切り替わって、まるで中国のテレビドラマみたいに突然「君が俺に言ったことは理解した」とか言い出す。はあ? 海己が何を言ったんだよ? 監督、俺まだ見てないのに切られちゃったよ。

分岐は単純で、誰と会話するかを選ぶだけ。基本、攻略はいらない。好きな子がいれば、選択肢にその子の顔が出たときに全部選べば、最後は必ずその子のルート。ただ途中でたまに他人のルートに入ることがある。俺は海己を選んでいたのに、数回海己が出なかったから静を選んだら、主人公が静を落とす展開が始まって意味不明だった……

全ヒロインルートをクリアするとtrue endが解放される。まあ、実際は他のルートで省略された期間を補うだけのものだ。学校を卒業し、住んでいた寮を離れ、全員が別れ別れになる。青空の下で約束をして、いつか必ず戻って集まろうと……ここまで来てようやくタイトルに近づく……最初はこの「約束」は主人公と誰かが子供の頃に交わしたものだと思っていた。このTrue End、正直効果は薄い……最後の歌を除けば。他のルートはすでにこの時期を過ぎていて、プレイヤーは「みんな戻ってくるし、将来どうなるか」を先に知っている。なのに最後で時間を巻き戻して卒業の約束をやられると、ちょっと……場違いな感じがする。むしろこの共通ルートを普通のエンドにして、そこで余韻を残し、その後各ヒロインの後日談に入って、そこでまた集まる約束をするとか、その方が効果的だったんじゃないか。

音楽は良い。さすがI’ve、選択肢のBGMは着信音にした。

まとめると、このゲームはキャラデザが個人的にあまり好みじゃない(海己を除く)以外は、まあ無難。シナリオはやや力不足で、ルート構成もちょっと不合理。もちろん海己ルートしか走ってないせいもある。あとCGで茜のルートを見たんだが……あの早口女には正直興味が湧かない……でも隠しヒロインとしての理由は大体わかった。まあ、正統派の筋から大きく変わるわけじゃないと思うが。

そういえば俺が大学を卒業したときは、黙って寮とキャンパスを離れた……ルームメイトたちも特に感傷的なことは言わなかったし、「何年後にまた集まろう」なんて約束もなかった……これがこのゲームにそこまで感情移入できなかった理由の一つかもしれない。

約束ってやつは、聞く分にはロマンチックだけど、実行するには……相応しい相手がいるもんだよな……いつか俺も誰かと青空の下で約束して、その約束のためにすべてを捧げる日が来るかもしれない。

 

本家 plumz.me でこの記事にコメントする

コメントは中国語の本家サイトで受け付けています。このミラーは閲覧専用です。

目次