ThinkPad X1 Carbon の温度の壁をぶっ壊す

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ThinkPad X1 Carbon 2017 版の CPU 温度の壁は 75 摄氏度、つまり CPU の温度が 75℃ に達すると CPU がクロックを下げ始めて、このラインを越えられなくなる。

この温度の壁の存在自体は合理的だ。ノート PC の寿命と安定性のためだ。以前使っていた ThinkPad X250 には実は温度の壁がなくて、そのせいで CPU がしょっちゅう 100℃ になって、最後にはマザーボードが一度逝った……

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とはいえ、俺が買ったのは i7 の最上位モデルだ。こんなポンコツ温度の壁に制限されるなんて、CPU がほぼ四肢切断されたも同然。だからなんとかして温度の壁をぶっ壊すしかない。

温度の壁をぶっ壊すには、魔改造 BIOS を使う手もあるが、ソフトウェアでやる手もある。

photo_2018-07-20_08-53-09.jpg

Windows での解除方法は山ほどあって、Intel® Extreme Tuning Utility (Intel® XTU) をインストールして操作すればいい。ネットにチュートリアルが転がっている。

Linux で解除するには別のツールが要る。Github から: https://github.com/erpalma/lenovo-throttling-fix

インストール方法は Github のページに詳しく書いてある。まず BIOS の Secure Boot を無効にしてからインストールする:

sudo apt install git virtualenv build-essential python3-dev libdbus-glib-1-dev libgirepository1.0-dev libcairo2-dev
git clone https://github.com/erpalma/lenovo-throttling-fix.git
sudo ./install.sh

インストールが終わったら設定ファイルを編集する:

sudo vim /etc/lenovo_fix.conf

中身はこんな感じ:

[BATTERY]
# Other options here...
PL2_Tdp_W: 40
Trip_Temp_C: 75

[AC]
# Other options here...
PL1_Tdp_W: 34
PL2_Tdp_W: 40
Trip_Temp_C: 90

修正方法はたぶんもう分かっただろう。必要に応じて電力と温度を変えられる。バッテリー駆動時も AC 接続時も同じだ。

修正したらサービスの再起動を忘れずに:

sudo service lenovo_fix restart

俺は温度の壁を 85℃ に変えた。元の 75℃ から引き上げたわけだ。

高負荷テストで、元の温度の壁を突破したことを確認できた。

选区_203.png

ついでにこのツールで CPU のアンダーボルトもできる。設定ファイルにも書いてある:

[UNDERVOLT]
# CPU core voltage offset (mV)
CORE: -110
# Integrated GPU voltage offset (mV)
GPU: -90
# CPU cache voltage offset (mV)
CACHE: -110
# System Agent voltage offset (mV)
UNCORE: -90
# Analog I/O voltage offset (mV)
ANALOGIO: 0

ただこれは危険も伴う。アンダーボルトしすぎると最後には縮んで逝く。高負荷で使うんじゃなければいじらないほうがいい。


参考リンク: https://mensfeld.pl/2018/05/lenovo-thinkpad-x1-carbon-6th-gen-2018-ubuntu-18-04-tweaks/ https://github.com/erpalma/lenovo-throttling-fix

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