2018年、個人的に一番おすすめのギャルゲー

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2018年に遊んだギャルゲーは全部で40本。2017年よりさらに減った。これは現実生活が充実してきた証拠でもあるし、裏を返せば……今の業界はマジで終わってるってことでもある。

見てみると、ほとんどが上半期に遊んだものだ。下半期はめっきり少なくて、しかも遊びたいと思わせるゲームがほとんどなかった。作品数もおそらく少ない。

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良いことだ。来年はもっと減るだろう。ついでに業界には早く終わってほしい。そうすれば救われる子供が増えて、現実とちゃんと向き合える。

遊んだ数は少ないが、それでもいくつかは遊んだ。なのでいつも通り、良かったと思う作品を紹介しよう。

相変わらず音楽が先。BGMとして流しながら読むのがおすすめ。


9.Erewhon

最初にこれを薦めるのはちょっとアレだ。このゲームは不健全な要素が多すぎるので、推薦は後ろのほうに置くしかない。

ゲーム自体の物語は完成されているし、伏線の張り方も抜群。中国の古い神話や日本の歴史の一部まで融合していて、さらに……グロ要素も多め。

ゲーム自体はまさに「儿童不宜」で、暴力描写が大量にある。輪姦だの強姦だの近親相姦だのはまだかわいいほうで、果ては人喰いまで出てくる……受け入れられないなら手を出さないほうがいい。

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とはいえ、伏線と物語自体は本当に悪くない。


8.Deep One

これを推薦リストに入れるのは簡単なことじゃない。一つには、このゲームが11区で「臭い」「冷めた」扱いされているから。もう一つには、後半のシナリオがあまり良くなく、幼稚に感じる部分もあるからだ。それでもなお、このゲームは試す価値があると思う。理由は単純、演出効果がすごいから。

どれくらいすごいかというと、制作にかなり金をかけていて、CVも大物揃い。少なくとも中盤あたりの戦闘演出は一見の価値がある。今年これだけぶっ飛んだ戦闘演出を、遊ばず見ずに終わらせるのはさすがにもったいない。興味があるなら一度触ってみてほしい。

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ゲーム自体も巷で言われるほど酷くはない。後半で脚本が頭をやられたような展開を我慢できれば、クリアはできる。全体としては「良好」だと思う。ある意味、このゲームの名誉回復をしたつもりだ。


7.縁りて此の葉は紅に

糖塊社のゲームを推薦するのはこれが初めてかもしれない。このゲーム自体にこれといった華はないが、大きな欠点もない。制作面では以前の糖塊社作品より大幅に進歩していて、ある「雰囲気」をうまく醸し出している。どんな雰囲気かというと、あの紅葉のような雰囲気だ。冬に発売されたゲームなのに、遊んでいると秋の趣を感じた。そこがこのゲームの成功点だ。

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OPもとても良いし、BGMやCVの演技も見どころがある。良心的な作品と言える。シナリオの謎がやや……単純?なくらいか。


6.空と海が、ふれあう彼方

プルタブからの、純粋な観光ゲーム。

小笠原諸島を舞台にした観光ダイビングガイドのゲームだが、作りは悪くない。ボリュームは短く、画面もまずまず、OPは良いし、音楽も良好。一番重要なのは中国語もあるらしいことで、それで推薦に値する感じになっている。

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ギャルゲーを始めたばかりのプレイヤーに特に向いている。ちょうどSteamでも売っているので……薦めておくのも悪くない。


5.Riddle Joker

柚子のゲームを薦めるのは意味がない気がする。ファンが多すぎて、大半が「柚子なら何でも好き」という無脳な持ち上げだからだ。

しかし今回のRiddle Jokerは、以前の柚子作品より劣ると思う。特に千恋万花と比べると後退している。

でも仕方ない。柚子のゲームはどんなにダメでも、絵柄/システム/キャラ/声優など複数の軸で元を取れる。木桶効果の優秀な見本で、脚本さえやらかさなければ「良好」な品質は保証される。

というわけで……Riddle Jokerは廃萌作品として、今年は十分推薦に値する。少なくとも萌え妹子を見るだけでも悪くないだろ?

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しかも夏和小が演じる後輩もいるんだぞ!!!


4.神待ちサナちゃん

このゲームは元々抜きゲーのはずだった。実際はそうじゃない。

考えさせられる社会的なテーマを描いていて、最後はちゃんと前向きな展開になる。そこがとても意外で嬉しい。

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ゲームが示しているのは「善き心を持ち続ければ、永遠に救済を得られる」ということ。


3.アメイジング・グレイス -What color is your attribute?-

絵師は廃萌を描く人だが、これは廃萌ゲームじゃない。ループゲームであり、宗教ゲームであり、論理がそこそこ厳密なゲームだ。

全体としては今年一番の驚きだったはず。ただ、脚本が「物語を語る」部分で未熟なせいで、中盤がかなり催眠い。

しかもCGもそれほど優れているわけではない。

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Islandのようなゲームが好きなら、これは試してみてもいいかもしれない。


2.バタフライシーカー & Fan Disk

これをどう説明すべきかよく分からなかったが、後で分かった。「サスペンス漫画」がこのゲームの最良の説明だ。

バタフライシーカー謎解きの設計は決して巧妙ではないが、解き明かしていく過程は本当に引き込まれる。ああそうだ、謎解き設計が巧妙でないと言ったのは原作のことだ。Fandiskは含まない。原作とFandiskを続けて遊ぶのが個人的なおすすめで、そのほうが物語がよく見える。

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欠点を挙げるなら、気まずい恋愛描写か。思うのだが、物語性の強いゲームに無理な恋愛はそれほど必要ないはずだ……


1.空に刻んだパラレログラム

私はルクル大師の信徒なので、今回ルクル大師が脚本でブレイクしたのはもちろん全力で持ち上げる。

空に刻んだパラレログラムは以前のルクル作品と作風が違う。暗い背景もなく、悪意ある死人もなく、本物の「物語を語る力」で、かなり熱い青春物語を語り切っている。しかも多視点のスタイル、恋愛を薄めて物語と対抗を重視するリズムは、もはやゲームに留めておくのが惜しいほどだ。アニメや漫画にしても遜色ないだろう。

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神ゲーとは言えないが、今年一番推薦に値するゲームと言っても問題ない。

実は作風に縛られた脚本が嫌いだ。ある脚本家の名前を見ただけで、その人が書くものはこういう作風だと決めつける。虚淵玄が出たら「心温まる」と言うようなものだ。みんなルクルはああいう「ダーク童話」しか書けないと思っていたのに、今回は作品で自分を証明した。他の作風も同じように扱えると示したわけだ。これこそ向上心ある脚本家の姿勢だろう。新島夕や麻枝准みたいに、いつまでも過去の貯金を食いつぶして一つのパターンに縛られているよりよっぽどいい……


今年は遊ぶ数が減って、むしろライトノベルや漫画、映画やアニメを見る時間が増えた……悪いことじゃない。何しろ今のギャルゲー市場はどんどんバカになっているし、来年からは俺もラノベ方面にシフトするかもしれない。

今年読んだ小説の中では君死にたもう流星群がかなりおすすめ。しかもアニメ化される可能性が少なくないと思う……

その日が来るのを祈る。(作画崩壊しないでくれ)


続いて今年おすすめのゲーム主題歌:

曲以外だと、今年おすすめのOSTはこの2枚:

选区_668.png

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今年のまとめはこんなところ。では……また来年?


付録:今年遊んだゲームの索引(エロゲー総索引に更新済み)

カルマルカ*サークル /archives/9831/

言の葉舞い散る夏の風鈴 /archives/9830/

空に刻んだパラレログラム /archives/9785/

ココロが繋ぐ恋標 /archives/9764/

アメイジング・グレイス -What color is your attribute?- /archives/9665/

Deep One /archives/9323/

恋はもふもふ!ラブ・ミー・テディ /archives/9237/

Kiss&Crisis /archives/9236/

ラズベリーキューブ /archives/9195/

Erewhon /archives/9151/

バタフライシーカー ~カオス・ナイトメア~ /archives/9064/

バタフライシーカー /archives/8955/

零れ落ちる少女たち ~パパ活JC快楽堕ちの記録~ /archives/9125/

誰も知らない天体への涙 /archives/9031/

シャムロックの花言葉 /archives/8852/

お兄ちゃん、朝までずっとギュッてして! /archives/8831/

見上げてごらん、夜空の星を Interstellar Focus /archives/8798/

Making*Lovers 激イチャアフターストーリー Volume.01 亜子、可憐、咲 /archives/8760/

かりぐらし恋愛 /archives/8731/

約束の夏、まほろばの夢 /archives/8683/

神待ちサナちゃん /archives/8596/

恋するココロと魔法のコトバ /archives/8565/

夏色ラムネ /archives/8538/

空と海が、ふれあう彼方 /archives/8479/

ずっと前から女子でした /archives/8427/

9nine - そらいろそらうたそらのおと /archives/8409/

消えた世界と月と少女 /category/ACG/4/

Riddle Joker /archives/8279/

ひとつ飛ばし恋愛V /archives/8239/

ワルキューレロマンツェ /archives/8152/

ひとつ屋根の、ツバサの下で /archives/8091/

IxSHE Tell /archives/7978/

妹を汚した記憶 /archives/7957/

縁りて此の葉は紅に /archives/7883/

添いカノ ~ぎゅっと抱きしめて~ /archives/7844/

将軍様はお年頃 /archives/7807/

景の海のアペイリア ~カサブランカの騎士~ /archives/7777/

妹ぱらだいす!3 /archives/7765/

眠れぬ羊と孤独な狼 /archives/7733/

金色ラブリッチェ /archives/7675/

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