Sony Vaio VGN-U50:ファーストインプレッション
インプレッション:Sony Vaio VGN-U50
今やWin10タブレットがそこら中を走り回っていて、しかもスペックも悪くないわけだが、2005年頃にはすでにソニーが似たようなデバイスを出していた。
当時のデバイスには俺も印象がある。少なくとも『大众ソフト』で見たことはある。ただし広告とレビューを見ただけだ。なにせこいつはクソ高かったし、当時はデスクトップPCの性能でもDOOM3の要求を満たせなかった。ましてやこんな高くて低スペックの「阉割ノートPC」なんて論外だった。
しかし古人も言う。「旧時王謝堂前燕、飛入尋常百姓家」。14年前にこんなすごい、金持ちしか遊べなかったものが、俺の手元に落ちてきたのだ。
ここは锤粉にして成金の段爺のサポートに感謝しなければならない。段爺のデジタルへの情熱は匠の心に満ちていて、天生驕傲である!

Vaio VGN-U50は当時のソニーの定義ではただの「ノートパソコン」、あるいは「UMPC」だった。もちろん後にこの概念はマイクロソフトによって「タブレットPC」と呼ばれるようになった。
こいつは小さいがインターフェースは非常に充実していて、ドックも付属している。そこには君が思いつく限りの接口がほぼ揃っていて、今のクソなマイクロソフトSurfaceよりよっぽどマシだ。知っての通りクソSurfaceのDockは金を出して買わなきゃいけないんだからな。



さらにぶっ飛んでいるのは、こいつがバッテリー交換に対応していることだ。上のロックを外して背中の背殻を外すと、驚くことにこの亀の甲羅みたいな壳が実は本体のバッテリーで、つまり自分で交換できるわけだ。それだけじゃない。メモリとハードディスクの交換も許されている。ただ残念なことに、この二つの部品はソニー専用設計で、ソニーに頼むしかない。ちょっと調べたところ、この拡張ハードディスクはとっくに市場から消えていて、メモリはeBayにしかなく、最大でも512MBまで。俺の手元にあるのはU50、つまり標準256MBで、拡張してもクソ锤携帯のメモリより小さい。情けないったらありゃしない。

もちろん2005年頃のマシンとしては、このメモリも使えなくはない。当時のメインOSは段爺が最も愛する「挿屁」だったからな。当時、こんな小さな奴で挿屁が動くとなれば、それはもう尻の穴に挿すより神奇なことだった。

ただ残念なことに、こいつはとにかく重い。Surface Pro 4と同じくらいの重さだと思うが、後者のほうが明らかに大きい。それに解像度は800x600しかなく、画面には深刻な漏光もある。惨めったらしい。锤携帯の画面のほうがよっぽど精細だ。画面の色域は見る価値もないパラメータだが、面白いのは画面両側の操作ボタンで、スティック、トラックポイント、方向キー、特殊機能キーが揃っている。俺の記憶ではこのデバイスには「柳の葉のようなタッチペン」が付属していたはずだが、ない。段爺が菊花を弄りすぎて壊したのかもしれん。




デバイスの性能は今から見るとまったく話にならない。Intel Celeron M 900 MHzで、基本アプリを動かす以外は何もできない。しかもこのマシン自体の消費電力もなかなか怖くて、しばらく動かすと内部のファンが離陸し始め、横の排気口から熱が放出される。マシン全体が熱いレンガと化す。バッテリー持ちもたいしたことなく、普通に待機して1時間半使えれば上出来だ。
時々思うのは、こいつの意味はむしろドックに挿してデスクトップとして使うことにあって、持ち歩く可能性は低い。たまに移動する程度、それだけだ。これもソニーを責められない。当時のIntelのCPUの消費電力はこんなもんだった。2時間持てば超強力なバッテリー持ちと言われた時代だ。2012年頃、ウルトラブックが4時間持てば怪獣扱いだったのを覚えている。

しかも年代が古すぎるせいで、こいつは2.4G Wi-Fiに対応していないどころか、今のWi-Fiで使われている暗号化技術にも対応していない。無線ネットワークはほぼ使えない。

こいつのシステムをいじってみようとしたが、いじる余地がないことがわかった。システムにあるドライバはすべてWinXP向けで、しかもメモリが小さすぎ、ハードディスクも小さすぎる(20G)。新しいシステムを試すことなど到底できない。Win10を入れるなんて自分をいじめる気はさらさらない。だからデフォルトのWinXPにゲームを入れてみることにした。動くのは「2002~2007年」頃の小さなゲーム、暴力摩托や、もっと古いゲーム、例えば段爺が最も愛するNICKY BOOMの類だけだった。Diablo 2をコピーしても問題ないだろう。それより新しいゲームは無理だろう。なにせ解像度は800x600しかない。1600x1200まで引き上げることはできるが、それは「仮想デスクトップ」のような効果にすぎない。




Galgameも試してみた。Riddle Jokersを入れたが、当然動かなかった。スペックのせいか解像度のせいか、それとも別の理由かはわからないが、起動後にそのままフリーズした。

結局こいつをいじるのは諦めた。何しろすでに骨董品だし、このマシン自体が誕生当初からあまり評判がよくなかった。バッテリー持ちも性能もスペックも、携帯性以外は人を喜ばせない。買う人は携帯性に極端な要求があるか、段爺のように天生驕傲な人だけだ。

ソニーVaio VGN-U50は先取りした製品だったと言える。14年前に未来の「生産性タブレット」にあるべきものをすでに見せていた。XPをモバイルで動かし、Dockと組み合わせてPCとして使い、素早いオフィスワークを可能にする。ただ当時は技術が限られていて、できあがったのはこんなものだった。しかし今や技術は成熟し、我々はSurface製品ラインの豊富さも目にしている。ソニーの過去のこれらのアイデアも、一期一会のUMPCとすでに終焉したVaioとともに、歴史のゴミ捨て場へと入っていくのだろう。
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