『プラマイウォーズ』レビュー

ゲームはな、楽しけりゃいいんだよ。新作が必ず神ゲーだなんてのは無理に決まってるし、終わったあとにクソを食った気分になるのは制作陣のイキりが原因で、そんなことは誰も望んじゃいない。ほら、ここにプレイすれば必ず気分が良くなる作品があるんだが、見ていくかい?

プラマイウォーズはAsa Projectの新作だ。この会社のゲームの特徴は……ここでも書いたが、とにかく滅茶苦茶やって顔芸する。表面的にはぐちゃぐちゃな感じなのに、なぜか楽しい空気をくれる。恋愛0キロメートルはプレイしたことある人も多いだろうし、特徴もだいたい知られてると思うが、表向きは滅茶苦茶でもシナリオにはちゃんと芯があって、騒がしさの合間に女の子それぞれの女子力をしっかり感じられる。

で、制作陣はそのパターンが受けたと思ったのか、そのままパクって設定もだいたい同じ新作を出してきたわけだ。それがこのプラマイウォーズ。名前の意味は俺もよく分からんが、puramaiは日本語でwarsは戦争、要は一軒の家に同居する二家族の対抗戦が主な設定ってわけだ。片方は主人公の「品行方正」サイド、もう片方は別家族の「品行下等」サイド。

公式サイトの紹介は「物語は品行方正と品行下等、二家族の戦争のなかで始まる」だそうだ。

ここで一つ澄清しておきたいんだが、このいわゆる「戦争」はゲーム内ではほぼ存在しない……基本はかなり仲良くやってる。

作文の添削で言うところの、脱線である。

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Ubuntu における Pidgin と Unity の統合

少なくとも今のところ、Ubuntu Linux に標準で入っている IM ソフトは Empathy だ。

あれがどれだけ酷いかは言わないが、少なくとも現状プロキシにすら対応していないので、まともに使うなら Pidgin しかない。

そして Pidgin は Unity 環境で右上の indicator-message への統合には既に対応しているのだが、まだ統合されていない重要な機能がひとつある。Empathy のように Dock のアイコン右上に未読メッセージ数を表示する、あれだ。

実はこの機能への対応はかなり前から作られていたのだが、最近になってようやく本格的に動き出した。Ubuntu 14.10 以降を使っているなら、インストールされている Pidgin にこのプラグインがあるはずだ。

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Key Smart:買ってよかった点と微妙な点

Key Smart はかの忌まわしき米帝発のクラウドファンディングプロジェクトで、こいつは2枚のスチールプレートのモジュールでキーチェーンを楽に収納するためのものだ。

買ったとき公式サイトで30% OFFの割引があったけど、後から来る人にいくつか伝えておきたいことがある:

1、これ、アメリカからの発送が普通郵便なので、国内に届くまでたぶん20〜30日かかる。 2、住所は必ずピンインで書くこと。中国語で書くと届かない。少なくとも中国語で届いた前例は今のところない。 3、鍵が多すぎてしかも全部プラスチック柄なら、これはたぶん向いてない。 4、公式アクセサリーはフックを1つ買うだけでいい。他は全部ぼったくり。あのUSBメモリなら、京東のKingstonのほうが安い。

で、届いたのがこちらの封筒:

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『1/7の魔法使い』レビュー

マイナーなものに触れると優越感が湧く。ギャルゲーも同じだ。

だから僕はずっと、TVアニメのような尺に縛られた窮屈なパイプライン工程に比べて、ギャルゲーのシナリオ表現のほうがずっと自由で、出来もいいと思ってきた。それにオリジナルアニメの比率はそんなに高くなくて、大半はラノベや漫画の改編、あるいはギャルゲー原作だ。少なくともシナリオのオリジナル度でいえば、ギャルゲーはTVアニメよりちょっとだけ有利なはず……

でも例外はある……

まさかギャルゲーがラノベと同じ路線を選ぶとは思わなかった……

しかもパクリラノベ路線だ……

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『晴のちきっと菜の花びより』レビュー

Quoraのキーボード評論家たちが議論していた問題がある。

ギャルゲーは文学か?

実はこの問題自体が問題だ。ゲームが文学かどうかを聞くのは、「人間」は「変態」かと聞くようなものだ。確かに人間には毎日舐めないと気が済まない変態もいれば、俺のようにそういうことに全く興味がない正常人もいる。

ギャルゲーはやはりGameだ。Gameである以上ストーリーがある。ただ大多数の非抜きゲーギャルゲーではストーリーに重点が置かれているだけの話で、ここに「文学」の要素が多少あるかもしれないが、それだけで文学とイコールだと言えるわけがない。

では「文学的要素」を持つGameジャンルとして、ギャルゲーにはストーリーで何とかしようとする作品が多い。このご時世、伏線も神展開もなければ「つまらない」と叩かれる。だからこそ「虐めてみたり」「死なせてみたり」「飛ばしてみたり」しないと神シナリオと呼ばれず、日常重視のものは見向きもされない、という風潮がある。

これについては2007年の中国の大学入試国語の作文のお題がすごく好きだ。「意料之外、情理之中」――予想外だが、もっともな話。

つまりどう展開しようが、どれだけ飛んでも、脳洞がどれだけ広かろうが、筋が通っていて「予想外だけど納得」と思わせられれば、その物語は成功だ。たとえ日常描写でも、生き生きと書けて、各キャラの性格が「意料之外情理之中」に達していれば、それもまた成功だ。少なくとも物語自体にハラハラ感があり、理解しやすく、無茶苦茶とも思われない。

もっと露骨に言えば、どう書くにせよ、最低限論理は必要だ。これが基本。

論理がなければ物語はちんぷんかんぷんになる。まさに『晴のちきっと菜の花びより』のように。

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Blue Ever Blue BEB X1001 レビュー

Blue Ever Blue、略してBEB。このメーカーのイヤホンは聞いたことがなかった。ただの好奇心とちょっとした嫌な予感で、Hi-PDAで試聴キャンペーンをやっているのを見て、取り寄せてみた。

届いた型番はBEB X1001。パッケージはやや安っぽく、中身は収納ケースとイヤホン本体だけ。ケースには予備のゴム製イヤーピースが入っていた。

イヤホンなんてものはパッケージで判断できるものでもない。もっと酷いパッケージも見たことがある。結局は音だ。というわけで、早速BEBをSony D100に挿して聴き始めた。

2分後、私はイヤホンを置いて首を振った。

どう言えばいいか。濁っている、籠っている、ドンドン来る。このイヤホンを形容するならこの三つだ。私はエージングという話をあまり信じていないのだが、試聴用の品だし、そうそう酷いことにはならないだろうと、人の言う通りにD100に挿してエージングを始めた……

およそ48時間後、再試聴……

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『花の野に咲くうたかたの』レビュー

『花の野に咲くうたかたの』に注目した理由は二つ。脚本の桐月と、彩色の画風だ。

桐月は『黄昏のシンセミア』(黄昏の禁忌の薬でも黄昏の大麻でも好きに呼べばいい)を書いた人で、ゲームの彩色は [Clover Day’s] 1 を思い出させる。『黄昏のシンセミア』と同じ絵師なのに、彩色のスタイルは旧作よりずっと良くて、女の子が可愛くて瑞々しい。

実は最初はこのゲームをやる気はなかった。『黄昏のシンセミア』も未プレイだし、ただ多くの人が絶賛しているから、まともな作品を書いた脚本家ならそう酷くはないだろうと思って、ちらっと画風を見て、それがとても好みだったから、プレイしてみた。

一言で評価するなら、これは軟らかい女の子が丹精込めて淹れた工夫茶みたいなものだ。味は淡泊で、コーヒーや烈酒のような即効性はないけれど、少なくとも不快にはさせない。じっくり味わえば、独特の発見もある。

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