『こいのす☆イチャコライズ』レビュー

子供の頃、父は俺の宿題を厳しくチェックしていた。中でも一番厳しかったのが作文だ。

「チェック」って何かというと、俺が作文を書いたらまず父に見せて、ダメ出しをもらい、父が納得して、まあまあ直ったなという状態になってからじゃないと提出できなかった。

理不尽だろ? めちゃくちゃ家長的なやり方だろ? でも物事には両面あって、父自身が文章を書くのが割と上手かったおかげで、もらった意見の多くは役に立った。

一番印象に残っているのは记叙文についてで、父はよく俺の書いたものを「つまらない」とバッサリ言った。つまり読者が続きを読みたいと思わないってことだ。「話には起伏があるべきだし、場合によってはサスペンスも必要だ。そうじゃないと読んでもらえないぞ」と。

「でも俺が覚えてる出来事自体が退屈なんだよ」——確かおばあさんに席を譲る話を書いたんだったと思う。『記一件有意义的事』ってやつ。

「話を組み立てればいいじゃないか。たとえばおばあさんに席を譲るんだけど、最初は頑なに座ろうとしない。後になって、自分は年寄り扱いされるのが嫌だったと説明する、とか……」

「でもそれって完全に作り話じゃん……」

「お前が書いてる席譲りの話自体、作り話じゃないのか? お前、席なんて譲ったことあるのか?」

「………………」

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『ナツイロココロログ Happy Summer』レビュー

声優の松永莉佳(蓬かすみ)はきっと『ナツイロココロログ』を演じて心底よかったと思っているに違いない。なぜかって、彼女のTwitterページを見ると、彼女が演じたキャラで堂々と見せられるのはこのゲームのメインヒロインだけなのだ。彼女が演じた他の作品のキャラは、雑魚かボスか、あるいは主人公なら必ず巨乳を凌辱される抜きゲーのヒロインで、アイコンにするのすら恥ずかしい代物ばかり。

実際『ナツイロココロログ』のヒロイン・常磐久遠はめちゃくちゃ可愛い。原画の白もち桜の萌え必殺技のおかげで、このゲーム自体が「萌えゲー」界の清流だ。このゲームにシナリオだの音楽だのCVだのは一切不要、そこそこ良ければそれでいい。画風だけで萌え豚どもは万歳三唱するだろう。

だが皆も知っての通り、俺は萌え豚でも妹萌えでもない。だから『ナツイロココロログ』をプレイしていて強く感じたのは、このゲームの主人公がとにかくクソすぎるということだけだ。前の記事でも書いたが、この主人公は唯々諾々として主体性ゼロ、ヤバいと見るや即座にタマを引っ込める。女方が何も求めず主人公が頷くだけでいいという場面で、彼はなんと背を向けて家に帰る。こんな振る舞いは現実なら「ヤって気持ちよくなったら腹がデカくなった女を置いて消えるクズ」そのものだ。なのにそんなクズがハーレム萌えゲーの主人公だなんて、到底受け入れられない。

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『働くオタクの恋愛事情』レビュー

先週、鄭州で北京から来た、全国に事業を展開する有名ネット企業の知り合いに会った。G+ でそこそこ名の知れたロードバイクの内腿摩擦係にして上級プログラマー評議員の「Neo Slixurd」だ。彼はホモで名前が Neo なので、俺はたいてい「キニオ」と呼んでいる。略して「キニョ」だ。

キニオとの会話は楽しい。まず「小竹姫は結局バカなのか」という問題について一緒に議論し、すぐに意見が一致した。その後の雑談で、俺がギャルゲーをやっている話にもなった。

キニオが一番不思議がっていたのは、俺がなぜそんなに早く日本語を覚えたのかということ。実は全然早くない。毎日エロゲーをやっていれば誰でも早く覚える。関連する経験はここに書いてある。

次にキニオが興味を持ったのは、俺が一体どれくらいゲームをやっているのかということ。自分で数えたところ、一年で 80 本くらいだ。ただこの数字はあまり正確じゃない。俺はギャルゲーを小説のように読んでいるからだ。つまり「ゲームが指定するメインルートの結末」しか見ない。他の結末は俺にとってはただの「可能性」であって、ヒロインに愛があれば妄想すればいい、本物の物語ではない。だから「はつゆきさくら」のように物語全体を分割するタイプでない限り、たいていはメインルートだけ進んで、他はざっと見る程度。だから一本のゲームもそんなに長くない。全ルートクリアとなると、批評空間の統計では多くの日本人が 19 時間くらい必要とする。もちろんその時間もそんなに長くない。ただ毎日やる奴はいないだろ?

最後にキニオとギャルゲーのシナリオの傾向について話した。キニオは自分がやるゲームは昔のものか、そこそこ有名なものばかりで、最新のゲームがどんな傾向なのか知らないと言っていた。実は最新のゲームも大半は陳腐だと説明した。全体の品質は今の主流の新作アニメよりほんの少し高いくらいだが、それも客層のせいだ。批評空間の統計ではエロゲーをやる人の大半は 25~30 歳の層で、もう中国の B 站のように 20 歳以下のアニメを見る小学生レベルではない。

「実は大半のエロゲーのシナリオはクソみたいなもんだ。例えば最近やったこれとか。」

そう言って俺は『働くオタクの恋愛事情』というゲームの話を始めた。

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Fedora 25 クイック設定メモ

ここで言う Fedora 25 は Gnome-Shell ベースの Fedora 25 ディストリビューションのこと。

先に結論から書くと、設定を済ませた Fedora 25 + Gnome-Shell はほぼ使えるレベルになる。ただし「ほぼ」であって、それ以上ではない。

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『水葬銀貨のイストリア』レビュー

『紙の上の魔法使い』というゲームへの愛着と、そのシナリオライターであるルクルへの賛辞を、俺は何度も隠さずに語ってきた。ルクルが『紙の上の魔法使い』の前に出した『運命予報をお知らせします』も含めて、このシナリオライターの凄さは本当に物語を語るのが上手いという点にある。紡ぎ出される物語はテンポも会話も、使われる言葉や文体まで、どこか優雅で引き込まれる雰囲気を纏っている。それに比べると、他のギャルゲーのシナリオライターが書く話は高校生の中二病が爆発したようにすら見える。この落差はしばしば、ルクルのゲームを遊んだ後に他の主流なギャルゲーをやると、後者の会話が馬鹿馬鹿しくてアホらしく感じられ、前者こそが物語であり映像が浮かぶのだと思わせる。これがシナリオライターの持つ「実力」というやつなんだろう。

『紙の上の魔法使い』以降、ウグイスカグラという会社はあまりにも長く沈黙していた。1年以上前にTwitterで新作をちゃんと制作していると呟いた後、2016年末に新作『水葬銀貨のイストリア』が公開され、2017年初頭に体験版がリリースされ、そして3月に一切の延期もなく発売された。幸せはあまりに突然で、ゲームが出た瞬間にすぐさまプレイ開始だ。(正規版を買いたいが、普通の転送業者を使うと税関にお茶を濁されるんじゃないかと心配で、詳しい人にルートを教えてほしい)

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