さようなら、井ノ上花

声豚ではあるし、声優の大半は決して恵まれた暮らしをしているわけじゃない、この仕事だけでは食っていけない人も少なくない、というのも知っている。それでもCVみたいなものについて俺がずっと思っていたのは、収入は低くても大半は看板を一生背負い続ける職業だということだ。

つまり何が言いたいかというと、辞めたくなったら仕事を減らせばいいだけで、自分から完全に「永遠に引退します」と飛び出してくるケースは存在しない、いたとしてもごく稀だ、ということ。

なのに引退が出てしまった。しかも個人的に結構印象に残っているCV、志村由美。

もちろんギャルゲーでは井ノ上花という名前のほうが多い。

続きを読む

『恋剣乙女 / ~再燃~』レビュー

『恋剣乙女』はかなり前に落としたんだけど、話が普通すぎるって聞いてたから放置してた。最近になって志村由美先生が声優を引退するって知って……

そういえば『恋剣乙女』には井ノ上花の CV もあったなと思い出して、急いで引っ張り出してきた。

で、このゲームはどうだったかというと……予想通り、かなり普通。でも光るものがないわけじゃない。

ちなみに『恋剣乙女』には『恋剣乙女~再燃~』という FD があって、個人的には絶対セットでやるべきだと思う。本編だけだと話が中途半端に終わるからな……

screenshot.260.jpg

続きを読む

広告

OnePlus スリングバッグ レビュー

正直、OnePlus 3には興味が湧かなかった。外国の連中が毎日毎日「これは良い」と褒めちぎっていて、その褒めっぷりを見ていると金でも貰ってるんじゃないかと勘ぐりたくなるほどだった。ありがたいことに、OnePlus 3を頑なにdisり続ける韓国の人が一人いて、「flagshipの名に値しない、予算が厳しくなければ買わない」と言っていた。おかげで韓国の人への好感度が少し上がった。

だが話すのはOnePlus 3のスマホではなく、OnePlusのスリングバッグだ。知っている人もいるかもしれないが、OnePlus 3の発表時に一緒にOnePlusのスリングバッグも発表された。見た目はなかなか良かったが、値段も少々高く、もっとアホらしいのは最初の販売で招待コードがどうとか必要だった気がする。以前OnePlusのリュックは買おうとしても買えなかったらしいし……

とはいえ元々これを買うつもりはなかった。ただ同級生が買うと言い出し、自分はOnePlusファンだと豪語して、コードを二つ持っているから要らないかと聞いてきたのだ……

散々迷った挙句、結局手を出してしまった。

选区_259.png

続きを読む

『サツコイ ~悠久なる恋の歌~』レビュー

Alcot って会社はもうダメらしい。まず看板の仁村有志先生が辞めて、家に帰ってソシャゲやってる。だから今年の Alcot は、数枚の新規絵を追加しただけの LoveREC の詐欺 FD と、もっと詐欺な Clover Days Plus しか出してない。HCG を Emote に変えただけのやつで、おかげで中国語版が当日同時リリースできたほどだ。

とはいえ Alcot 本体は終わっても、子会社の Alcotハニカムがある。こっちの方が大胆なものを出すことが多くて、前にも春季限定とか、未来無視とか結構やった。で、今回がだいぶ雰囲気の違う『サツコイ ~悠久なる恋の歌~』ってわけ。

screenshot.208.jpg

雰囲気が違うと言うのは、Alcot のゲームの多くが日常と笑いを主体にした空気を出していて、悲しいのはほとんどない(もちろん最初の死神のキスとかは悲しいに入るだろ)。だからこそ『サツコイ ~悠久なる恋の歌~』は「捕食者と被捕食者の恋」なんてキャッチを掲げて出てきた。

ここまでの前置きは全部俺のデタラメだ。もう嘘を続けられないから正直に言う。なんで2014年の古いゲームをやったかというと、Youtube で曲を聴いてて OP が面白そうだったから、暇つぶしにやってみただけだ。

続きを読む

『恋する気持ちのかさねかた ~かさねた想いをずっと~』レビュー

去年の11月ごろだったか、音符社こと ensemble が『恋する気持ちのかさねかた』を出した。当時、俺もこのゲームはなかなかいいと思った。話はまあアレだが、とにかくキャラが多い。その中に一人くらいは好みのやつがいるだろ、そいつで一本やるのも悪くない。

で、周知の通り日本のメーカーは搾取の天才で、評判が良ければ即座に続編だの FD だのを出してまた金を巻き上げる。ギャルゲーだろうが素人図鑑7 だろうが、売れると分かればすぐさま売り続ける。この点にかけては日本メーカーの節操は Google よりも低い。なので音符社 ensemble は発売から二ヶ月も経たないうちに『恋する気持ちのかさねかた』の FD を出すと発表した。FD のタイトルもいかにも FD で、『恋する気持ちのかさねかた ~かさねた想いをずっと~』、永遠に重なる想い、みたいな……先月ようやく発売された。

screenshot.76.jpg

ゲームは大きくない、2G 程度だ。実は最初、FD ってのは前日談だの後日談だの、あるいは伏線を掘るだのがあるもんだと思ってた。多分俺がやってきたのが車輪の国や灰色の果実シリーズだったからだろう。だが実際のところ FD の本質は AfterStory で、過去の話に無理やり息を吹き込むだけのものだ。キャラ売りのゲームにとって FD なんてのはパコパコの飾りにすぎない。俺も覚悟を決めて適当に見るつもりだった。だが、思いの外この FD には予想外のものがあった。

続きを読む

ThinkPad X250 の排熱を素人改造してみた

先日 X250 のグリスを交換して排気ファンを取り付けたのだが、どうにも満足できない。主な原因は Dock 接続時に温度が依然として爆上がりすることだ。

理由は三つある:

1、BroadWell 自体がとにかく熱い 2、X250 はヒートパイプが一本しかなく、排熱がクソ 3、X240/X250 の Dock は設計そのものに問題があり、排熱が考慮されていない

とにかく、今は温度が爆上がりしているので解決するしかない。手を付ける方向はいくつかある。

続きを読む

UGREEN DPケーブル を使ってみた

京東の618でDell P2715Qモニターを買った。このモニターはDPとHDMIしか端子がなく、今の環境でHDMI接続だと4K 30Hzまでしか出せない。30Hzなんてほとんど使えたものじゃないから、DPケーブルが必須だった。

手元に以前京東で買った緑聯のDPケーブルが何本かあったので、それを挿して使ってみた。挿すまで分からなかったが、挿した途端にびっくり、PCが起動しなくなった……

最初はモニターの問題か、グラボ(冰龍 770 4G)が4Kに対応していないせいだと思った。でもホットスワップしてみたら普通に4Kで映った。ところが挿したままだとシャットダウンできず、シャットダウン後は二度と起動しなくなった……

何度も試した結果、このDPケーブルを使うとPCが起動しなくなり、再起動するとギガバイトの「デュアルBIOS修復システム」の画面が出て、片方のBIOSが壊れたから予備のBIOSで復元したと表示されることが分かった。

続きを読む

広告

『はるまで、くるる』レビュー

『はるまで、くるる』のシナリオライターに渡辺僚一という人がいて、この大先生の最新作が蒼の彼方のフォーリズムなわけだが、その前は彼と良き相棒の木緒なちが結構な数のエロゲーに関わっていて、中には設定がぶっ飛んだ作品もある。俺はかなり早い段階で資料を漁って、そういう作品の多くに共通点があることに気づいた。

超展開が得意で、ゲームの最後に「実は主人公たちは夢の中にいた」とか「元の世界じゃなかった」とかを明かしてくる。

渡辺僚一と木緒なちが一緒に関わった中で割と有名なのはすきま桜とうその都会だろう。間違いなく、このゲームの最後はまさにその展開だった。企画はこの二人じゃないらしいけど、それを彼らのせいと呼ぶかどうかは微妙なところだ。

で、『はるまで、くるる』もこの二人の大先生が組んだゲームの一つなわけだ。なぜやったかって?

またOPに釣られたからだよ!

『はるまで、くるる』ってゲームは……絵柄がまたあの歪んだ顔なんだよ。ただねこねこそふとの面子そのままってわけじゃないから、まだマシなほう。中二空間の評価によればシナリオで勝負するタイプらしく、俺はシナリオを食う側の人間なので、まあ行ってみるかと。

その結果、半年かかったわ……正確にはまずOP前とOP後をちょっと進めて、その後ようやく残りを終わらせた。

何というか……話はすごい。想像力もすごい。でもこのゲーム、こんなに……長くする必要あった?

続きを読む