アオナツライン

『ユキイロサイン』レビュー

以前大絶賛していた『アオナツライン』が、1年あまりの時を経て精神続編を出した。それが『ユキイロサイン』だ。 なぜ「精神続編」かというと、脚本も絵師も同じなのに制作会社が変わっていて、wonder foolという会社になっているからだ。クソみたいな戯画を捨てたことには百手を挙げて賛成だが、このwonder foolも決して良い鳥ではない。これまでに出したクソゲーを見てみろよ、どれも誰も欲しがらない端切れを適当に発売しているだけの感じがする。 ともあれ、このゲームには期待していた。『アオナツライン』がヤバかったから、これも当然ヤバいだろうと。オタク連中はこのゲームを通じて再び自分の青春を感じたいと切望していたのだ(実際には存在しないけれど)。 ところが、発売後にプレイしてみて、残念ながらこう言わざるを得ない。このゲームは大多数が求めていたものを提供してくれなかった、と。

『アオナツライン』レビュー

「青春」って言葉はよく見かけるけど、それって一体何なんだろうな? よくこういうのを見る。 「XXXってドラマが終わった。俺の青春も終わった」 「XXXってアニメが終わった。俺の青春も終わった」 「XXXが結婚した。俺の青春も終わった」 もし「青春」が若い頃の単なる一状態にすぎないなら、それは年齢と共に終わるもんであって、特定の誰かやアニメやドラマに左右されるもんじゃない。 人によって「青春」の意味は違う。