ナツイロココロログ Happy Summer

『ナツイロココロログ Happy Summer』レビュー

声優の松永莉佳(蓬かすみ)はきっと『ナツイロココロログ』を演じて心底よかったと思っているに違いない。なぜかって、彼女のTwitterページを見ると、彼女が演じたキャラで堂々と見せられるのはこのゲームのメインヒロインだけなのだ。彼女が演じた他の作品のキャラは、雑魚かボスか、あるいは主人公なら必ず巨乳を凌辱される抜きゲーのヒロインで、アイコンにするのすら恥ずかしい代物ばかり。 実際『ナツイロココロログ』のヒロイン・常磐久遠はめちゃくちゃ可愛い。原画の白もち桜の萌え必殺技のおかげで、このゲーム自体が「萌えゲー」界の清流だ。このゲームにシナリオだの音楽だのCVだのは一切不要、そこそこ良ければそれでいい。画風だけで萌え豚どもは万歳三唱するだろう。 だが皆も知っての通り、俺は萌え豚でも妹萌えでもない。だから『ナツイロココロログ』をプレイしていて強く感じたのは、このゲームの主人公がとにかくクソすぎるということだけだ。前の記事でも書いたが、この主人公は唯々諾々として主体性ゼロ、ヤバいと見るや即座にタマを引っ込める。女方が何も求めず主人公が頷くだけでいいという場面で、彼はなんと背を向けて家に帰る。こんな振る舞いは現実なら「ヤって気持ちよくなったら腹がデカくなった女を置いて消えるクズ」そのものだ。なのにそんなクズがハーレム萌えゲーの主人公だなんて、到底受け入れられない。