相互理解

『月影のシミュラクル』レビュー

『月影のシミュラクル』は昨年のいわゆる「無料」の「ビジュアルライトノベル」で、しかも珍しいことに日本人が自分の作品をそう自称するのは本当に少ない。彼らはみんなこれをエロゲーと言う。 で、その「無料」ゲームの最後に言われた通り、あのゲームは不完全なストーリーだけで、語られていないことが山ほどある。公式も言っていた、この無料のものは重要じゃない、大事なのは後の企画だと。 じゃあその後の企画って何なの?ほら、1月のエロゲーム発売予定に『月影のシミュラクル -解放の羽-』ってゲームがまた追加されてるでしょ? そう、あの無料版はまさに「体験版」、要は試遊版で、最終的な正式版がこのゲームなわけ。 考えてみれば、先に体験版を出して、後から正式版を出すだけなのに、わざわざ小難しく言って、先に無料のを出して、その後何とか企画って、結局は同じ古い手口じゃん!