人魚姫

『僕の彼女は人魚姫!?』レビュー

何年も前、どこだったかもう忘れたが、たぶんGoogle Playストアで『僕の彼女は人魚姫!?』というゲームを見かけた。携帯ゲームなのに見た目はギャルゲーっぽくて、その時は遊ぶ時間がなくて積んだままにしてしまった。 その後、このゲームがPCに移植されてSteamにまで進出していたのを知った。もちろん多言語対応も含めて。そして気づけばこのゲームは俺のSteamライブラリに入っていた…… まあ、今さら言っても仕方ないが、俺は最近ずっとSteamのギャルゲーを「掃除」していて、この「人魚姫」も次のターゲットになったというわけだ。 ゲームはクリアした。ついでに全実績も解除した。だがこのゲームの評価となると、正直言葉にしづらい。

『彼方の人鱼姫』レビュー

世間の大方の予想どおり、『彼方の人魚姫』の制作陣は『ユキイロサイン』、さらにはもっと前の『アオナツライン』からのスタッフそのままで、原画から脚本まで同じ面々だ。だから本作にも、その「継承」された「青春の空気」が当然漂っている。 もちろん「青春の空気」と言うのはちょっと違う。『ユキイロサイン』以降、このシリーズのシナリオの方向性は「青春」から「矫情(いじいじした感傷)」に変わってしまったんだ。『彼方の人魚姫』の発売を知ったとき、俺は嫌な予感がした。この「矫情」が本作でも続くんじゃないかって。ただ今回は「学園」から「ファンタジー」に変わったから、そこまで酷くはならないだろうと思っていた。 だが、それは間違いだった。