後藤麻衣

『海と雪のシアンブルー』レビュー

近年、ギャルゲーの宣伝が「不誠実」になっていく問題がどんどん深刻化してる。 要はこういうことだ。あるゲームが「純愛」だと名乗っていたら、警戒したほうがいい。90% の確率で純愛じゃない。 「すごく平淡な物語です」なんて言われたら、これまた警戒必須だ。絶対に平淡じゃない。 百合だと謳っておいて、実はヒロインが男ども専用の肉便器だった、なんてのもザラにある。 「好評発売中」と書いてあって、実はとっくに叩かれまくってる、なんてのもある。 今日はそんな中で、あらゆる面から見て正直すぎるほど正直なゲームの話をしよう。マジで、わしはゲームを何年もやってきたが、こんなに正直なゲームは初めてだ。 CUBE の『海と雪のシアンブルー』である。

『ワガママハイスペック』レビュー

4月アニメに『ワガママハイスペック』という変な新作があった。中国語だと「任性 High-Spec」と訳されていた気がする。中身はごく少なく、尺も極端に短く、見ていてわけがわからなかった。 ただ、これは要するにエロゲー原作だ。アニメ放送開始時点で、ゲームはまだ発売すらしていない。だからこれはゲームの宣伝用映像みたいなもので、泡麺アニメかどうかなんてどうでもいい。 結局のところ、これがどうなのかはゲーム次第だ。 少し前にDOOMはレトロ路線を行っているという話を見たが、俺はそうは思わない。DOOMはゲームの本質に戻っただけで、レトロとは言えない。ゲームは本来DOOMみたいであるべきなんだ。 レトロと言えば、ワガママハイスペックのほうがよほどレトロだと思う。エロゲーに対するレトロだ。