地雷

『はるかかなた』レビュー

地雷作とは何か? 表面的には良さそうに見えて、いざ手を出したら想像していたものとまるで違う代物で、しかもひどい目に遭わせられて最後に慰めてもくれない、あの坑爹な作品のことだ。 たとえるなら、苦労して女神を落として、さあ事に及ぼうとしたら女神は実は男で、しかも強引に受けにさせられてケツが血まみれになるまで掘られ、最後には捨てられて肉便器としてゲイバーに売られる、あの感覚。 地雷作が与えるものは「騙し」とは違う。騙しはただ弄ばれただけだが、地雷作は弄ばれたうえに縛り上げられて口にクソを突っ込まれるのだ。 『はるかかなた』(遥か彼方)の評価は低いと最初に聞いた。地雷だと。だが私は思った、いくら地雷でもどれほど地雷なんだと? シナリオが息切れ? 展開の説明なし? 絵がクソ? 人がバタバタ死ぬ? それ以上何がある? どんなクソシナリオでも見てきた、そうクソじゃないはずだと。好奇心が湧いて、この地雷がどれほどのものか見てやろうと思った…… だが間違っていた。はるかかなたは確かに合格点の地雷で、地雷を再定義し、私に地雷を再認識させた。 この作品は私を深く掘り、そして笑って去っていった。