小心眼

小心眼な女の子のかわいさと極致

現実の女の子は理不尽だと言う人もいる。たいていは自分のことしか考えておらず、自己中心的で、他人のことなんて考えない。 でも物事はすべて相対的で、恋に溺れて抜け出せない女性もいる。強い独占欲と嫉妬心を持ちながら、同時に優しさや大きな罪悪感も抱えている。特に、親友の恋愛対象を奪ってしまったような場合は。 要するに、世間で言うところの「小心眼」だ。 こういう描写はギャルゲーではあまり見かけない。そもそも「小心眼」と聞くと、黒化だのヤンデレだのを思い浮かべる。小心眼で独占欲の強い女は必ず黒化するか、暴力で男を奪うしかないみたいな。 そんなのは嘘だし、現実的じゃない。むしろ怯懦だ。芯の強い小心眼の女の子なら、もっと強気な方法で立ち向かう。たとえば……対抗する、とか。 俺が遊んだ数少ないギャルゲーの中から、「親友の恋愛対象を奪い、罪悪感と嫉妬に揺れる」筋書きに当てはまるものを挙げると、一つは『恋と選挙とチョコレート』の木場美冬ルート、もう一つが今回の『架向星空之橋』の日向伊吹ルートだ。