小笠原諸島

『あの日の旅人、ふれあう未来』レビュー

Pulltopはどこかの地方自治体から金でももらったのか、やたら「観光PRシリーズ」とでも言うべきゲームを出している。ストーリーは軽くて甘く、そして何より全年齢向けなのがポイントだ。 昨年『空と海が、ふれあう彼方』があったじゃないか。それが今年、まさかの続編『あの日の旅人、ふれあう未来』である。予想通り、同じ世界観、同じ制作陣、そして同じキャラまで登場する。このゲーム、発売前は完全に空気だった。覚えているのは、ある日Pulltopが出した声明だ。「新型コロナの影響により『あの日の旅人、ふれあう未来』の発売を延期します」という内容だった。 その声明を見た全員がポカーンとした。驚いたのは発売延期そのものではなく、別の点である。 Pulltopはいつからこのゲームを出すことになってたんだ? 存在すら知らなかったんですけど! しかも延期を発表した時点で、このゲームの公式サイトすらまともに出来ていなかった。その後、このゲームのシナリオライターがATRIの宣伝ついでにこのゲームの宣伝もしてくれたからまだマシだったが、そうでもなければ本当に誰も気にしなかっただろう。 ともあれ、無事に発売はされた。前作の「小笠原諸島でダイビング」という話はなかなか良かった。では今回の新作はどうなのか。