オープンソース携帯機
ご存じのとおり、最近の「携帯ゲーム機市場」はかなり熱い。これまでの各種「オープンソース携帯ゲーム機」に加えて、いろんな「ハイスペック携帯ゲーム機」も次々と出てきている。ただ、多くの人がこういうものに飛びつくわりに、大概は「機械を遊んでゲームをしない」状態で、次から次へと買うけれどゲームはほとんどやらない。テストしてすぐ終わり、というのが大半だ。
これを「電子ED」と呼ぶ人もいるけれど、私はそうは思わない。ただ、今の「携帯ゲーム機」の多くは「携帯ゲーム機」とは言えず、むしろ「両手で持てる巨大なデスクトップPC」に近いだけだと思う。
AyaにせよGPDにせよ、新作はどれもこれも巨大化していて、重量もずっしり。外に持ち出して遊ぼうという気がほぼ起きない。持ち歩くには専用のショルダーバッグも必要だ。もちろんそれだけならまだしも、一番気まずいのはこういう携帯ゲーム機のバッテリー持ちがせいぜい2時間ということ。旅行先で出しても時間が足りない可能性がある。
特にAyaはNext 2というコンセプト機を出して、バッテリーをバッサリ捨てて電源に挿して遊ぶ仕様にした。つまりこれはもう「ポータブル携帯ゲーム機」ではなく、単に手に持てるミニPCだということだ。
だったら家のテレビで遊べばいいのでは?
周哥(Maxzhou)は「オープンソース携帯ゲーム機」界隈で、愛すべき存在であり同時に恨めしい存在でもある。
愛すべき理由は、彼が常に新しい製品を出し続けていて、しかも新製品はどれも悪くなさそうに見えるからだ。
恨めしい理由は、出てくる新製品がどれも高くて、性能の向上はごくわずかで、「搾取」だとツッコミを入れられているからだ。
正直に言えば、周哥のマシンには利益はあるものの、搾取とまでは言えない。彼のマシンはオープンソースの方案に独自の改修と最適化をかなり加えているからだ。例えば品質の高い金属外殻に交換したり、触り心地のいい導電ゴムやメタルドームを入れたりしている。この手の携帯ゲーム機にそんな金額の価値はないと言うこともできるが、自分で買ってModした費用は実は周哥から直接買うのと大差ない。周哥はオープンソース携帯ゲーム機を全部Mod済みの完成品として売ってくれて、後のいじる手間を省いてくれると捉えられる。
そういう目で見れば、確かに高くはない。
オープンソース携帯ゲーム機をいじるのはかなり前からやっていて、前の機種は Retro Game 97 だった。ファームウェアも何度か焼き直したし、導電ゴムも交換した。実際それなりに使えるのだが、どうもあの機械は完璧じゃない気がして、問題もまだたくさんあった。
それで先日 5ch を見ていたら、Retro Game 97 の後継機である Retro Game 350 が発売されているのを見つけた。値段も許容範囲だったので、買ってみることにした。
この記事は更新済み:
新しいファームウェアのチュートリアルと弄り方はこちらを推奨: /archives/9750/
子供の頃から携帯機が好きで、大人になった今も携帯機へのこだわりがある。だから PSV も買ったし Switch も買った。手に持って弄っているあの感覚が好きなのだ。
最近暇だったので、ネットでオープンソース携帯機なるものを見かけた。クラウドファンディングのプロジェクトもたくさんあったが、結局金がないので、安い小霸王 Retro Game(RS97)携帯機を選んだ。