総括

万物には始まりがあり、必ず終わりがある

人生で最も印象に残っている英語のフレーズを挙げろと言われたら、『Matrix』の預言者のあの言葉だ。「Everything that has a beginning has an end」——日本語なら「始まりがあるものには必ず終わりがある」ってところか。 この言葉がすごく好きだ。クールな形でクソみたいな台詞を表現している。ただ、哲学なんてものは大抵クソみたいな台詞で、現実のどうでもいい言葉は誰も気に留めない。特殊な立場の人間がオカルトじみた言い方で口にしたときだけ、人はそれを深く信じて真理として崇める。 この言葉を口にしたのは、2013年のことを今でも覚えているからだ。当時、片思いしていた腐女子と腹を割って話をしたら、完全にフラれた。そのとき感じたのは悲しみよりむしろ解放感だった。今思えば、彼女はとっくに俺が自分に気があるのを知っていたはずなのに、はっきり断らず、ただキープしておいて、遊びに付き合わせたり、飯を奢らせたりしていたんだよな……そこまで悪質とは言わないが、確かにちょっとした計算はあった。あの日から、俺は何かやろうと決めた。ちょうどその頃、DellのV8pというWinタブレットを買っていたので、恋愛で成功したことがないならゲームに心の拠り所を求めようと考え、当時出たばかりの漢化新作『初雪桜』を始めた。それがGalgameのブルドーザーモードの始まりでもあった。Windows、PSP、PSV、はてはiPad、そして後にSwitchまで、俺のGalgame攻略は今に至るまで止まったことがない。

2023年に一番おすすめしたいギャルゲー

親愛なる読者の皆さん、こんにちは。いつの間にか4月になっていて、2023年の年間ギャルゲー総括をまだ出していない。去年溜まったゲームの感想を書き終えてから出そうと思っていたけど、この効率じゃ書き終わりそうにない。まあ、書いていないゲームもおすすめするほどでもないし、さっさと年間総括を出してしまう。プレイ済みで未執筆のゲームはひとまずリンクだけ置いておいて、後々ゆっくり更新する。 去年のスクショを漁ってみたところ、2023年に遊んだ「恋愛シミュレーション」関連のゲームは、数え上げてもたった19本しかなかった。しかも2024年のゲームを一本フルコンして商業稿まで書いたのに、ブログには書く気すら起きないという……商業稿のリストはこちらから。 理由はいくつかある。ひとつは生活が忙しくて、子供の世話をしないといけないから時間が少ないこと。もうひとつは、2023年にはほぼ完全に各種コンシューマーゲームに移行していて、Steamのプレイ時間がどんどん増えていく一方だということ。こういうどんどんバカになっていくギャルゲーは、ますます見下すようになったし、ますます遊べなくなった。さらにもうひとつは、2023年のギャルゲー市場そのものがこんなに低迷していたこと。年の中頃には、その月に発売された「正作」と呼ばれるものが見つからない月もいくつかあった。抜きゲー以外は抜きゲーばかり。たとえ「正作」でも、半分は復刻版、半分はクソ…… だからこれは俺のせいじゃない、責任は全部日本側にある。あんなに量産的で抽象的なゲーム、どうやって最後まで遊べって言うんだよ? というわけで、今年のおすすめゲームをさっそく挙げていこうと思う。たぶん10本も揃わないだろうけどな……

2023年散財記録

2023年は自分にとってそれなりに大きな年で、しかも忙しかった。忙しさの代償として色々と弄り回したんだけど、感想文を書くのは面倒で、大抵は弄ってるうちにメルカリ行きになって、考えるともう書く気すら起きなかった。 忙しいと言ってもいいし、怠惰だと言ってもいい。自分でもこの手のものにさしたる見どころも書く必要性もないと思っている。とはいえもう年末だし、今年のことを来年に持ち越すのもなんだから、総括という形で、今年弄った中で触れる価値のあるものを振り返ってみよう。ついでに辛口評価と、おすすめランキングなんかも付けたりして。もちろんここに書くのは寸評だけで、画像は付けない。じっくり書く価値のあるものは別途詳評を書くつもりだ。
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2021年に一番おすすめするギャルゲー

2022年の初めは本当にいろいろあって、ずっと文章を書く時間がなかった。今一番困っているのは、頭の中にネタはたくさんあるのに、それを書き出す時間がないこと。もう2022年も三分の一が過ぎようとしているのに、去年のゲームの総括がまだできていない。最初は罪悪感みたいなものもあったけど、書いても書かなくてもいいんじゃないかと思い始めた。結局ほとんどの人はこの手のゲームをやらないし、見て楽しむだけの野次馬だ。とはいえ自分へのけじめとして書いておこう。誰かの役に立てばそれに越したことはない。 2021年にプレイしたゲームは全部で31本。2020年より10本も少ない。正直、自分が時間を取れなかったというより、2021年のゲーム自体がクソだったからだと思う。しかもかなりの本数が「非常に独特」なレベルでクソだった。そんなわけで、おすすめできるゲームを紹介したあとに、その年話題になった作品にもツッコミを入れていく。いつも「なんでXXXがないの?」と聞かれるのが面倒だからな。

2020年に遊んだギャルゲーで一番好きだったもの

2020年はみんな本当に大変だった。エロゲーメーカーも例外じゃなくて、今年遊べる作品も減ったし、当たりも減った。で、俺が遊んだ本数はというと……相変わらず減らなかった。2020年に遊んだエロゲーは41本。2019年とほぼ同じ。つまり今年も全然進歩してない。そろそろフェードアウトするつもりだったのに。 ただ、今年は薦められる作品が増えた気がする。でも一つはっきり感じたのは……ギャルゲーの音楽がもうダメだ。正直に言うと、今年の「聴けるOPとED」をまとめようとしてみたけど、ろくに出てこなかった。あのレズビアンゲーのOPくらいなもんで、今年はゲームのOSTを買いたいとも思わなかった。だから音楽は省略。ゲームの話だけする。2020年に「俺個人が」いいと思った作品を見ていこう。

2019年に俺が一番好きだったギャルゲー

2019年は俺にとって色々あった。一番デカい出来事はSurface Pro 4を嫁にあげちゃって、手元にGalをプレイできるデバイスがなくなったことだ。しかも下半期はマジで忙しくて、積んでるゲームも多いし、クリアしたけどスクショが見つからない奴もある。でも最近の頑張りで2019年のゲーム感想を少しずつ書き終えて、昨日最後の一本を書き上げたことで、ようやくこの遅れに遅れた年度ゲーム総括を書けるわけだ。 じゃあ前置きはいいから、俺が「良い」と思った作品をオススメしていくぜ。

2018年、個人的に一番おすすめのギャルゲー

2018年に遊んだギャルゲーは全部で40本。2017年よりさらに減った。これは現実生活が充実してきた証拠でもあるし、裏を返せば……今の業界はマジで終わってるってことでもある。 見てみると、ほとんどが上半期に遊んだものだ。下半期はめっきり少なくて、しかも遊びたいと思わせるゲームがほとんどなかった。作品数もおそらく少ない。 良いことだ。来年はもっと減るだろう。ついでに業界には早く終わってほしい。そうすれば救われる子供が増えて、現実とちゃんと向き合える。 遊んだ数は少ないが、それでもいくつかは遊んだ。なのでいつも通り、良かったと思う作品を紹介しよう。

2017年にプレイして一番好きだったギャルゲー

集計してみたら、今年遊んだギャルゲーは64本だった。前年と比べると2016年は77本、2015年は80本なので、予想していた目標どおり、遊ぶ本数はどんどん減っている。今の生活がどんどん充実してきている証拠だ。 プレイ本数は多くないが、大作の大半はやった。総合すると、今年はかなり期待外れだったという感想だ。 まず大手の多くが新作を出していない。老舗の廃萌え系会社も動きがなく、ゆずソフトのゲームは出ておらず、SAGA PLANETS は月末発売。今のところ悪くないと思っているけど、まだクリアしていない……間に合わない。 他のプレイした作品はほとんどがファンディスク、ファンディスク、そして「第二作」の看板を掲げた「偽ファンディスク」ばかり。こうした続編の金儲けを除けば、残るのは萌えゲーと地雷だけだ。 あれこれ考えたけど、正直なところ勧めるのは本当に難しい。一日悩んだ末、とりあえずかなり個人的なリストをまとめてみた。気にしないなら参考にしてくれてもいい。 (順位あり)

今年はたくさんギャルゲーをやった……じゃあいくつかおすすめしよう

自分に自慢できるネタができるとは思ってもみなかった。まあ、これってむしろ「こいつは救いようがないほどダメ人間だ」って証明してるだけな気もするけど。 たとえば年末になって、今年一年でいったい何本のギャルゲーをやったのか見てみようと思ったわけ。調べてビックリ……80本。 もちろん、分割販売されてるゲームをまとめて数えれば、この数字はもう少し減るけどな。 正直に言うと、俺はギャルゲーが好きじゃない。何度も言ってる気がするけど、これをやってるのはアニメの半端な制作が嫌いだから、ラノベのアホみたいなストーリーが嫌いだから、ラノベや漫画の終わらないループ展開が嫌いだからだ。日本風の絵柄への愛着を満たしつつ、もっとスッキリと物語の結末まで一気に見せてくれる作品は、ギャルゲーの中にしか見つけられない。だって、ギャルゲーで「続きは次巻で」なんて言われたことはほとんどないし、悪く言えば、ゲームの中では主人公は結局ヒロインとヤレるわけで、増え続けるヒロイン候補たちの間でフラフラするなんてことはないからな。 「地雷排除者」なんて呼ばれるのは嫌いだし、俺の感想に対して「大〇〇で大△△を犯すのが好きなんだろ、どうせアダルトゲームをやってるんだから、カッコつけてんじゃねえよ」とか言われるのも嫌いだ。それでも気づけばこんなにたくさんプレイしていた。ある人に「そんなにやったなら、いくつかおすすめしろよ」と言われた。 自分のゲーム歴を振り返ってみると、優れたゲーム、つまり「面白い」と形容できるゲームは本当に少ない。ほとんどは粗悪なグラフィックとワケのわからないストーリーだ。まともなストーリーをいくつか紹介できれば、布教にもなるし、多くの人が回り道をせずに済む。きっと意味のあることだ。なにせ俺はもうクソを食らってるわけだし、他人も糞尿の穴に落ちるのを笑って見るのは大好きだが、それ以上に、「それがクソだと分かっていながらも、意気揚々と食う醜い奴ら」を見る方が好きなんだ。 というわけで始めよう。順不同、思いついた順に書いていく。
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