感想
なんでこれを買ったのか……たぶん、前世代のPixel Budsが快適すぎたからだろう。
実はPixel Budsにはけっこう満足していた。ただ装着感だけはどうにもならなかった。あのぶらぶらする紐が本当にバカバカしくて、普段はランニング中に使うんだけど、その紐が揺れるたびに「聴診器効果」ってやつを思い知らされた。
でも今はGoogle Pixel Buds 2がある。あのバカな紐はもうない。ただ、GoogleがPixelと組み合わせてApple AirPodsに対抗しようという代物は、相変わらず信頼できない:
AptX非対応 最初は白色のみ 発売直後からさまざまな問題や不満が続出 それでもGoogle製品はやっぱりアメリカ製で、多くのアメリカの自媒体が発売直後から絶賛する。Pixelシリーズを褒めるのと同じ調子で。Googleなら悪くないはず、と言っておいて、家に帰れば自分のiPhoneを使い続ける……
オタクになりたての頃、俺には妙な「優越感」があった。
どこから来たのか自分でも分からないが、なぜか他人より一段上にいるような感覚。まるで二次元こそが人生の最終目標で、二次元を理解しない周りの連中はみんな無為に生きる歩く屍だ、と。白黒の世界の中で、二次元だけが俺をカラーにしてくれる——そんなふうに思っていた。
だから堂々とLINEのアイコンを萌えキャラに変えたし、PCの壁紙も巨乳のお姉ちゃんにした。周りの奇異な視線も、陰口も、むしろ俺を誇らしくさせた。
「二次元が好きな奴は、みんな友達だ。」
当時は自分が最高にイカしてると思っていた。まるで世界が酔っていて俺だけが醒めている、そんな気分だった。
1年以上も発売延期した「カゴの鳥」
Cabbit。Skyfish傘下の、俺がなかなか面白いと思う会社だ。一連の「サスペンス系」ゲームを出していて、最初の『翠の海』、後の『空の花』、それから『箱庭ロジック』なんかがある。設定はいつも面白くて、最初から謎だらけだが、最後にはなかなか良い結末が用意されている。Cabbitにとって最大の特徴は実は「サスペンス」なんかじゃなくて、「サスペンス」の裏にある「恐怖」を容赦なく見せることだ。過去作では血みどろのシーンや、ヒロインが壊れていく設定がよく出てきて、霧に包まれたゲームの筋書きと相まって、いつも大きな衝撃を与えてくれる。
Cabbitの裏方プロデューサーはたぶん御厨みくりだと思う。彼はこの会社に所属していないが、過去作には全部関わっていて、しかも多くは「企画」を担当している。御厨みくりのスタイルは俺もよく分かっていない。大手の作品にも協力参加しているが、目立った個人の特色は見えない。ただCabbitの過去作と比べれば、少なくとも彼なりに実力はあるんだろうと推測できる。
そうして2年近い沈黙を経て、Cabbitは昨年新作『鍵を隠したカゴのトリ』を発表、発売日は2019年8月30日と決まった。
そして思いもよらなかったのは、この(クソ)ゲームがまさかの1年も延期したことだ。途中でいろんな原因があって、最初はゲームが完成していなかったのかもしれない。その後年末には新型コロナにぶつかり、プロデューサーが入院して病気になったという話まで出た。とにかく延ばしに延ばし、飛ばしに飛ばし……
19年08月30日⇒10月25日⇒12月20日⇒20年02月28日⇒04月24日⇒6月26日⇒8月28日
そして1年後の2020年9月25日、このゲームはついに発売された!
Pulltopはどこかの地方自治体から金でももらったのか、やたら「観光PRシリーズ」とでも言うべきゲームを出している。ストーリーは軽くて甘く、そして何より全年齢向けなのがポイントだ。
昨年『空と海が、ふれあう彼方』があったじゃないか。それが今年、まさかの続編『あの日の旅人、ふれあう未来』である。予想通り、同じ世界観、同じ制作陣、そして同じキャラまで登場する。このゲーム、発売前は完全に空気だった。覚えているのは、ある日Pulltopが出した声明だ。「新型コロナの影響により『あの日の旅人、ふれあう未来』の発売を延期します」という内容だった。
その声明を見た全員がポカーンとした。驚いたのは発売延期そのものではなく、別の点である。
Pulltopはいつからこのゲームを出すことになってたんだ?
存在すら知らなかったんですけど!
しかも延期を発表した時点で、このゲームの公式サイトすらまともに出来ていなかった。その後、このゲームのシナリオライターがATRIの宣伝ついでにこのゲームの宣伝もしてくれたからまだマシだったが、そうでもなければ本当に誰も気にしなかっただろう。
ともあれ、無事に発売はされた。前作の「小笠原諸島でダイビング」という話はなかなか良かった。では今回の新作はどうなのか。
2020年は世界的に散々な年だった。コロナのせいで多くの産業が打撃を受け、日本のエロゲー業界も例外じゃなかった。
「例外じゃない」と言ったのは、エロゲー業界は理論上コロナの影響を受けないはずだからだ。要はソフトの販売だし、開発はオンラインで協力できる、販売はオンラインショップでできる、客層はオタクばかりで外に出たがらない。どう見てもエロゲーは影響を受けないはず……だが、実際のエロゲー市場はそうじゃなかった。
エロゲーの収益は初回出荷の売上に依存していて、その初回出荷はゲームの質じゃなく、特典が売上を引っ張る構造になっている……
特典は当然、各販売店との連動が必要で、つまりは結局オフライン頼みだ。
2020年にもなって、ソフトの販売がオフラインに依存している。こんな状況は日本くらいだろう。
ただSaga Planetsは資金に困っていないようだった。前作『金恋』でかなりの富を築いていて、売れ行きも良かったのは明らかだ。しかもSaga PlanetsはKeyの親会社であるVisual Artsから離れて独立したという噂まである。調子に乗ってるな。今のSaga Planetsは「金に困らない」段階に戻ったんじゃないかと推測している。
前回Saga Planetsが金に困らなかった時、何をやったか覚えてるか?そう、あの懐かしい流れが帰ってきた!
前回は『カルマルカ』を世に出した。今回は『金恋』が好調だったのを見て、『かけぬけ★青春スパーキング!』を作ったってわけだ。
本来この記事は直男のTwitterのあの子をネタにいじってやろうと思ってたんだけど、よく考えたらあの子已经很可怜了,追い打ちをかけるのはやめようと思って、元のスタイルに戻して書き直した。
ただこのゲーム、実用性はかなり高い。いや、そっちの「実用性」じゃなくて、「恋愛の仕方」を教えてくれるという意味での実用性だ。HOOKSOFTとSMEEはこの分野でずっと良い仕事をしてきたんだけど、残念ながらほとんどのオタクは「恋愛コメディ」のネタ製造機としてしか見てない。本当にもったいない。
ここ数年、HOOKSOFTとSMEEの間では妙な「立場の入れ替わり」が起きている。前者はSMEEの「恋愛シミュレーション」路線に走り、後者は設定で遊ぶファンタジー路線に突入した。まあ大半の人にとってみれば、どうせ両ブランドは同じ親から出てるし、絵柄もどんどん近づいてるし、ブランドの血統の純度なんて誰も気にしてない。将来ひとつに統合される可能性だってある。
今回HOOKSOFTが出してきた作品のタイトルは『放課後シンデレラ』。設定は「放課後の帰り道の選択によって、偶然の出会いから恋が生まれる」というもの。
何年も前、ネットを徘徊していた頃に、いわゆる「大牛(すごい人)」と知り合った。その人は俺の世界観を色々とぶち壊してくれた。ネット上でこんなにヤバい人に出会ったのは初めてだった。まあ「大牛」本人が自分でヤバいと言っていただけの話だが。
「大牛」はカナダに住んでいて、若くして成功していて、普段は授業を受けたり、たまにMicrosoftでバイトしたりしていて、最新のWindows Vistaのベータ版が使えて、さらに新型の「UMPC」を弄る金もあると自慢していた。当時は「この人マジですごい、同じグループに入れて光栄だ」と本気で思っていた。
でも後から少し変だなと思うようになった。そんな「大物」なのに、なぜDiscordの名前には「火星文字」や「非主流」な言葉がたくさん入っているのか?そんなにすごい大物なのに、なぜほぼ24時間365日ネットに張り付いているのか?
そしてある日の夜、「大物」が個別チャットで「いいものを見せてやる」と言ってきた。送られてきた動画を開くと、巨大な白人が二人のとても痩せた人を侵犯していた。よく見ると、その「痩せた人」はどうやら子供だった。小さな女の子と、もう一人は小さな男の子。
その動画は俺に耐え難い不快感を与えた。なのに「大物」はまだ「Want Some More」と聞いてきた。
ガールズ・ブック・メイカーは原作発売から半年後、金を巻き上げるためのDLCシリーズを出すと宣言した……
金を巻き上げると言っても、まあこれも今さらというか、よくあるやり口だ。何しろこの何年かで似たようなものは散々見てきた。今回のDLCのタイトルは『ガールズ・ブック・メイカー ~グリムと三人のお姫さま~』。つまり世界で知られた『グリム童話』の話を扱うわけだ。
「グリム童話」そのものが寄せ集めの短編集で、一人のキャラでまとめるのは無理がある。だから中の「姫」を切り出して三巻に分けて個別に売る。聞き覚えがあるだろ? いかにも金を搾り取るやり口だ。三人の姫は「白雪姫」「眠れる森の美女」、そして最後が「シンデレラ」、みんなお馴染みの灰かぶり姫だ。
今回語るのは『ゴッドシスターズ』というゲームだ。
知り合いの女性教師がかつてこう言っていた。
「恋愛では男が女を追いかけるように見えて、主導権はずっと女性側にあるのよ。だって女性は男の行動に対して選択肢を選ぶだけでいいんだから」
もちろん、彼女の言い分は不完全だと思う。これには前提があって、女性は美人でなければならない。湘南肉棒君みたいな顔をしていたら、選択肢をくれる男なんて誰も寄ってこない。
実はこの言葉は別の角度からも理解できる。正常な「男が女を追う」恋愛において、男が不屈の精神で女神を落としたように見えて、実際は女性が何度も何度も男にチャンスを与えているだけなのだ。
考えてみてほしい。もし女性が本当にあなたに全く好意を持っていなければ、接触の機会すら与えないし、あなたの言葉に耳を貸すこともしない。あなたは自分が彼女を攻略していると思っているが、実際は彼女があなたに攻略されることを許してくれているだけに過ぎない。
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