抜きゲー
先週、鄭州で北京から来た、全国に事業を展開する有名ネット企業の知り合いに会った。G+ でそこそこ名の知れたロードバイクの内腿摩擦係にして上級プログラマー評議員の「Neo Slixurd」だ。彼はホモで名前が Neo なので、俺はたいてい「キニオ」と呼んでいる。略して「キニョ」だ。
キニオとの会話は楽しい。まず「小竹姫は結局バカなのか」という問題について一緒に議論し、すぐに意見が一致した。その後の雑談で、俺がギャルゲーをやっている話にもなった。
キニオが一番不思議がっていたのは、俺がなぜそんなに早く日本語を覚えたのかということ。実は全然早くない。毎日エロゲーをやっていれば誰でも早く覚える。関連する経験はここに書いてある。
次にキニオが興味を持ったのは、俺が一体どれくらいゲームをやっているのかということ。自分で数えたところ、一年で 80 本くらいだ。ただこの数字はあまり正確じゃない。俺はギャルゲーを小説のように読んでいるからだ。つまり「ゲームが指定するメインルートの結末」しか見ない。他の結末は俺にとってはただの「可能性」であって、ヒロインに愛があれば妄想すればいい、本物の物語ではない。だから「はつゆきさくら」のように物語全体を分割するタイプでない限り、たいていはメインルートだけ進んで、他はざっと見る程度。だから一本のゲームもそんなに長くない。全ルートクリアとなると、批評空間の統計では多くの日本人が 19 時間くらい必要とする。もちろんその時間もそんなに長くない。ただ毎日やる奴はいないだろ?
最後にキニオとギャルゲーのシナリオの傾向について話した。キニオは自分がやるゲームは昔のものか、そこそこ有名なものばかりで、最新のゲームがどんな傾向なのか知らないと言っていた。実は最新のゲームも大半は陳腐だと説明した。全体の品質は今の主流の新作アニメよりほんの少し高いくらいだが、それも客層のせいだ。批評空間の統計ではエロゲーをやる人の大半は 25~30 歳の層で、もう中国の B 站のように 20 歳以下のアニメを見る小学生レベルではない。
「実は大半のエロゲーのシナリオはクソみたいなもんだ。例えば最近やったこれとか。」
そう言って俺は『働くオタクの恋愛事情』というゲームの話を始めた。
俺はNTR好きでもないし、NTR好きの連中の心理も理解できんのだが、それでも日本のエロゲーにはNTR題材の作品が山ほどある。
いわゆるNTR題材ってのは、今の小学生が言う「好きな子が自分じゃなくて他の奴が好き」なんてレベルじゃなくて、「寝取る」って意味だ。意味は簡単、お前の嫁でも妻でも愛人でも彼女でも、他の奴に寝取られたってことだ。。。
要するに寝取られたわけだ。いくらお前が5chやACFUN、緑化街、雷霆崖5chを年中徘徊してても、寝取られたことに喜びを感じる奴なんて見たことねえ。だからNTR好きの心理はそう簡単には理解できん。
それなのにNTR系のゲームは後を絶たない。多くの会社がこういうゲームを出すし、中には専門のブランドを作ってNTRゲーだけを出し、ブランドの専門性を追求するところまである。
たとえばこの『放課後に乱れる姉教師と隣の部屋で喘ぐ妹 ~恋人になった女の子が、知り合いの嫌な男に寝取られる~』ってゲームは、自分は正統派NTRゲーだと名乗っている。
痔になったことがないから、どれだけ辛いのか分からない。
痔になったことがないから、痔の治し方もよく分かってない。肛門が爛れてて座薬しかないとか誰かが言ってたけど……まあ、口が悪いのは事実だから仕方ない。内痔核とか外痔核とか混合痔とか、そういうのは全然知らない。だから座薬を一人で肛門に入れられるのかどうかも分からない……
それが分からないと、一部のゲームの設定も理解できないわけで……例えばこの『妹が痔になったので座薬を入れてやった件』とか。
お前は42歳の中年のおじさんだ。家庭があって、妻がいて、それから中学に通う娘もいる。
毎日は変わらない。日々を重ねるうちに、時間が過ぎていくことさえ忘れてしまったようだ。
時々同僚と生活の些細なことを話したりするけれど、世界がどんな姿をしているのかもう忘れてしまった。毎日の仕事は家と職場の往復だけで、楽しさも刺激も見つからない。同僚たちはみんな色んな刺激に夢中で、ネットで刺激を探したり、知らない誰かを探したりしているが、お前にはそれが意味のあることには思えない。
お前はまだ妻のことを愛しているのかもしれない。時々彼女と親密になりたいと思うこともある。だが冷たくあしらわれる。
「あんたもう42歳でしょ、そんなことしてどうするの? 普段だけで十分疲れてないの?」
妻はまったく閨事に興味がなく、それがお前をひどく落胆させる。時には自分で慰めるしかないこともある。
でも時々、お前は自分の娘に視線を向けてしまう。娘はもうすぐ大人になり、とても美しく育っていて、妻とどこか似ているようにも見える。
娘は家の中で無防備で、時には見るべきでない場所まで見えてしまうこともある。そして時には、自分の娘に対して反応してしまうことさえある……
これは危険だ。
ラッシットが死ぬべきかどうかもう言うのも面倒だ……
今ちょっと矛盾してて、早く死んでほしいと思う一方で、Liber 7 を出し切ってから死ぬべきだとも思う。
とにかく今はまだ死なない方がいい。
そんな「死ぬにも死にきれない」ラッシットがまた新作を出した。しかも昔の抜きゲーシリーズの続編だ。
乱れ雪月華 ~月夜の淫舞、狂気の契り~
『手垢塗れの天使』というゲームは知名度そこそこだと思う。発売前から「表向きは清純な女性アイドルが、裏では枕営業で体を売る」みたいな内容のエロゲーだと喧伝されていた。で、タイトルの「手垢塗れる」ってのは実は略で、正式には「手垢に塗れる」(てあかにまみれる)なんだよな。国語辞典の説明はこうだ。多くの人に使用されて汚れる。
つまり何かというと……大勢に使われて汚れた、ということである。
国内ではこのゲームを『傷だらけの天使』と訳した人がいて、最初はなるほど趣があるなと思ったんだが、実際のストーリーを踏まえると全然しっくりこない……
やっぱり「汚された天使」か「公衆便所天使」と呼ぶべきだ……ヒロインに哀れむべきところがあることを考えると、後者はやめとくけど。
昔、こんな脳内設定を考えたことがある。
内容は夢に関するものだ。いわゆる「私立探偵」みたいな職業の人間が、他人の夢の中に入り込んで冒険を繰り広げ、最終的には夢の中のその人に対してある物事への見方を変えさせる。もちろん最後は金で動くプロとして。
聞くだと「インセプション」そっくりだが、俺の中ではちょっと違う。どうせ「探偵」や「ハンター」のような立場で「他人の夢」に入るなら、夢の中の設定や環境はすべて夢の持ち主に関係しているはずだ。潜入者としては、環境に素早く適応し、かつ“夢の主の合理的な設定”を利用して自分に有利な条件を手に入れ、任務を達成するべきだろう。
たとえば、ネットゲーム中毒のヤツの夢に入れば、おそらくゲームみたいな世界に配置される。君は夢の主が君に与えた役割設定に素早く適応しつつ、他人の夢の中で浮かないように自分を偽装しなきゃいけない。そのためには夢の主についてある程度知っておく必要がある。好み、性格、果ては内心まで。でなきゃ盲目的に他人の縄張りに入って、失敗するどころか二度と目覚められないチャンスを失うことだってありうる……
俺はこの設定を一時期マジでクールだと思っていて、みっともない短編のネタ文も書いた。探せばこのブログで見つかると思う。今読み返すと問題だらけで、恥ずかしくてまともに見ていられないけどな。でもその設定を引っ張り出してリメイクし、またネタ文を書こうかと考えている。最近時間とインスピレーションがあるかどうかだ。
まったくもう、エロゲーをやってからというもの、教科書には絶対載らない単語を山ほど覚えてしまった。ヤリチンとかヤリマンとか、この前なんかヤリサーなんてのも見ちまった。なんだよヤリサーって。ググらずにいられねえだろ、ググったら一晩の青春が吹っ飛んだわ。
周知の通り(知らないとか言うなよ、信じないからな)、ヤリマンはヤリマンで、ヤリチンはその男性版の言葉だ(中国語でどう言えばいいのか分からん、まさか「黒包皮」なんて呼べないだろ)。で、類推すればヤリサーは「だれとでもやれる」のサーだ。このサーってのはそう、サークルのサーだ。英語で Circle。日本のカタカナだと「サークル」なわけだ。つなげて見ればヤリサーは「だれとでもやれるサークル」ってことになる。はっきり言やあ「ヤリ目的の乱交サークル」だ。
で、このヤリサーを調べてる時にYahoo!知恵袋で解説記事を見つけたんだが、この言葉がまさかこんなに奥が深いとは思わなかったね。
Yahoo!知恵袋:日本の大学生のスキャンダルについて Yahoo!知恵袋:なぜ日本のテニスサークルは評判が悪いのか?
俺はずっと考えていることがある。ラッシットはいつ死ぬんだと。
ところが前回ラッシットが適当に寄せ集めた抜きゲーを出したあと、ラッシットは死ぬどころか新しいブランドを立ち上げた。
Lass Pixy。ラッシットの純愛系ゲームを出すところで、たとえば今回の新作 Pure Marriage ~赤い糸物語~。純愛と花嫁が売りで、前の忍者の調教とはまるで違う。
ただよく見たら、このゲームヒロインが三人いて、最初に発売されたタイトルは「Pure Marriage ~赤い糸物語 まどか編~」。ヒロインごとに分割販売かよ。値段は見たら安い、1400円ちょっとで、どこぞのシングルより安い。
このやり方で何を思い出す? そう、あの X のセイイキだ。
今のエロゲーは本当に売れないんだろうな、エロゲー作ってる会社は本当にやっていけないんだろうな、だからみんな低予算の分割販売に走り始めた。Feng だけじゃなく Frontwing も Steam でネコぱらを真似して新作を出すし、あの light の四季の嘘シリーズもある。でもラッシットのこれを計算すると、ヒロイン三人分作り終えても別に高くない。エロゲーの相場9000円と比べたらかなり安い。ラッシットが死にかけて足掻いてるのは知ってるけど、こんな安値で、元取れるのか? 儲かるのか?
その好奇心でちょっと遊んでみた。遊んで理解した。責任持って言える、ラッシットのこのクソゲーは、数さえ売れば確かに元は取れる。マジで金かかってねえ。
人を愛するとはどういうことか。
人それぞれの考え方があるが、最初から最後まで「愛情」という言葉と「性衝動」は切っても切れない関係にある。ストレートでもゲイでも、勃たない相手を愛せるかというと、よほどのことがない限り無理だ。
歴史上、多くの哲学者が感情の問題を考え、多かれ少なかれ愛情を讃えたり見下したりしてきた。大半は愛情に対して自由で開かれた態度を取っていたので、我々はちょっと「淫ら」な書物をたくさん目にすることになった。
だがそんなことはどうでもいい。俺が言いたいのは、「愛情」は結局「性」によって表現されるものだということだ。しかし、どうしても越えられない大きな壁があったらどうする? たとえば血縁というタブー。
「彼女を愛しているなら幸せにしろ」と言う人もいる。
結果のあり得ない実の兄妹の間で、愛するということは、彼女を他人に譲るべきだということなのか?
普通の人から見れば、それは狂気だ。
そして「エロ本を捨ててから兄の様子がおかしい」は、まさにそんな狂気のゲームである。
- «
- 1
- 2
- 3
- »