おすすめ
やっと時間を取って去年プレイしたゲームを全部書き出してみたんだが、全部で31本だった。2021年とほぼ同じだ。ただ、2023年はこの数字が大きく減るだろうと感じている。時間がないからではなく、業界がもうダメなんだよ。5月になってもろくな作品が数本しかないし、年末までに10本揃うかどうかも怪しい。
俺が夢見ていた「ギャルゲーという斜陽産業が死ぬのを見届ける」という願いも、もうすぐ叶いそうだ。
去年のゲームの質は本当に褒められたものじゃなくて、“個人的ベスト"を挙げろと言われても10枠埋まるかどうか怪しい。だから今年は趣向を変えて、いつものおすすめに加えてツッコミ系の部門も追加してみる。「ワースト」「一番クソ」とか……まあネタとして楽しんでくれ。地雷回避の参考になればいい。
2022年の初めは本当にいろいろあって、ずっと文章を書く時間がなかった。今一番困っているのは、頭の中にネタはたくさんあるのに、それを書き出す時間がないこと。もう2022年も三分の一が過ぎようとしているのに、去年のゲームの総括がまだできていない。最初は罪悪感みたいなものもあったけど、書いても書かなくてもいいんじゃないかと思い始めた。結局ほとんどの人はこの手のゲームをやらないし、見て楽しむだけの野次馬だ。とはいえ自分へのけじめとして書いておこう。誰かの役に立てばそれに越したことはない。
2021年にプレイしたゲームは全部で31本。2020年より10本も少ない。正直、自分が時間を取れなかったというより、2021年のゲーム自体がクソだったからだと思う。しかもかなりの本数が「非常に独特」なレベルでクソだった。そんなわけで、おすすめできるゲームを紹介したあとに、その年話題になった作品にもツッコミを入れていく。いつも「なんでXXXがないの?」と聞かれるのが面倒だからな。
2018年に遊んだギャルゲーは全部で40本。2017年よりさらに減った。これは現実生活が充実してきた証拠でもあるし、裏を返せば……今の業界はマジで終わってるってことでもある。
見てみると、ほとんどが上半期に遊んだものだ。下半期はめっきり少なくて、しかも遊びたいと思わせるゲームがほとんどなかった。作品数もおそらく少ない。
良いことだ。来年はもっと減るだろう。ついでに業界には早く終わってほしい。そうすれば救われる子供が増えて、現実とちゃんと向き合える。
遊んだ数は少ないが、それでもいくつかは遊んだ。なのでいつも通り、良かったと思う作品を紹介しよう。
今年もまたクソみたいに大量の日本のエロゲーをプレイしたわけだが、去年と比べればマシになった。
去年は確か80本くらいプレイしたんだが、今年は計算してみたら……77本だった。
ほら、去年より減ってるだろ?これはリア充への道をまた一歩踏み出したってことじゃないか??
しばらく抜きゲーばかりやってた時期があって、そのあと廃萌キャラゲーを一通りやって、やっぱり自分は「物語重視」の基本路線に戻るべきだなと思って探してみたら、個人的にかなり好きな『紙の上の魔法使い』のシナリオライターの初期作品『運命予報をお知らせします』を見つけた。日本のオタクが中二空間で書いてる評価をざっと見た感じ、大丈夫そうだったので始めてみた。
プレイ時間は十数時間くらいと聞いていたけど、思ったより長く感じた。やってみた感想はけっこう驚きで、こんなに描写が丁寧な作品に久しぶりに触れたからかもしれない。おかげでこのゲームのあとに新作の『フローラル・フローラブ』をちょっと開いたら、文章のレベルの落差が受け入れられなくなった。前者は大学生の読み物、後者は比べるまでもなく中学生の読み物レベル……
まあ、日本語力が上がってきたせいで、かなりアホっぽい書き方にも「ダサいな」と思うようになったってのもある。昔は意味が分かればいいやって感じだったし。
自分に自慢できるネタができるとは思ってもみなかった。まあ、これってむしろ「こいつは救いようがないほどダメ人間だ」って証明してるだけな気もするけど。
たとえば年末になって、今年一年でいったい何本のギャルゲーをやったのか見てみようと思ったわけ。調べてビックリ……80本。
もちろん、分割販売されてるゲームをまとめて数えれば、この数字はもう少し減るけどな。
正直に言うと、俺はギャルゲーが好きじゃない。何度も言ってる気がするけど、これをやってるのはアニメの半端な制作が嫌いだから、ラノベのアホみたいなストーリーが嫌いだから、ラノベや漫画の終わらないループ展開が嫌いだからだ。日本風の絵柄への愛着を満たしつつ、もっとスッキリと物語の結末まで一気に見せてくれる作品は、ギャルゲーの中にしか見つけられない。だって、ギャルゲーで「続きは次巻で」なんて言われたことはほとんどないし、悪く言えば、ゲームの中では主人公は結局ヒロインとヤレるわけで、増え続けるヒロイン候補たちの間でフラフラするなんてことはないからな。
「地雷排除者」なんて呼ばれるのは嫌いだし、俺の感想に対して「大〇〇で大△△を犯すのが好きなんだろ、どうせアダルトゲームをやってるんだから、カッコつけてんじゃねえよ」とか言われるのも嫌いだ。それでも気づけばこんなにたくさんプレイしていた。ある人に「そんなにやったなら、いくつかおすすめしろよ」と言われた。
自分のゲーム歴を振り返ってみると、優れたゲーム、つまり「面白い」と形容できるゲームは本当に少ない。ほとんどは粗悪なグラフィックとワケのわからないストーリーだ。まともなストーリーをいくつか紹介できれば、布教にもなるし、多くの人が回り道をせずに済む。きっと意味のあることだ。なにせ俺はもうクソを食らってるわけだし、他人も糞尿の穴に落ちるのを笑って見るのは大好きだが、それ以上に、「それがクソだと分かっていながらも、意気揚々と食う醜い奴ら」を見る方が好きなんだ。
というわけで始めよう。順不同、思いついた順に書いていく。
『できない私が、くり返す。』というゲームには少なからぬ印象を受けた。絵柄やその他の要素のせいではなく、主に「泣ける」「最高」と多くの人が言っているからだ。一般的に多くの人に認められているゲームなら、そう悪くはないはず。六月はゲームも少ないので、その空き時間に遊んでみた。
タイトルが妙だ。私の1歳児レベルの日本語力で判断すると、たとえ私が何度タイムリープしても、何も変えられないという意味だろう。ゲームが始まると、主人公は「漣」というお姉さんから懐中時計を渡される。これは時間を越えて過去に戻れる懐中時計だという。
「でも、タイムリープしても意味はないわ。未来は変えられないから」
未来を変えられないタイムリープなんて、ほとんど役に立たない。漣は懐中時計を渡すとき、繰り返し強調した。
未来は変えられない
こうして物語は、お姉さんである漣が死んで5年後、懐中時計を持つ主人公が詩乃という少女に出会う瞬間から始まる。