放課後シンデレラ ミニファンディスク ~あなたと帰る最後の下校道~

『放課後シンデレラ ミニファンディスク ~あなたと帰る最後の下校道~』レビュー

『放課後のシンデレラ』は割と評価が高いみたいだ。Hookが1年ちょっと寝かせてから作った作品だけあって、個人的にもなかなか面白いと思った。システムもどことなくレトロで、放課後のルート選択が増えていたり、二人組のNPCが占いめいたことをして「あのヒロインはどこどこで会える」みたいなヒントをくれたりする。 このゲームの肝は放課後にヒロインと交わす雑談で、そこはよくできている。ただ自分は正直そこまで刺さらなかった。放課後は男友達とネットカフェに行くほうが性に合ってるし、女の子とデートして街をぶらつくなんて時間の無駄でしかない。それでも好きな人は好きなわけで、だからこそこのゲームは結構な人に支持されたんだろう。 Hook系のゲームの法則でいうと、一作売れたら必ずファンディスクを出す。そういうファンディスクは大体において誠意がなく、原作のコアな遊びも入っていない。せいぜい安っぽいエロCGを何枚かと、当たり障りのない会話がちょっと、という程度で、個人的には「後日談」未満、ゲームのおまけでタダで付いてくる小冊子レベルのクオリティだとしか思えない。それなのにHookは平気で売りに出して、刈り取れる相手からはきっちり刈り取る。しかもそれが毎回ウケるんだから、どこに文句を言えばいいのかしばらく分からなかった。 話を戻してゲーム本体の話をしよう。『放課後シンデレラ ミニファンディスク ~あなたと帰る最後の下校道~』である。