ゲーム
最近『王者荣耀』のランク戦が思うように進まない。知り合いに「タッチスクリーン」コントローラーを買えば操作感が上がって勝率も上がるよ、と言われたので買ってみた。
タオバオにはこういうのが多すぎるので、全種類まとめて買ってきた。
今のところこの手の製品は3タイプに分けられる……
よく各種掲示板を見ていると、面白い現象に気づく。女性中心の掲示板はクズ男を罵る書き込みばかりで、男性中心の掲示板はというと、一部のアダルトサイトを除けば、だいたいが叩き合い、そして「緑にされた(寝取られた)」という嘆きで溢れている。
「緑にされた」というのは確かにすごく奇妙なのに、なぜか普遍的な現象でもある。本当にそんなに大勢の人が寝取られているのか、本当にそんなに大勢の人が「許してやる」を選んでいるのか。ともかく、俺がよく行く掲示板のあだ名がいくつか変わってしまった。「緑化街」だの「雷霆崖」だの、もっと直接的なやつは掲示板のあだ名をそのまま「緑帽フォーラム」に変えている。
だから最近ネットを見ていると、いつもいろんな緑が目に入る。ハラールの緑もあれば、裏切られた緑もある。緑だの何だので、最初はうんざりしていたが、そのうち慣れた。見てくれよ、俺なんてそもそも相手がいて、その相手にすら寝取られていないんだぜ。緑かどうかなんて、気にする価値あるのか?
実は「寝取られる」という設定は日本のエロゲーでもよくある。日本語ではこれを寝取る、つまり NTR と呼ぶ。要するに、お前の彼女が他人に寝取られた、お前が緑にされたという意味だ。NTR 設定のゲームにも愛好家はいるが、大抵の NTR ゲーは大同小異で、お前が彼女を作る、彼女がお前の知らないところで他人にやられる、最後にお前は彼女を許すか別れるかのどちらか、という流れだ。
でも待てよ。なぜ NTR はいつも「女性が男性を裏切る」というお約束になっているんだ? 男性が女性を裏切るパターンは?
俺たちはこういう行為を「浮気」と呼ぶけれど、実際にはネット文化の「緑化」ほどにはならないだろ。
LAMUNATION! は去年のゲームだ。実はこのゲームについてほとんど知らなかった。OP を見たらやたらかっこよくて、音楽もいい感じで、設定をちらっと見た感じだと架空世界らしい。でもその架空世界も語りきれてないし、本筋がどこにあるのかも見えてこない。だから放っておいた。
実はこのゲーム、結構な人が期待していた。とある「ア・ズライト」って奴を除けば、もう一人は王さんだ。でも中国人が期待しても意味がない。このゲームの評価はやっぱり日本人の評価を見ないと……
で、日本人は LAMUNATION! をどう評価したのか。
中二空間のスコアを見ると……45 点。もうほぼ地雷と言っていい。
だから俺もずっと地雷だと思っていた。この手のタイプは見飽きている。大規模制作、豪華スタッフ、かっこいい OP、超宣伝、そして最後には脚本が精神病の末期に陥って何が何だか分からなくなり、地雷になる……例には事欠かない。
ところが最近、ある理由で LAMUNATION! にまた興味が湧いてきた。これは別に「地雷」なんかじゃなく、ただ何らかの理由で理解されていないだけなんじゃないか、と。
そう言うのはちょっと苦しい。理屈から言えば、ゲームのストーリーがどれだけ酷くても、作者の語り口がどれだけ下手くそでも、こちらが歩み寄って理解しようとすれば、たいてい「悪くない」と思えるものだ。でも LAMUNATION! の脚本の場合は、また別の話かもしれない。
あー……何て言えばいいんだろう。文化的な噛み合わせの悪さ? たぶんそんなところだ。
そこから話は LAMUNATION! の脚本・けっぽしの初期作品に遡る……
先日ネットで、今のエロゲーの脚本でおすすめは誰か、みたいな話が上がっていて、そこでも案の定みんなが同じ名前を並べていた。虚淵とか、奈須とか、丸戸とか、そのへん。
正直に言うと、俺はこの連中の脚本がそんなに好きじゃない。むしろ、名前を見ただけで吐き気がするやつもいる。そのうえこの中には、もはや「エロゲー」の脚本に収まっていない人もいて、けっこうアニメ方面にも進出している。アニメのレベルで言えば、こいつらの腕はかなりひどい。俺の中の評価では岡田麿里にも劣る。
いや、むしろ岡田麿里はすでに優秀なアニメ脚本家だ。
俺は「脚本家」と「脚本」について、ずっと大事にしている持論がある。人に物語を聞かせる人間として、まず必要なのは「物語を語れる」ことだ。
「物語を語れる」とは何か。物語そのものが面白いかどうかは別にして、少なくとも自分の語る物語を、他人に聞かせる、あるいは読み進めさせることができる。これは実力で、基礎で、いちばん根本的な部分だ。
残念ながら、いわゆる ACG ファンに持ち上げられている脚本家の中には、そもそも物語を語れないやつがいる。つまらない設定の補足に溺れるか、自慰に耽るか、あるいは……一つのパターンの話しかできないか。
日本のものに触れていると、妙なことに気づく。多くの日本の作品は、永遠に一つのパターンで、作り手自身もそれが古い手だと分かっているのに、観客は永遠にそのパターンを食い続ける……永遠の魔王と勇者、永遠の王子と姫、永遠の仮面ライダー、永遠の正義の味方……永遠の幼馴染、永遠の登校時の曲がり角でのパン、永遠の転校生、永遠の異世界、永遠の魔法少女、永遠のアイドル、そして永遠の可愛い男の子。
要素だけなら別に少なくない。適当に組み合わせれば小さな新しさくらい出せると思うんだが、どうにもならない。日本人は買わない。彼らはパターンの物語のほうが好きで、設定がどれだけ斬新でも、展開はいつも通りで、最後にはパターンに戻ってくる。そうして初めて観客は「安心」するらしい。
ものすごく閉鎖的に見える。日本の民族文化と関係があるのか、ソニーが複数部門にいい素材を持ちながらいいスマホを作れないのと同じだ。
脚本のレベルで言えば、俺は個人的に「功成り名を遂げた」連中が好きじゃない。多くの成功者は、次の作品が完全にクソで、それでも有名人だから一群の人間が読み、読み終わったファンは過剰解釈までして自分の推し脚本を褒める。
そう、俺が言ってるのはクソ野郎の丸戸史明のことだ。
『タユタマ2 -you’re the only one-』は去年出たゲームで、個人的にはかなり良いと思ってる。
どこが良いかって? 毒がないからだ。
そう、ハードルは低いのにこれがなかなかできてない。ざっと見渡しても、ゲームどころかアニメですら、余計なストレスをくれない作品はごくわずか。唐突に三角関係で胃薬を渡してきたり、すぐ妹を虐めて胸を痛ませてきたり、はたまたループだのタイムスリップだのの超展開で吹き出させてきたり。だからこそ、「人間」と「太転依」がどうやって仲良くやっていくかをひたすら描く、これ以上ないくらいの正能量ゲーム『タユタマ2』は業界の清風なのだ。
Steamで出てから売れ行きは微妙だし、値段は値上げ後の2Bお姉さんの4分の1に届く勢いだけど、現実なんてそんなもんだろ。地味な正能量コンテンツは刺激が足りなくて、ひねくれた死んだオタクの注目を集められない。お尻だけがすべての売上の源泉なのだ……
中学の頃からネット小説ばかり読んでいたので、当然のように無双系やハーレム系にも触れることになった。無双系はまあいいとして、主人公がとにかく強くて、弱いフリして実は最強、時には弱いフリすら面倒になって秒で世界を滅ぼす的なやつだ。ハーレム系は後になって偶然見つけたものだが、そもそも中国のネット小説の恋愛描写はクソだとずっと思っていた。ただ、中国のネット小説における「ハーレム」はまさに「真のハーレム」で、主人公の周りに複数のヒロインがいて、しかも全員が主人公が他の女と付き合うことを当然のように受け入れ、しかも互いに仲良く共存する……
別に不思議なことじゃない。『鹿鼎記』くらい読んだことあるだろ……
その後、日本のいわゆる「ライトノベル」に触れた。日本のラノベにも無双系やハーレム系はある……ただ中国のとは全然違うと感じた。
声優の松永莉佳(蓬かすみ)はきっと『ナツイロココロログ』を演じて心底よかったと思っているに違いない。なぜかって、彼女のTwitterページを見ると、彼女が演じたキャラで堂々と見せられるのはこのゲームのメインヒロインだけなのだ。彼女が演じた他の作品のキャラは、雑魚かボスか、あるいは主人公なら必ず巨乳を凌辱される抜きゲーのヒロインで、アイコンにするのすら恥ずかしい代物ばかり。
実際『ナツイロココロログ』のヒロイン・常磐久遠はめちゃくちゃ可愛い。原画の白もち桜の萌え必殺技のおかげで、このゲーム自体が「萌えゲー」界の清流だ。このゲームにシナリオだの音楽だのCVだのは一切不要、そこそこ良ければそれでいい。画風だけで萌え豚どもは万歳三唱するだろう。
だが皆も知っての通り、俺は萌え豚でも妹萌えでもない。だから『ナツイロココロログ』をプレイしていて強く感じたのは、このゲームの主人公がとにかくクソすぎるということだけだ。前の記事でも書いたが、この主人公は唯々諾々として主体性ゼロ、ヤバいと見るや即座にタマを引っ込める。女方が何も求めず主人公が頷くだけでいいという場面で、彼はなんと背を向けて家に帰る。こんな振る舞いは現実なら「ヤって気持ちよくなったら腹がデカくなった女を置いて消えるクズ」そのものだ。なのにそんなクズがハーレム萌えゲーの主人公だなんて、到底受け入れられない。
先週、鄭州で北京から来た、全国に事業を展開する有名ネット企業の知り合いに会った。G+ でそこそこ名の知れたロードバイクの内腿摩擦係にして上級プログラマー評議員の「Neo Slixurd」だ。彼はホモで名前が Neo なので、俺はたいてい「キニオ」と呼んでいる。略して「キニョ」だ。
キニオとの会話は楽しい。まず「小竹姫は結局バカなのか」という問題について一緒に議論し、すぐに意見が一致した。その後の雑談で、俺がギャルゲーをやっている話にもなった。
キニオが一番不思議がっていたのは、俺がなぜそんなに早く日本語を覚えたのかということ。実は全然早くない。毎日エロゲーをやっていれば誰でも早く覚える。関連する経験はここに書いてある。
次にキニオが興味を持ったのは、俺が一体どれくらいゲームをやっているのかということ。自分で数えたところ、一年で 80 本くらいだ。ただこの数字はあまり正確じゃない。俺はギャルゲーを小説のように読んでいるからだ。つまり「ゲームが指定するメインルートの結末」しか見ない。他の結末は俺にとってはただの「可能性」であって、ヒロインに愛があれば妄想すればいい、本物の物語ではない。だから「はつゆきさくら」のように物語全体を分割するタイプでない限り、たいていはメインルートだけ進んで、他はざっと見る程度。だから一本のゲームもそんなに長くない。全ルートクリアとなると、批評空間の統計では多くの日本人が 19 時間くらい必要とする。もちろんその時間もそんなに長くない。ただ毎日やる奴はいないだろ?
最後にキニオとギャルゲーのシナリオの傾向について話した。キニオは自分がやるゲームは昔のものか、そこそこ有名なものばかりで、最新のゲームがどんな傾向なのか知らないと言っていた。実は最新のゲームも大半は陳腐だと説明した。全体の品質は今の主流の新作アニメよりほんの少し高いくらいだが、それも客層のせいだ。批評空間の統計ではエロゲーをやる人の大半は 25~30 歳の層で、もう中国の B 站のように 20 歳以下のアニメを見る小学生レベルではない。
「実は大半のエロゲーのシナリオはクソみたいなもんだ。例えば最近やったこれとか。」
そう言って俺は『働くオタクの恋愛事情』というゲームの話を始めた。
『紙の上の魔法使い』というゲームへの愛着と、そのシナリオライターであるルクルへの賛辞を、俺は何度も隠さずに語ってきた。ルクルが『紙の上の魔法使い』の前に出した『運命予報をお知らせします』も含めて、このシナリオライターの凄さは本当に物語を語るのが上手いという点にある。紡ぎ出される物語はテンポも会話も、使われる言葉や文体まで、どこか優雅で引き込まれる雰囲気を纏っている。それに比べると、他のギャルゲーのシナリオライターが書く話は高校生の中二病が爆発したようにすら見える。この落差はしばしば、ルクルのゲームを遊んだ後に他の主流なギャルゲーをやると、後者の会話が馬鹿馬鹿しくてアホらしく感じられ、前者こそが物語であり映像が浮かぶのだと思わせる。これがシナリオライターの持つ「実力」というやつなんだろう。
『紙の上の魔法使い』以降、ウグイスカグラという会社はあまりにも長く沈黙していた。1年以上前にTwitterで新作をちゃんと制作していると呟いた後、2016年末に新作『水葬銀貨のイストリア』が公開され、2017年初頭に体験版がリリースされ、そして3月に一切の延期もなく発売された。幸せはあまりに突然で、ゲームが出た瞬間にすぐさまプレイ開始だ。(正規版を買いたいが、普通の転送業者を使うと税関にお茶を濁されるんじゃないかと心配で、詳しい人にルートを教えてほしい)
この記事は本来存在するはずのないものだ。本当は動画でこのゲームを叩くつもりだった。スタイルも決めてあった。AVGNとか敖廠長みたいな軽いツッコミ系で、画コンテや撮影手法まで頭の中に浮かんでいた。
でも考えてみたら、自分がYoutuberデビューするかどうか決められなくて、だから動画はやめておくことにした。それに面倒だし、タイピングのほうが簡単だ。
今日叩くゲームは『Timepiece Ensemble』。正直に言うと、このゲームをやったのは桐谷華がいるからでも、ブランドのGlace が以前プレイして好印象だったからでもなく、原画家のせせなやうだからだ。
せせなやうは女性原画家で、その描くキャラには男の絵師が絶対に出せない「可愛さ」の要素が必ずある。これが女性絵師の強みだとずっと思っている。男の絵師はとにかくエロく描くことしかできないが、女性絵師は神韻のレベルから可愛さを描ける。男の絵師も可愛いものを描けないわけではないが、どうしても嘘くさくて、魂が入っていないように感じる。
だから『Timepiece Ensemble』というゲームを見つけて、しかも近々PSVに移植されるという発表もあって、紹介を軽く読んでみた。そしたら単純で、主人公が学園文化祭に参加し、同時に謎の店に出会う。店長は主人公に「時間」、つまり時間を遡る能力を売ってやると言う。その能力が何の役に立つかは分からないが、物語はそう始まる。
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