ゲーム
今日はあるゲームについて語ろうと思う……
まず、このゲームの舞台は日本国内……
そして主人公は黒人……
さらに侍でもある……
しかも孤児で、あるリーダーに引き取られてそのために働く……
そう、私が言いたいゲームはこれだ……
CRYSTALiAの搾取新作、『刹那にかける恋はなび』!
『神の国の魔法使い』
また日中合作のギャルゲー風ゲーム、またねこねこそふと、また片岡とも。このゲームの登場には全く驚かなかった。むしろ片岡ともと彼の猫猫社は日本本土でもうやっていけなくなって、中国の外資を借りてゲームを作り続けて生き延びるしかないんじゃないか、なんて思ったくらいだ。
それにゲーム冒頭の設定を見ても全然そそられなかった。中国の兄妹が日本に旅行に来て、突然何かに巻き込まれるとか。一瞬このゲームのストーリーは「泡沫冬景」の Mark II なんじゃないかとすら思った。もっと奇妙なのは、このゲーム最初の発売が完全版じゃなくて、ストーリーが分割で更新される仕様だったこと。この謎仕様は今でも理解できないし、実際このゲームが失敗した要因の一つにもなっている。
もちろん半年にわたる断続的な更新を経て、ゲームのストーリーはようやく完結した。最初から最後まで通しで見てみると、思っていたほど Low じゃない。むしろ多くの箇所が斬新で、片岡ともという脚本家が毎日のように無病呻吟するという固定観念を覆すほどだった。
『完蛋!我被美女包围了!』というゲームが突然流行り始めた。流行った理由は俺からするとかなり意味不明で、大体「浩浩に家を」みたいなクソみたいなネタのせいだし、ゲーム自体にも別に新鮮味は感じない。実写俳優が出演する恋愛シミュレーションゲームなんて、前世紀の日本でいくつも出てるし、AV産業にだって似たような作品はある。そもそもAVG全体で見ても、「閉ざされた渋谷」なんて実写文字ゲームが何年も前に大ヒットしてる。
ましてや『隐形守护者』や『飛躍第十三号房』みたいなローカライズされた中国語作品が、まあまあの成果を上げていたのに、なぜこの『完蛋!我被美女包围了!』がまた突然流行るんだ?
世間の大方の予想どおり、『彼方の人魚姫』の制作陣は『ユキイロサイン』、さらにはもっと前の『アオナツライン』からのスタッフそのままで、原画から脚本まで同じ面々だ。だから本作にも、その「継承」された「青春の空気」が当然漂っている。
もちろん「青春の空気」と言うのはちょっと違う。『ユキイロサイン』以降、このシリーズのシナリオの方向性は「青春」から「矫情(いじいじした感傷)」に変わってしまったんだ。『彼方の人魚姫』の発売を知ったとき、俺は嫌な予感がした。この「矫情」が本作でも続くんじゃないかって。ただ今回は「学園」から「ファンタジー」に変わったから、そこまで酷くはならないだろうと思っていた。
だが、それは間違いだった。
親愛なる読者の皆さん、こんにちは。いつの間にか4月になっていて、2023年の年間ギャルゲー総括をまだ出していない。去年溜まったゲームの感想を書き終えてから出そうと思っていたけど、この効率じゃ書き終わりそうにない。まあ、書いていないゲームもおすすめするほどでもないし、さっさと年間総括を出してしまう。プレイ済みで未執筆のゲームはひとまずリンクだけ置いておいて、後々ゆっくり更新する。
去年のスクショを漁ってみたところ、2023年に遊んだ「恋愛シミュレーション」関連のゲームは、数え上げてもたった19本しかなかった。しかも2024年のゲームを一本フルコンして商業稿まで書いたのに、ブログには書く気すら起きないという……商業稿のリストはこちらから。
理由はいくつかある。ひとつは生活が忙しくて、子供の世話をしないといけないから時間が少ないこと。もうひとつは、2023年にはほぼ完全に各種コンシューマーゲームに移行していて、Steamのプレイ時間がどんどん増えていく一方だということ。こういうどんどんバカになっていくギャルゲーは、ますます見下すようになったし、ますます遊べなくなった。さらにもうひとつは、2023年のギャルゲー市場そのものがこんなに低迷していたこと。年の中頃には、その月に発売された「正作」と呼ばれるものが見つからない月もいくつかあった。抜きゲー以外は抜きゲーばかり。たとえ「正作」でも、半分は復刻版、半分はクソ……
だからこれは俺のせいじゃない、責任は全部日本側にある。あんなに量産的で抽象的なゲーム、どうやって最後まで遊べって言うんだよ?
というわけで、今年のおすすめゲームをさっそく挙げていこうと思う。たぶん10本も揃わないだろうけどな……
必死に褒められようとするその姿、正直褒めづらい
数年前、ANIPLEX.EXE がソニー傘下のブランドとしてギャルゲー市場に参入したとき、一部のオタクは「ついに来たか」と騒いでいた。俺はといえば、『二次元狂热』にちょっとひがみ根性丸出しの記事を書いた。要はソニーは片手間でやってるだけで、この市場にそこまでの期待も見込みもないんだろう、ANIPLEX.EXE が外注のブランド貼り付けじゃなくて、いわゆる「ファーストパーティ開発」になったときこそが本当の「来たか」なんだ、と。
で、結果はご覧の通り。「来たか」は永遠に来なかった。ANIPLEX.EXE は2年近く鳴かず飛ばずで、今年になってようやく新作をぼちぼち出すようになったけど、相変わらず「外注」で「ブランド貼り付け」、しかも今回は「爛戸口」の名前を貼り付けているだけだ。
そんな ANIPLEX.EXE の中で一番知名度が高いのは、もちろん『ATRI』だ。このゲームはかなり王道な日本産未来モノで、別にクオリティが低いわけじゃない。お決まりの展開でも十分いい反応が得られるってのは、よくある王道の熱血燃えアニメに感動するのと同じ理屈だ。
『ATRI』の成功を再現するためか、当時のスタッフが ANIPLEX.EXE を離れて再集結し、今回の『GINKA』を世に送り出した。画風、脚本、制作会社、さらにはタイトルに至るまで、もう「前作リスペクト」の匂いしかしない。
じゃあ『GINKA』は『ATRI』と同じ感覚を与えてくれるのか?
客観的に言えば、間違いなくイエスだ。しかも『ATRI』よりよっぽど内容は多い。
でも「多い」ことがいいことなのか? ここが引っかかる。本作で一番理解できず、一番文句を言いたい部分でもある。
ここ数年、「レトロ」ブームが来ている。人々は「古い」ものに郷愁を抱き、レトロ要素をまとったコンテンツが歴史の古紙束から次々と復活・生産されている。前世紀スタイルのキーボード、パソコン、携帯ゲーム機、その他もろもろのガラクタまで。たとえば最近 FiiO が「カセットプレイヤー」を出したが、値段は安くないし見た目もゴツい。それでも飛びつく人はいて、「レトロ」の代償がこれだけ高くても市場はそれなりに成立している。少なくともこの市場のおかげで、中身を変えずに外装だけ刷新した製品を出し続けるメーカーが食えているわけだ。そこで思い出すのが、同じく「レトロ」の匂いがプンプンするあの産業――「美少女恋愛シミュレーションゲーム」、通称ギャルゲーである。
歴史を少しでも知っている人なら分かるだろうが、最初期のギャルゲーは今の主流製品とは違っていた。最も有名な始祖とされるのが『ときめきメモリアル』シリーズだ。このゲームが『純愛手札』とも呼ばれていたのを覚えている。当時の海賊版CDの頃、俺はいつも『純愛手礼』と読み間違えていたっけ……まあそれはどうでもいい。大事なのは、『ときめきメモリアル』が「シミュレーション」「恋愛」「育成」にこだわった、極めて「マジメ」なゲームだったということだ。
かつてこんな定番のネタがあった。Intelが新しい第11世代プロセッサi7-11700kを出したが、テストしてみると安い競合製品はおろか前世代にも劣るという、完全に逆ザヤの行為だった。名高いメディアGamers Nexusには「Waste of sand(砂の無駄)」と評価された。
そして俺も、Lump of Sugarが2023年に出した「新作」をプレイした後、似たような感想を抱いた。同時にタイトルの疑問も浮かんだ:
逆ザヤCPUを売るのは砂の無駄、じゃあ無意味なギャルゲーを作るのは何なんだ?
『ハッピーライヴショウアップ!』の続編が出ると知ったとき、意外な気もしたし、そうでもない気もした。
意外だったのは、原作の物語がすでに十分に完結していて、続編の入り込む余地なんてほとんどないからだ。主人公はソフィアと結婚して子どもまでいる。続編で何を語るっていうんだ。まさか主人公が学校の教師に戻って女学生に囲まれ、その中の一人——しかも前作ヒロインの娘——と恋に落ちる、なんて悪臭漂う展開をやるわけじゃないだろうな?
もちろん、納得できる部分もはっきりしている。前作でかなり出番のあったヒロイン、ミヤビが攻略対象にならなかったことだ。彼女の振る舞いはあまりにも魅力的で、魅力が抑えきれず、しばしば主役を食うほどだった。
俺は夏和小の熱烈な支持者だが、このゲームでの彼女の出番はもう十分だと思っている。「直男の強迫観念」のためにわざわざ「攻略可能」な筋書きを作る必要なんて全くないし、むしろ物語がちぐはぐになるだけだ。
だが、そんな俺の意見は通らない。F社は商売だからな。ミヤビの専用ルートを引っ提げた新作『ハッピーライヴ ショウアップ アンコール!!』は堂々と発売された。
私は東北人ではないが、東北人をかなり多く知っている。
『World of Warcraft』が全盛だった頃、二区/六区はネットワークの大区として完全に北方人の天下だった。そして北方人のゲーム集団の中では、東北人の比率がめちゃくちゃ高かった。
要するにゲームで適当に団に加入してボイスを聞けば、団長の兄貴が東北訛りで喋っている確率が高いわけだ。かつてのシットコム『東北一家人』が大ヒットしたこともあって、私は東北弁にかなり馴染んでいる。
東北弁は北方官話の一種で、多くの発音に北京語の影があり、普通話が分かる人なら大体理解に困らない。しかも東北弁には妙な「ユーモア」と「ヤクザ」の雰囲気がある。多くの人は東北の兄貴は「怖い人」だと思うが、実際は東北大妹のほうが怖い。ここで豆知識を一つ。中国全土で唯一男性を保護するDVシェルターがあるのが東北の瀋陽で、つまり東北では大妹が東北の男を追いかけ回してボコボコにするのだ。
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