夢追い人

猎梦人

作者:plum 「うちの雑誌に必要なのは価値ある内容だ。お前が見つけてきたような巷の噂話なんて何の役に立つんだ?」 社長の言葉がまだ耳に残っていて、暁楽は思わず身震いした…… 新入社員なら叱られるのはよくあること…… 「午前7時半から8時までなら時間がある。君のインタビューを受けてもいい」 昨日、次の取材のアポを取った。社長はこれが最後のチャンスだと言った…… 時計を見ると朝7時。あと30分でそこに着けるか、間に合うかどうか分からない。 また社長の怒鳴り声を思い出し……暁楽はため息をついた……仕方ない、彼女は新人なのだ。そう思うと、就職活動をしていた頃の日々が蘇ってきた。