オカルト

FiiO X7 AM2 アンプモジュール:買ってよかった点と微妙な点

FiiO X7 は使うほど好きになるプレーヤーなのだけど、どうしても一つ致命的な欠点がある。付属の AM1 アンプモジュールがとにかく残念なのだ。 X7 で一部の曲を再生すると高域にザラつきが出る。ところが X7 の LO 出力をクルマのオーディオにつなぐと、その高域のザラつきは消える。いろいろ考えた結果、原因はあの残念なアンプしかないだろう。 FiiO がわざとやっているのかもしれないが、ありがたいことに公式の中間スペックのアンプ AM2 が発売されている。モジュールの交換も簡単で、六角ネジ一本だけだ。

Xiaomi 99元ハイブリッドイヤホン:ファーストインプレッション

このイヤホンを買ったのはまったくの衝動買いだ。母にXiaomiのMi Band(光学式心拍センサー版)を買ってあげるついでに、Xiaomiの電池も買おうと思ったら、手が滑って単4電池のセットを買ってしまった。その手滑りに気づいたのは、荷物が届いたときだった。 別に単4電池が自分にとって無用だと言いたいわけじゃない。むしろ、この買い間違えた単4電池のおかげで、部屋にあるあのボロテレビのリモコンの電池がとっくに切れていて、本体のボタンをいちいち手で探さなきゃいけなかったのが、ようやく解決した。電池は単4だったからな。 それで、今度はXiaomiのレインボー電池を単3で買い直そうと考えた。ただ、電池なんて安いもんだから送料無料にはならず、送料だけで電池一本より高くつく。これは割に合わない。ならついでに何か買って送料をまとめよう、と思って目に入ったのがXiaomiの99元ハイブリッドイヤホンだった。 Xiaomiの99元ハイブリッドイヤホンについての市場評価は、詳しくは知らない。少し耳にした程度だ。当然、いい話じゃない。 「その金でうまいもんでも食えよ」 「ただのクソだろ」 「30秒聴いて外したわ」 「音質のかけらもない」 「ドンシャリで人声なんて聞こえやしない」 イヤホンについて少しでも知識がある人なら、みんなこう評するだろう。俺も最初はこのイヤホンがゴミだと信じたかった。この価格帯のイヤホンは、専門メーカーのものでない限りどれも同じで、低音を盛って、それ以外は何もない。 だが、これは一応ハイブリッド型だ。俺はまだハイブリッド型を聴いたことがなかった。それに……送料合わせの一品が必要だったんだ。モバイルバッテリーは在庫切れだったしな! わけもわからぬまま、俺はXiaomiの99元ハイブリッドイヤホンを買った。もちろん、電池を買って、ついでに99元のハイブリッドイヤホンを送料合わせで買った、と解釈してもらっても構わない。 で、問題はその実力だ。焦らすのは嫌いだ。タイトルにも書いた通り、「想像していたほど酷くはない」。

Edifier H293P:ファーストインプレッション

そういうわけで、俺の寝ホンがまたぶっ壊れた。 俺の寝ホンは基本2つの用途しかなくて、一つは Surface Pro に挿す、もう一つは他のタブレットに挿して音声作品を聴く。最初は Earpod を使ってたんだけど、その後お姫様に唆されてオーディオテクニカの CX550 を買い、そのあとそのイヤホンをなくして、検索してみたら最強の寝ホンは K314p だと分かって、手に入れて1年後にこれが値上がりしてることを知って、慌てて祀り上げた。代替として潜水専門家シリーズを買ったら品質が本当にダメで、ベイヤーダイナミックの新しい DP100 を買うしかなかったけど、これもすぐ壊れた。それで晨光の復刻版 K314P を買ったら、ご想像の通りすぐ断線した。 そういうわけでどうしようもなくなって、この漫步者 H293P キラーイヤホンを買った。値段は99元。俺の無力さが分かってもらえるはずだ。 寝ホンに対する俺の要求はシンプルだ: 低音が重くないこと。俺は Galgame をやったり音声作品を聴いたりするのに使うので、ドンドコドンドコは好きじゃない。 装着感が快適なこと。これは寝ホンの基本要件のはずだ。 丈夫なこと。これがめちゃくちゃ大事で、これまでのイヤホンは全部俺にぶっ壊された。 で、漫步者 H293P キラーイヤホンの出来はどうなのか。
広告

Philips SHP 9500 をしばらく使った感想

Philips SHP 9500 が最近やたらと話題で、例の「買う価値あり」的な情報サイトのおかげで推されまくってる。何しろ安いし評判も悪くない。 こういうものには最初まったく食指が動かなかった。何しろ値段が値段だし、昔はいくらだったとか吹かれても、結局は安物になっただけじゃないか。ところがある日、G+ でどこの馬鹿にそそのかされたのか忘れたが、わけもわからずポチってしまった。しかも Newegg の海外通販で。注文した直後にはもう忘れてて、気づいたのは一ヶ月後。で、Newegg のサイトを見たら登録が古すぎて昔の携帯番号のままだわ、住所に送っても連絡が取れず「疑难件(配達困難)」扱いになるわで、ひと騒ぎ。Newegg は自前の物流を持っておらず天天快逓に回されたと分かって、またまた連絡のやり取りをして、ようやく手元に届いた……

Marshall Mode:ファーストインプレッション

「あなた……音楽、好き?」 何度目かも分からないお見合い相手に、手持ちで唯一語れる趣味をまた伝えたとき、ようやく一人だけ「へえ」ではなく、少し前向きな反応を返してくれた。 「はい、大好きです」 そう言いながら頭の中はエロゲーのセリフ「はい、大好きです。」でいっぱいだった。

FiiO X5K を使ってみた

ずいぶん前は、中華DAPが好きじゃなかった。とにかく見た目がダサいし、バッテリーも持たないからだ。 その後、国転のバッテリー持ちは多少マシになって、少なくとも二桁には到達したけど、それでもやっぱりダサい。 そして今になって、ようやく中華DAPも見た目がそこまで悪くなく、バッテリー持ちもそこそこになった。ただ残念ながら、ソフトウェア体験の差はやはり致命的だ。 これは本質的な差だ。世界水準のポータブルプレーヤーの操作感がこれだけ快適な一方で、我々の「国磚」は「曲を探す」という基本機能の作り込みで相手に大きく後れを取っている。仕方なく「うちは音質がいい」という条件を出して自慰的に語るしかないが、操作性を犠牲にする覚悟のあるマニアはやはり少数派で、狭いコミュニティの中で長く自己麻痺を続けていれば、ただ足踏みが続くだけだ。 だが幸いなことに、ついに突破しようとするメーカーが現れた。それが飛傲(FiiO)だ。

Creative Air:買ってよかった点と微妙な点

巷で名高い衝動買いサイトこと色魔張大妈には、いくつかイヤホンの神器が存在する。Creative IE3、Creative Air、Creative Live2、AKG Q450、あとはもう覚えていない。要するに、JDの映像・音響クーポンが出るたびに、こいつらが引っ張り出されて推薦されるわけで、もはや一人一個持っているんじゃないかというくらいの恒例行事になっている。 で、これらのイヤホンの音質については、実は真面目に語っている人はあまりいない。自分の手元での感想で言えば、一部は大衆向けとは言い難い。典型例がCreative IE3で、音が高音に寄りすぎていて低音が悲惨。ドンドン鳴らしたいと思って買った人は失望するだろう。もう一つのCreative製品、Creative Airには「女毒」のレッテルが貼られている。ああ、また女毒か。前回のPhonakの後では、もう女毒も何もないと思っていたのに、人間は同じ過ちを繰り返す。今回また400-100のクーポンを手に入れて、つい手が滑ってCreative Airを買ってしまった。IE3はもう人に持っていかれて聴かれているから。 ここでJDを褒めておきたい。春節でも配達してくれて、しかも高效率。配達員はこれを届けた後、今日また注文したら春節明けになるぞと教えてくれたけど。

Grado SR225e の正直な感想

自分の人生で初めて「音楽に心を動かされた」と感じたのは、たぶん大学4年生の時だった。 当時使っていたイヤホンはオーディオテクニカのCKM55で、聴いていたのは阿蘭(Alan)の曲だった。リズム感のあるドラムと、甘くて少し切ない阿蘭の声が合わさって、なぜか胸が締め付けられるような感覚になった。その時思ったのは、この歌い手の声はどうしてこんなに澄んでいるんだろう、どうしてこんなに甘いんだろう、声そのものに感情が宿っているみたいで、自分は彼女に感染されてしまった、ということだ。 その後、長く付き合ってきたCKM55のケーブルが断線し、しかもこの製品はすでに生産終了していた。それからはいろいろなイヤホンを使ってきたが、低音とボーカルが分離していて、しかも高音の澄んだ感じを両立させたイヤホンにはなかなか出会えなかった。もっと肝心なのは、あの「情熱」に満ちた感じが二度と戻ってこなかったことだ。いくら低音が豊かで、中音が甘く、高音が透き通っていても、どこか情熱が一分足りない。 オカルトは苦手なので、いわゆる「情熱感」が周波数特性に現れるものなのかはわからない。どういう調音をすればこの情熱が出せるのかも知らない。だが幸運なことに、Grado SR225というヘッドホンが自分の願いを叶えてくれた。

ソニー D100:ファーストインプレッション

玄学が玄学たる所以は、言葉では言い表せない、あるいは正確に表現すらできない内容があまりにも多いことにある。 玄学の語彙も歳月とともに増えていく。たとえば俺が高校生の頃は「低音の下潜は適度、高音は透き通り、中音は甘く、解析が良い」みたいな言葉が主流だった。今は「音場が広い、低音がルーズかタイトか、中音が耳に張り付くか遠いか」になっている。詳しいことは知らんが、少なくとも「下潜」という言葉はもう見かけなくなった。 玄学のもう一つの特徴は正確に表現できず、統一基準もないことだ。多くの玄学マスターは専門機器で周波数特性を測るのが好きだが、どんな周波数特性が「女毒」なのか、どんな周波数特性が「音場が広い」なのか、どんな周波数特性が「ポップス向けチューニング」なのかを教えてくれる人はいない。しかも面白いことに、周波数特性を出しても「音楽は見るものじゃなく聴くものだ、聴感が大事」と言われてしまう…… わからん、本当にわからん…… 玄学には他にも奇妙で、説明不能で、理屈すら言えない言葉がたくさんある。 最近俺が耳にしたのは「音楽の味わい」と「モニターの風格」という二つの言葉。ソニーのD100録音筆は音楽鑑賞に向かない、という人が理由を挙げていた。 「こいつはあらゆる面でZX1を完全に圧倒するけど、音が冷たすぎて、乾きすぎて、モニターしすぎて、抑圧的すぎて、音楽の味わいがない。ZX1やPHA-2の方がずっと滑らかに聴こえる」 音が「滑らか」に聴こえるとは思わなかったし、音に味まであるとは……あらゆる面で完全に圧倒しているのに味がダメとは…… 一体何が音楽味で、何がモニターの風格なのか? 録音筆であるD100で音楽を聴くと実際どうなのか? 達人の話をいくら読んでも答えは出ないから、自分で聴くしかない。
広告

VSD1S:買ってよかった点と微妙な点

正直に言うと、Vsonicのイヤホンは名前だけは知っていたが聴いたことはなかった。理由は幼稚で、トップが毎日Weiboで大言壮語を吐いているのがちょっと中二っぽくて、近寄る気にならなかったからだ。 ただ、転機はあるもので、最近誰かがVSD1Sをくれた。