神戸恋愛物語

『神戸恋愛物語』レビュー

1989年に日本でNEC PC-8801向けに発売された、『神戸恋愛物語』というテキスト恋愛アドベンチャーゲームだ。まあ何かの縁だと思ってプレイしてみることにした。7枚組のフロッピーディスクで供給されるゲームなのだが、クリアまでに使ったのは6枚だった気がする。最後の1枚はユーザーディスクだったのか? よく分からない。 プレイ時間は大したことなく、1時間ちょっと。途中、ストーリーの進行に合わせて頻繁に次のディスクへ差し替える必要がある。ゲーム全体の容量は2MB。1989年当時なら間違いなくAAA級の容量で、なんせ当時の主流パソコンのHDDが20〜30MBだったことを思えば、2MBは今の1TB HDDに100GB食うようなものだ。しかも1時間ちょっとのプレイ時間に対してこの容量は正直見栄えがしない。短めである。 操作はシンプルで、観察、会話、聴く、動作、移動、といった選択肢を場面ごとに切り替えていく。一番使うのは移動と会話で、ひたすら移動して会話して、また移動して会話する。選択肢は多く見えて実のところ一本道。この場面で会話を済ませたら次の場面へ移動、を繰り返してクリアまで進む。 ここでゲームのシナリオについて触れざるを得ない。ちょっと……意外だった。