耳放
FiiO Q3Sを売ったあと、ちょうどFiiO Q7の発売情報を見かけて、初回特典があったものだから、つい頭に血が上って買ってしまった。
そしてその後、この機械はほとんど聴くことなく、雑に手放した。好みじゃなかったのかもしれないし、向き合いたくなかったのかもしれない。
Q7が届いたのはたしか2022年10月14日ごろ。FiiOの新世代フラッグシップDACということもあり、Q7のパッケージは「華やか」と言っていいし、Q7の構成も「贅沢」と言える。
3.5/4.4/2.5mmバランス出力 デュアルDACチップ 独立アンプ 大容量バッテリー バッテリーを飛ばして電源給電に対応 据え置き機としても、ポータブルDAC内蔵ヘッドホンアンプ一体機としても使える 中央に現在の状態を表示するディスプレイ しかもこれ、付属品もやたら多い。純正のレザーケース、貼り付け済みの強化ガラスフィルム、さらには据え置きで使うときに便利な放熱スタンドまで付いてくる。
昨年、つい出来心で参加したクラウドファンディング製品。JDクラウドファンディングのページにかなり詳しい紹介があったはず。
それに少し前に書いたとおり、この製品のメーカーは全然クラウドファンディングをやりたかったわけじゃなくて、ただの予約販売として出してきただけ。実際、クラウドファンディングが完了する前に何人ものKOLがこの製品をレビューしていた。
届いたときの箱はなかなか立派だった。
Chord Mojoは最近ちょっと話題のデコード内蔵ヘッドホンアンプ一体型。主な理由は本体が小さく、それでいてパワーがあるからだ。
デジモノ系の評判によれば、Chord Mojoの核心は技術力と製造プロセスの先進性にあり、だからこそあんなに小さく作れるのだそうだ。まあ科学技術が第一の生産力というし、俺も誘惑に負けて一台買ってみた。少なくともリュックの中で場所を取らないのは助かる。
実際に手にしてみると、かなりお得な感じ。音はそこそこだし、そして何より遊び甲斐が半端ない!
これを買ったのは、前回AM2を買ったあとに自分が損をしたと気づいたからだ。
なぜなら買ったあとに飛傲がこう言ったから。「X7ユーザーは誰でも一度だけモジュールを半額で買えるチャンスがあります」と。
そこで俺は言った。「もう金払って買っちゃったんだけど、どうなるの?」
飛傲も丁寧にこう返してきた。「大丈夫です、今後も別のモジュールが出ますので、次回に使っておいてください」
………………
というわけで、ようやくこのチャンスを使い切った。
FiiO X7 は使うほど好きになるプレーヤーなのだけど、どうしても一つ致命的な欠点がある。付属の AM1 アンプモジュールがとにかく残念なのだ。
X7 で一部の曲を再生すると高域にザラつきが出る。ところが X7 の LO 出力をクルマのオーディオにつなぐと、その高域のザラつきは消える。いろいろ考えた結果、原因はあの残念なアンプしかないだろう。
FiiO がわざとやっているのかもしれないが、ありがたいことに公式の中間スペックのアンプ AM2 が発売されている。モジュールの交換も簡単で、六角ネジ一本だけだ。
PHA-2には一つ気に入らない点がある。充電しながら使えないのだ。実際のところ、ほとんどの時間をノートPCのデコーダーとして使っているのだが、こいつはいつも電池切れになるので腹が立つ。
そこで、PHA-2はUSB給電で使えるのかどうかが大きな疑問になった。使えるという人もいるが、手元の個体では無理だった。だからメールで問い合わせるしかない……
というわけで、スペアを買うか……
もともとSony PHA-1の耳放ユーザーで、長いことこいつをノートPCにつないで外付けサウンドカードとして使っていた。ノートPC内蔵のサウンドカードのノイズに悩まされずに済むので、使い勝手そのものに不満はなかった。
ところが先日、PHA-1が当時World of Warcraftで同じサーバーの敵陣営にいて、何度も殺してきたあるネコっぽいゲイの男に強引に買い取られてしまった。仕方なく新しく買うしかない。最初はCreative E5を考えたが、あれはダメだという話を聞いた。PHA-3も検討したが、別途電源供給が必要で、自分のノートPCにはUSBポートがそんなにない。結局PHA-2を代替として買うことになった。
届いてみて、やはりソニー様は神と叫ぶしかない。