仮想現実

『虹彩都市』レビュー

Keyがテンセントに買収されてから、ビジネスの方向性は完全に変わった。妙な……しかし妙に現代的なやり方に舵を切ったのだ。 ひとつは古いIPの熱に便乗して残りカスを絞り取ること。もうひとつは「短くて早い」小規模作品を次々と出し、高速でイテレーションを回して全体の売上を押し上げること。たとえば「Kinetic Novel」という新シリーズは「選択肢なし」のビジュアルノベルを売りにしていて、シナリオと演出を主軸に、より立体的なゲーム体験を提示する。 まあ、これも理解はできる。ゲーム、とくにビジュアルノベルってのは一度開発してしまえば複製コストはほぼゼロだ。作品数さえ多ければ、定期的にセールを打てば多少は売れるし、後の不労所得も期待できる。伝統的なギャルゲーメーカーにとっては悪い話じゃない。だから昨年から今にかけて、Keyの新作が次々と出てくるわけで、今回の新作が『虹彩都市』だ。

Google Cardboard v2 レビュー

以前Cardboardを買ったことがあるが、あれは第一世代だった。第一世代には不満な点がけっこうあって、たとえば大きいスマホに対応していない(当時使っていたのはソニーのZ1だったけど)とか、アプリが少なすぎる(いくつかのデモ以外はほぼ遊べるものがない)とか。ところが最近、Youtubeに本物のパノラマVR映像チャンネルができているのをたまたま見かけて、Google I/Oで登場したあのボックスの第二世代がメルカリ(タオバオ)で爆安になっていることに気づいた。
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Google Cardboard:ファーストインプレッション

CardboardはGoogleが開発者会議で配ったちょっとしたおまけで、いくつかのDemoプログラムを通してかなり簡単な仮想現実体験ができる。シンプルだけど、すごく衝撃的だと言われている。 うん、言われている、だ。各大手フォーラムで他の人の評価を見たんだけど、みんな口を揃えて「ぶっ飛んだ」「やばい」「最高すぎ」とかなんとか。 だから僕もすごく気になって……おっと、好奇心ね、好奇心。で、一個手に入れた。僕のはメルカリで20元のやつ。自分でPDF図面をダウンロードして、紙箱を見つけてDIYしてもいい。箱は大した値段じゃないけど、凸レンズを探すのがちょっと面倒ではある。 で、届いてみたらパチモン度はかなり高い。NFCがない以外は、あるべきものはだいたい揃ってる。