『零れ落ちる少女たち ~パパ活JC快楽堕ちの記録~』レビュー
実を言うと、今の高校生の幸せな生活とは違って。俺は高校に入るまで、小遣いなんて一切もらってなかった。
そう、「お小遣いが少ない」んじゃなくて「そもそもゼロ」だったんだよ。小学生と中学生の頃をどんなふうに過ごしたか、想像してみてくれ。
両親はといえば、完全にお金をくれないわけでもなくて、たまに1元か5元をくれるのが精一杯の譲歩だった。外に出て焼餅や油条入り卵焼きを買うのが、すでにかなり贅沢な消費で、自分の欲しいものを買うためのお金なんて、自分にはまったくなかった。
自分はよく、友達が自分の財布を持っていて、お小遣いで好きなものを買えるのが羨ましかった。でも俺は何を買うにしても、いちいち親の許可を通さないといけない。もちろん、欲しいのはミニ四駆とかそういう類のものだけど、親がそう簡単に買ってくれるわけがない。当時、国内の海賊版の「アオシマ双星」でも人民元で10塊はした。ポケットに1~2塊の硬貨しかない俺には、まったく手の届かない話だった。
「いつか十円持てたらいいのになあ」
当時の俺の願望はそんな感じで、シンプルで、ストレートで、純粋だった。