ZX1

FiiO X7 をしばらく使った感想

FiiO X5Kのユーザーである私にとって、FiiO X7のハード面での進化には正直そこまで興奮しなかった。どんなチップが積まれ、どんな技術が使われているかもろくに調べていない。音だけを取ればX5Kで十分満足していたからだ。少なくとも推力はZX1よりずっと大きいし、基本性能は足りている。チューニングなんてのは所詮あってないようなもので、イヤホンで補えばいい。 ただ、X5Kにはずっと不満だった点がある。UIだ。 FiiOは中国産DAPの中ではUIが最も優れているほうだが、X5Kのあのイライラするドットマトリクスフォントとタッチ非対応の操作には、Sony信者の私としては非常にもどかしさを感じた。特に曲を探すときは悪夢そのもの。さらに笑えるのは、X5Kは曲のジャケットやその他の情報の対応は十分に良いのに、ファイルリストでは曲名が依然としてファイル名のままだということ。私はただ1.XXXX-XXX.flacの山の中をさまようしかなく、しかも多くがアルバム番号で始まっているせいで並べ替えもできず、探すのは諦めるしかなかった。 もうお分かりだろう。私にとってX7の最大の利点は、まったく新しいタッチ操作のUIなのだ。最初にFiiOがAndroidプレーヤーを作ると知ったとき、中国製AndroidプレーヤーのUIには不安しかなかった。せいぜい安っぽさから抜け出した程度だろうと。しかし製品が出て、海外のレビュー動画を見て、むしろ驚きのほうが大きかった。 余計なことはいい。正直、このUIはかなり素晴らしい。

ソニー ウォークマン を使ってみた

高校2年のとき、お年玉が500元あったので、何か買おうと思った。 TomPDAをぶらぶら見ていたら、Sony Walkman E505が出ていた。工場出荷品(工包)で本体のみ、500元ちょっとで売られていた。 50時間のバッテリー持ち、それに見合う見た目。だから……迷わず買った。 実は最初にこれを買ったとき、スペックや音質はあまり気にしていなかった。とにかく見た目が良かったし、その50時間というバッテリー持ちが魅力的だった。当時は iPAQ Hx2410 を持っていたけど、あの悲惨なバッテリー持ちはたったの5時間。それが50時間だ。320KbpsのMP3を詰め込んでも20時間は再生できる。つまりバッテリーのことをほとんど気にしなくていい。一回充電すれば一週間は気ままに使える。高校時代は毎日イライラしていたから、少しでも長く音楽を聴けるのは天国だった。今の言葉で言えば、これは「幸福感を大幅に向上させる」ものだった。

ソニー D100:ファーストインプレッション

玄学が玄学たる所以は、言葉では言い表せない、あるいは正確に表現すらできない内容があまりにも多いことにある。 玄学の語彙も歳月とともに増えていく。たとえば俺が高校生の頃は「低音の下潜は適度、高音は透き通り、中音は甘く、解析が良い」みたいな言葉が主流だった。今は「音場が広い、低音がルーズかタイトか、中音が耳に張り付くか遠いか」になっている。詳しいことは知らんが、少なくとも「下潜」という言葉はもう見かけなくなった。 玄学のもう一つの特徴は正確に表現できず、統一基準もないことだ。多くの玄学マスターは専門機器で周波数特性を測るのが好きだが、どんな周波数特性が「女毒」なのか、どんな周波数特性が「音場が広い」なのか、どんな周波数特性が「ポップス向けチューニング」なのかを教えてくれる人はいない。しかも面白いことに、周波数特性を出しても「音楽は見るものじゃなく聴くものだ、聴感が大事」と言われてしまう…… わからん、本当にわからん…… 玄学には他にも奇妙で、説明不能で、理屈すら言えない言葉がたくさんある。 最近俺が耳にしたのは「音楽の味わい」と「モニターの風格」という二つの言葉。ソニーのD100録音筆は音楽鑑賞に向かない、という人が理由を挙げていた。 「こいつはあらゆる面でZX1を完全に圧倒するけど、音が冷たすぎて、乾きすぎて、モニターしすぎて、抑圧的すぎて、音楽の味わいがない。ZX1やPHA-2の方がずっと滑らかに聴こえる」 音が「滑らか」に聴こえるとは思わなかったし、音に味まであるとは……あらゆる面で完全に圧倒しているのに味がダメとは…… 一体何が音楽味で、何がモニターの風格なのか? 録音筆であるD100で音楽を聴くと実際どうなのか? 達人の話をいくら読んでも答えは出ないから、自分で聴くしかない。
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